2022-01-01から1年間の記事一覧
// イルミネーションの最盛期はクリスマスなのだろう。知ってる。 年越しカウントダウン等で再度局所的な盛り返しを見せるが、新年になるとなんとなく終息してしまうことの多い、儚いエンターテイメント。 だからちょっと出遅れた感は否めないが、大晦日のこ…
// 仮にいきなり知らない外国人に話しかけられ、「日本には何がある?」と聞かれたのであれば、僕だったら「日本には法隆寺がある」と答えるね。 「なぜ日本には法隆寺があるのか?」と聞かれたら、そりゃもちろん「聖徳太子がいたからさ」と答えるね。 その…
// 古都鎌倉。 三方を山、そして残る一方を海で囲まれた、天然の城塞都市である。 かつて幕府が築かれたのも頷ける。(あ、大河「鎌倉殿の13人」お疲れさまでした!) 特は流れて現代。 そんな山の中にとてもオシャレなオープンテラスのカフェレストランがあ…
// 能登半島の先端に当たるのか当たらないのか…という場所にある町、珠洲市三崎町。 この町には超常的なスポットが2つある。 1つは「聖域の岬」。もう1つは「ここが日本の重心地の碑」。 どちらもその概念は目に見えないもののような気がして、最初は頭に「…
// クリスマスの近いこの時期に、お送りしたい記事がある。 ところで本記事、歴代で一番意味不明な記事タイトルのような気がして大変に恐縮だ。 ただし何も知らずに突撃した僕だって混乱したのだし、キチンと背景事情を把握すればこのタイトルだって「なるほ…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 今回は久々にコラムを執筆します。 いやね、実はコラムなんて書くつもりはなかったのです。 コラムは新年一発目とかで、キチンと練りこんだものを書こうと思っていたのです。 ではなぜこんな師走のヘンテコな時期…
// さよならを、言わねばならない。 言える日は、きっと今日しかない。 誰に対して?何に対して? それは僕の心が知っている。 だから僕は服を着替え、車に乗り込む。 …少し濁った空。もう冬が来るとは思えないほどのぬるい風。 2022年秋の最後の日が幕を開…
// 愛知県には、カニの爪のように尖った岬が2つある。 向かって左(西)側は知多半島、右(東)側は渥美半島だ。 両者はそこまで距離が離れていないということもあり、どっちも似たような景観で似たようなグルメが名物であるが、両方共に素晴らしいいのであ…
// 秋も深まりつつある日の夜、僕が目指していたのは「蓬山ログビレッジ」である。 佐野市のかなり山深い自然豊かなエリアにある、キャンプ・バーベキュー・スポーツなど自然の中でのアクティビティを目的にした施設だ。 そんなところに夜に向かうのは、普通…
// いよいよ冬がやってくるな。 冬の寒さが苦手というあなた。 2022年の夏は猛暑すぎて大変だったというが、早くもあの暑さが懐かしいとボヤいているあなた。 …実は僕もだ。 抜けるような青空、入道雲。 夏草の蒸しかえるような匂いを嗅ぎ、汗をかきながら歩…
// 「白糸の滝」というのは全国各地にいくつかあるが、静岡県富士宮市の白糸の滝のお話である。 ここの白糸の滝が絶景なのを知っている方は多いと思う。 無数の小さな滝が織りなす、白い水流のヴェールのような瀑布なのだ。 僕も過去何度か訪問し、スゲース…
// ドラゴンクエストでもなんでもいい。 ゲームの中のフィールドは、どれもとても複雑である。 地下のダンジョンであろうと、天高く聳える塔であろうと、小船で攻略する運河だろうと。 そりゃそうだ。 ゲームプレイヤーを迷わせるため、あえて造りを複雑にし…
// その温泉地に、僕は旅で3回足を運んだことがある。 そう書くと「きっとお気に入りの温泉地なのだね!」とか言われるかも知れない。 すまない、実はそこの温泉に入ったことはないんだ。 それどころか、まともに観光したこともお金を落としたこともない。 …
// 東京の下町、葛飾区の堀切菖蒲園という駅からの徒歩圏内に、一時期バラエティー番組でしばしば取り上げられた「立石バーガー」というお店があった。 ハンドメイド感が満載のハンバーガーの手動販売機がユニークだとか、そんな取り上げられ方だった記憶が…
// 僕はかつて、全国の有名な廃墟や廃村を巡っていた。 語り出すと闇が深くなりすぎるのでここでは避けるが、そりゃもうアドベンチャーの連続であった。 そんな僕が存在は何となく知りつつも、ずーっと未訪問であった廃墟的なスポットがある。 それが「豊後…
