週末大冒険

週末大冒険

ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

グルメ

No.326【長崎県】佐世保の夜!緊張感あふれる絶品ハンバーガー「ブルースカイ」を再訪!!

// ヤーキーズ・ドットソンの法則というのがある。 適度な緊張がパフォーマンスを向上させてくれるという理論だ。ぬるま湯では人間ダメになるのだ。ストレスを乗り切った先に栄光があるのだ。 さて、佐世保バーガーで有名な佐世保の町の夜である。 2023年の…

No.325【高知県】西日本で唯一のトースト自販機!!「コインスナックプラザ」は超貴重だ!

// 今、全国で静かなブームであるレトロ自販機。 まだ日本にコンビニが普及する前の昭和後期に、昼夜を問わず走り続けるトラックドライバーが夜間でも温かい食事にありつけるよう登場したのが始まりだそうだ。 こういったレトロなマシーンがまだ日本に少しだ…

No.324【富山県】86歳のおじいちゃんの作るポーク風ライスがうますぎて…!絶滅前に行け!

// 「お食事処 ポーク」。 2023年現在で86歳のおじいちゃんオーナーが作る唯一無二の味、"ポーク風ライス"を味わえるお店である。後継者はいないという。 絶滅してしまいそうな絶品メシ、つまり"絶メシ"を追い求めて僕も富山に車を走らせる。おじいちゃんが…

【特集】レトロ自販機のギミックがエモい!!麺類やトーストを食べて巡ろう!(西日本編)

// 世は空前のレトロブームなのである。 10年前にはあまり興味を持つ人もいなくって、ただこの世からゆっくりと忘れ去られて行くと思われていたレトロ自販機にも、今や凄まじい脚光が当たっている。 僕がレトロ自販機の存在を知ったのは、2011年頃だっただろ…

No.319【大阪府】ディープな西成で激安の立ち食い!旅人YAMAが選ぶインパクトある3店舗!

// 聞いてくれ。 僕の母は潔癖で健康志向で、小さい頃は模擬店の食べ物・冷凍食品・インスタント・衣でかさ増しした惣菜等、まともに食べることができなかった。 今思えばそれはひとえに子供への愛なのだが、押さえつけられた欲望は反動でどこかで放出されて…

No.314【静岡県】静岡県の最南端の岬「御前崎」!灯台良し、景色良し、グルメ良しで最高!

// 静岡県の本土の最南端は、「御前崎」である。 油断していると伊豆半島の最南端の「石廊崎」が最南端かなって思ってしまいがちだけど、僅差で御前崎なのである。 ちょっとGoogleマップを引っ張ってくるからその目でご確認いただきたい。 こんな感じで、身…

No.303【北海道】函館ハセガワストア&根室タイエー!ご当地コンビニで焼き鳥弁当を食う!

// 北海道にある、ローカルコンビニチェーン2つを取り上げたい。 1つは函館の「ハセガワストア」、もう1つは根室の「タイエー」だ。 さらには、それらのコンビニチェーン2つ共に名物としている「やきとり弁当」という名前の豚肉の弁当にフォーカスしたい。鳥…

No.299【三重県】飲食店ほぼ無い小さな島!スナックのママが1000円でご飯いっぱいくれた!

// 伊勢志摩エリアには、かつて"売春島"と呼ばれた島、「渡鹿野島(わたかのじま)」がある。おっと、それは"かつて"の話だし、今回の記事では"かつて"を掘り起こすような内容は無いから安心して読んでくれよ。 僕はひょんなことからその島に1泊することとな…

No.295【新潟県】名物の黄色いカレーはなぜか惹かれる!バスセンターに立ち寄ってみよう!

// 2023年もまた猛暑である。 災害級の猛暑と言われ、外を歩くのはもはや死亡フラグを積み上げるのと同義である。 そんなときにスタミナをつけてくれる食べ物と言えば、カレーなのである。 今日は昨年の暑い日に、「万代シテイバスセンター」の名物であるバ…

No.293【青森県】ガッツリ食べて350円!「惣菜田中」の渋い空間でのイートインが好きだ!

// 青森の市街地。 そこには「ここはホントに令和かな?昭和じゃないのかな?」みたいな雰囲気と価格設定の惣菜屋さんがある。 僕は何度も訪問しているが、一食で350円以上を使ったことが無い。 そしてここ、店内でイートインができるのだ。 その場で選んだ…

No.292【山形県】古き良き日本の夏!?「関山大滝」で水遊び、ドライブインの畳で定食!

// 100人いれば100通りの夏がある。 正解も不正解も無いのだ。 ただ、あの夏に僕は感じた。 体験したことはないけれども、日本人の心の奥底に残る夏休みの記憶。 誰もが思い描いたことのある日本の夏。 それは実在していたのだなぁと。 涼を求めて 世の中は…

No.288【愛知県】暖簾も看板も無い伝説の激渋食堂「てんぷら屋」!突然の閉店にショック!

// 普通の人は、この建物の外観を見て「あぁ、ここは食堂ですね」とは言わない。 少なくともそういうことは義務教育でも習わないし、会社の新人研修でも教えてくれない。 暖簾も無い。看板も無い。 やたら小さい。入るのに勇気がいる。オーダーのしかたが少…

No.285【北海道】廃墟じゃないよ!500円のかに飯の店「かに太郎」!その攻略談をご紹介!

// いつも何気なく視界に入る廃墟。 いや、「視界に入っている」とすら認識しないほどに疑問を持たない廃墟。 それがもし「いや、廃墟じゃないよ。営業している食事処だよ。」と言われたら。 「待て待て待て!じゃあ今度改めてしっかり見てみるわ!なんだっ…

No.281【東京都】3人で満員!?池袋の極狭「四國屋」でうどん食べ、ばあちゃんと語る夜!

