グルメ
フグというのは高級な料亭で日本酒でも嗜みながら食べるもんだと思っていた。未だにそういう機会は訪れないが。 そんな僕が、朝日の射すベンチで潮風にあたりながら1人でムシャムシャとフグを食べたのだ。 目の前をジョギングの人も横切った。ジョギングの人…
十和田市には、ちょっと前まで「ルックワールド」というドライブインがあり、そこには短い年数だけどもレトロな麺類自販機が設置されていたんだよ。2013年の末から2016年の初頭までという短い寿命であったが、その期間内に僕も食べに行くことができた。 その…
南海電鉄の「なんば駅」。そこの社員食堂は、実は何の関係もない一般人も入って利用することができる。それがすごくわかりづらく、そして精神的にすごく入りづらいというウワサをかねてから聞いていた。 まぁ確かにそもそも社員食堂って裏側の施設であり、一…
山手線も乗り入れ、皇居も目の前である有楽町駅。そこの高架下に「慶屋」という、うどんのお店があった。 屋外というか屋台というか立ち食いというか、一見するとそんな風にも見えてしまう粗雑な雰囲気のお店なのだが、実は名誉ある「うどん百名店」に複数回…
焼きそばが好きなのである。 あのソースと青海苔の香りがたまんねーってのもあるが、幼い日に縁日の焼きそばが食べたくっても親が許可してくれずに食べられなかったというほろ苦い思い出もブーストしてくれていると思う。 よって今はご当地焼きそばがあれば…
まずはあなた、「瀞峡(どろきょう)」を知っているか? 奈良県・三重県・和歌山県の3県にまたがる山深い渓谷の中の渓流。すんごい秘境感の漂う素敵な景勝地なのだよ。 ちょうど5年ほど前の話だが、僕もブログ内でこの瀞峡について執筆しているので、自然大…
福井駅の徒歩圏内にある「珈琲所」は、80代の話好きで優しいおじいちゃんが営んでいる純喫茶。 2025年の梅雨入り直前、僕はドライブでそこを訪れて、平和なひとときをすごした。休日に近所の喫茶店でノンビリするのもいいが、せわしない行程の一人旅の中で立…
舞鶴港の中に、漁業関係者御用達みたいな渋い食堂がある。その名を「水協食堂」という。 何の飾り気もない時の止まったような食堂。そこに、なんか知らないけども僕は開店前にヌルッと入ってしまって。そんでさ、そこで食べた海鮮丼が忘れられなくって。 ど…
「絶メシロード」っていうTVドラマがある。 しがないサラリーマンが週末に車中泊しつつ、絶滅しそうな絶品メシを食うというドライブスタイルのグルメ番組だ。 season1はコロナ禍の2020年に放映され、特別編を挟んで2022年にseason2が放映された。season3はま…
とあるSNSに僕が投稿したら、「頻繁に通るけど営業しているの見たことない!」・「20年前から変わらずボロボロ!」・「ずっと廃墟だと思っていた!」みたいなコメントが殺到してしまった、世にも奇妙なお寿司屋さんがあるんだ。 そのお寿司屋さんの名前は「…
熊本空港のすぐ脇に、ホットドッグを販売するキッチンカーがあった。Webには「廃車にしか見えない」・「廃車だと思っていた」・「でもホットドッグ絶品」などという、ギャップ甚だしいコメントがあふれていた。 キッチンカーの名前は「ホットドッグ四ツ葉」…
「大分市公設地方卸売市場」っていう、卸売市場がある。 基本的にはプロの方々が買い物に来る市場なので一般人は特別な日以外は入場することはできないのだが、例外があるのだ。それは市場内の食堂を使用するパターン。用途が買い物ではなく、食事であれば一…
福岡の観光といえば屋台って人も多かろう。僕もだ。 よくWebでは「福岡博多の屋台」のような書かれ方をしているが、よそ者の僕にはどこまでは博多でどこからが福岡なのか、区別がイマイチわからない。2年程前の「ブラタモリ」で説明されていたような気もした…
中からアツアツのうどんやそばが出てくるレトロ自販機。 もう令和の現代では残存数は少ないものの、全国で数10の稼働筐体があり、ドライブインや商店などでひっそりと動いている。 だがな、四国には本格手打ちうどん屋さんの店頭にこれが置いてあるスポット…
山手線の五反田駅から徒歩でほんの2・3分。ちょいとオトナなお店もある界隈であるが、そこに大好きな角打ちのお店がある。名前を「加藤酒店」という。 ちなみに角打ちっていうのは、お酒を売っている酒屋さんなどで、買った商品をその場で飲める形式のお店だ…