// 町中を走る国道からわずか徒歩2・3分で、あのインディジョーンズが飛んだり跳ねたりするようなワイルドな世界にワープできる。 …と聞けば、まぁ全人類行くよね。 事情があってすぐには行けない人も多いだろうけど、気持ちだけは行く気満々になるよね。 今…
// この記事の結論をあらかじめ言うのであれば、「なにがなんだかわからない」だ。 僕は必死に頭を回転させるが、真実には到達できなかったのだ。 だが僕は、「結果」だけを求めてはいない。 結果だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ。 近道すると…
// 僕が人間界に降臨してからというもの、「雲海が嫌いだ」という人間に出会ったことが無い。 秋は雲海のシーズンである。 "天空の城"とか"日本のマチュピチュ"とか呼ばれる「竹田城」の雲海ハイシーズンは、11月下旬から12月上旬だという。 じゃあ雲海を見…
// 「ダンボルギーニ」。 何それ?…って思われる方も多いかもしれないが、ダンボールで作られたランボルギーニである。 女川町の「シーパルピア女川」に展示されている。 昨年である2021年にここは「道の駅 おながわ」になったので、今後はそっちの名称の方…
// 2022年、日本を少しだけ騒がせたニュースがある。 「長万部の巨大水柱」だ。 大地から急に30m級の水柱が昼夜を問わずドバドバと吹き上がり、1ヶ月半後のある日に忽然と消えた。 これが江戸時代であれば、日本むかし話のような伝承となるに違いない。 そん…
// 東京「日本橋」。 僕ごときが語るのもおこがましいほどに、日本のセンター of センターだ。 歩いて行ける範囲に皇居もあるし、東京駅もあるし、日本の中枢を担う各機関もあるし、日本の代表的なデパートの総本山もある。 「日本の中心ってどこ?」って聞…
// 呉の町の、奥の奥。 狭く急な坂を乗り越えて、半分山の中みたいなところまで行くと、すごくワンダフルな仏像たちが出迎えてくれる。 素人ならではの、どこかこじらせた造形の仏像だと僕は感じた。すっげ。 ただただネタ的な意味でそこに興味を持ったのが…
// 幻の真っ黒なそば、音威子府そば。 知らないと絶対読めないと思うが、音威子府(おといねっぷ)と読む。 北海道で一番小さな自治体、音威子府村で作られていたそばだ。 うん、「作られていた」と過去形で書いてしまった。 もう作られていないんだ。 2022年8…
// 三重県民の血の色は何色なのか。 きっと白なのだろうと、僕は思う。 なぜなら、三重県の誇る「大内山牛乳」をこよなく愛しているからだ! それはまさに、三重県民の血! …はいー、いきなり根拠のないこと言いましたー! 三重県の人の血液、実は見たことあ…
// そこに立てば、地球が丸いことを少しだけ実感できる。 遠くに列なる山々、草と土の香り。 信州を駆け抜ける爽やかな風。 僕は今、日本の中心に立っている。 …そんなスポットである。 おっと、「日本の中心に立っている」っていうのは比喩じゃあないんだぜ…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 北海道のリアルタイムレポート、ご覧いただいておりますでしょうか? 「なんだそれ」って方は、まずは以下のリンクから前半戦をご覧下さい。 drive-ns.hatenablog.com …ってことで、無事に日本本土最東端の「納沙…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 台風の進路予想図を見て、僕は「ジャスト――!」と叫んだ。 なぜならば。 僕の旅路にドンピシャのタイミングで、こんなにも美しく弧を描きながら日本列島を直撃する台風14号。 「もうこれ芸術だよね」って思ったか…
// 大阪で一番ディープかつデンジャーなスポットと言えば、西成区の「あいりん地区」かもしれない。 ここ数年で治安が良くなってきたそうだが、僕はドキドキしてしまう。 そんなあいりん地区のボロボロのホルモン屋さんの店先で、ホルモンを立ち食いしノンア…
// その建物の存在に気付いたのがいつだったのかは、もうよく覚えていない。 しかし2014年に初めて外観を写真に撮った日のことはよく覚えている。 真冬の四国を走り回っていたとき、国道55号沿いのすごい廃墟テイストあふれる建物が目に入る。 「あぁ、そう…
// 柱状節理。 それは地球の生み出した芸術作品である。 旅の途中でふとそんな芸術作品を見つけ、しかもそれが天気のいい日であり、公園を散歩しながら眺めることができたら、最高だと思わないかい、あなた。 …かなり一方的な趣味嗜好の押し付けになってしま…