ドライブ旅行中、純喫茶で朝ご飯を食べられるととても幸せな気持ちになる。 時間の許す限りドタバタしながら走りまくる距離ガバな僕であるが、コンビニで買ったパンを片手で食べながらハンドルを握るのではなく、あえて喫茶店でコーヒーの香りを嗅ぐ。そうい…
世の中、まだまだレトロブームなのである。 10数年前にはあまり興味を持つ人もいなくって、ただこの世からゆっくりと忘れ去られて行くと思われていたレトロ自販機にも、近年は凄まじい脚光が当たっている。 僕がレトロ自販機の存在を知ったのは、2011年頃だ…
「食堂かどや」というお店の魅力を語るには、まずはお店の外観の写真を見ていただくに限るだろう。 …はい、これ。 豚をかたどった看板、そして「ぶたじる」・「めし」の文字。これを見て胸が躍ったならばあなたもこっち側の人間だし、特に胸が躍らないなら店…
今夜の舞台は、川崎市にある元住吉駅付近だ。 そこにあるカフェだかスナックだかよくわからない小さなお店で夕食を食べると言うだけの話を、淡々と書いていこうという魂胆なのである。 その店には何かすごい特徴があるというわけでは無いかもしれなけど、人…
食堂に足を踏み込むと、その女将さんは僕に対して「もう全部売り切れだぁー!なんッもない!マグロしかないッ!!」って吐き捨てるように言った。 女将さんの中でのマグロはかわいそうなくらいに低位置なのかもしれないが、僕にとってのマグロはごちそうだ。…
名古屋の「喫茶マウンテン」をひとことで表現するなら、なんとなるであろう。過去に僕がこの山を紹介するときに用いた文言を列挙してみよう。 名古屋が日本に誇る魔の山 世界一遭難者の多い「谷川岳」よりも遥かに遭難者が多い山 数多の登山者が遭難した死の…
名古屋人が"山登り"と言うと、それは「喫茶マウンテン」に行くことを指すという。いや、いきなりこんなことを書くと名古屋の人に後ろから刺されるかもしれないが、とりあえずここではそういうことにしておいてほしい。 100数十種類あるメニューの中には、甘…
駅で言えば大阪城北詰駅。そこに昭和レトロな佇まいの角打ちのお店があった。店名は「高野酒店」。 角打ちというのは、酒屋さんの店内にてお酒を飲むこと・そのようなことができるお店を指す。基本的に売っている商品そのままの値段で飲むことができるので居…
松山市から北東方面、奥道後に向かう国道317号沿いにユニークすぎるお店がある。 どう見ても廃電車、ボロボロな電車を使ったレストランなのだ。そのお店の名前は「でんぷん」という。 生まれついての廃墟好きである僕がこのお店に飛びつかない理由はない。突…
寺田町に超激渋な甘味処があるというのでフラリと訪問したのは、2024年の最も寒いであろう時期のことだ。 お店の名は「甘党ゆかり」。 店内に入れたのは1度きりではあるが、ウワサでは90歳代とも言われる仙人のようなおじいさんが営んでいるそのお店は渋さが…
灼熱の2024年夏シーズンがようやく終わりつつあり、どうにか夜は涼しい日が増えてきた。 だとしたらあなた、季節は食欲の秋ですよ。食いまくりグルメツアーを敢行せずして何をすると仰るか。 そういうわけで、今回の舞台は川越の「小江戸」なのである。江戸…
今夜は明石名物の明石焼きについて語ろうか。 なお、現地の言葉では"玉子焼き"なのであるが、当ブログではわかりやすく"明石焼き"と呼ばせていただきたい。 さて、明石焼きとは何なのか。ひとことで言うと「ダシで食べるたこ焼き」みたいになるのかもしれな…
現在は多くの人がその存在を知ることなったレトロ自販機。 いや、もちろん昭和時代や平成初期の栄華をご存じの方であれば「は?最初から知ってますけど?」みたいな感じかと思うけど、ここ10年くらいで若年層などにも広く知られるようになったじゃない。 そ…
美深町にある「井上食堂」。オーナーさんが2022年12月に入院してしまい、それ以降は2024年8月現在に至るまで休業が続いている。 それまではね、ツーリングマップルにも掲載されているコアな人気店だったんだ。濃厚でおいしいと評判のソフトクリームはオーダ…
岩国市、全国的に有名な景勝地「錦帯橋」の近くに「欽明館」という自販機コーナーがある。 これまた(レトロ自販機マニアにとっては)全国的に有名なスポットなのである。今は残念ながら錦帯橋には知名度も価値も今一歩届かないが、あと数100年欽明館が存続…