// 大都会、池袋の夜。 立ち並ぶビル群と、そこを行きかう人々。 気軽に入れる大衆居酒屋もあれば、いい匂いを路上に振りまく焼き鳥屋もあるし、ちょいといかがわしいお店の客引きもある。 とにもかくにも、24時間活気づいている町というイメージだ。 そんな…

No.279【青森県】最高の焼きおにぎりを求め豪雪を彷徨い…!そして見つけた激渋な惣菜店!

// 寒ければ寒いほどいい。なんなら吹雪いていたっていい。 そんな中、七輪で焼いたおにぎりに醤油を塗ってもらうのだ。 途端に芳ばしい香りが鼻孔をくすぐる。 焼き上がったら早速食べるのがよい。 かじかんだ手には、焼きおにぎりの熱が包んだ新聞紙越しに…

No.277【香川県】印象深いさぬきうどん屋を巡ろうぜ!旅人YAMAが選ぶ忘れられない3店舗!

// 47都道府県の中で最も小さい香川県。 しかし星の数ほどうどん屋がある。いや、星よりかは少ないけど800店舗くらいはある。 僕が訪れたうどん屋はそんな中のほんの数10店舗だが、どれも格別にうまい。 香川県に行くとついついうどん屋巡りをしてしまう。 …

No.272【東京都】再訪できず無念!!おばあちゃんの焼き鳥を食べながら読書したかった!

// 無機質な部屋。 簡素なテーブルとイスと文庫本。 そんな空間で、老婆の焼いた焼き鳥を、僕はハムハム食べたのだ。 「これまでの人生で一番おいしいかもしれないな」って思ったほどであった。 2022年の猛暑の季節の夕暮れ、本当にステキなひとときであった…

No.268【群馬県】建物グニャグニャ屋根バッキバキ!そんなドライブインを僕は愛そう!!

// 昭和レトロなドライブインが好きだ。 幼い日の夕暮れ、遠くまでドライブした帰りに父親と立ち寄って、ヤクルトを買ってくれたセピア色の思い出。 いや、それは僕の脳が勝手に捏造した都合のいい思い出なんだけど、誰もがそんなシーンを思い描いてしまうほ…

No.262【和歌山県】生マグロ水揚げ日本一!夜の「紀伊勝浦漁港」から漁船と海を眺めた!

// 和歌山県の南部、那智勝浦の町。 日本三名瀑の1つである「那智の滝」があったり、町の各所で温泉が湧いていたり、近くに捕鯨基地があったり、生のマグロの水揚げ量が日本一であったり…。 いろいろと魅力いっぱいの町だ。 そんな那智勝浦の魅力をたくさん…

No.251【北海道】戦慄せよ、圧巻の廃墟系喫茶店!60年の歴史が創り出す退廃美に心震えた!

// 日本6周目の北海道は、2回に分けて走り回った。 広大な北の大地ならではの地平線・草原・青い海・グルメ…。 そういうあなたも想像できるであろう思い出ももちろんたくさんあるが、その中でも僕が「あそこは本当に良かったなぁ、ウフフ…」と思い出す回数が…

No.248【広島県】街は輝く!おとぎ話の世界のように!「ドリミネーション」すごかったぞ!

// イルミネーションの最盛期はクリスマスなのだろう。知ってる。 年越しカウントダウン等で再度局所的な盛り返しを見せるが、新年になるとなんとなく終息してしまうことの多い、儚いエンターテイメント。 だからちょっと出遅れた感は否めないが、大晦日のこ…

No.246【神奈川県】森の高台に現れる天空のカフェ「樹ガーデン」!残念ながら年末に閉店!

// 古都鎌倉。 三方を山、そして残る一方を海で囲まれた、天然の城塞都市である。 かつて幕府が築かれたのも頷ける。(あ、大河「鎌倉殿の13人」お疲れさまでした!) 特は流れて現代。 そんな山の中にとてもオシャレなオープンテラスのカフェレストランがあ…

No.243【神奈川県】70年続いた老舗肉屋「不二屋」の最終日!!僕はお弁当を買いに行く!

// さよならを、言わねばならない。 言える日は、きっと今日しかない。 誰に対して?何に対して? それは僕の心が知っている。 だから僕は服を着替え、車に乗り込む。 …少し濁った空。もう冬が来るとは思えないほどのぬるい風。 2022年秋の最後の日が幕を開…

No.242【愛知県】渥美半島先端「伊良湖岬」!タカは群れて柱を作り、大アサリはうまい!

// 愛知県には、カニの爪のように尖った岬が2つある。 向かって左(西)側は知多半島、右(東)側は渥美半島だ。 両者はそこまで距離が離れていないということもあり、どっちも似たような景観で似たようなグルメが名物であるが、両方共に素晴らしいいのであ…

No.236【東京都】手動販売機!ハンバーガーと餅!「立石バーガー」の迷走に翻弄されたい!

// 東京の下町、葛飾区の堀切菖蒲園という駅からの徒歩圏内に、一時期バラエティー番組でしばしば取り上げられた「立石バーガー」というお店があった。 ハンドメイド感が満載のハンバーガーの手動販売機がユニークだとか、そんな取り上げられ方だった記憶が…

No.227【東京都・北海道】幻の黒い音威子府そば!生産終了でこの世から消える前に食べる!

// 幻の真っ黒なそば、音威子府そば。 知らないと絶対読めないと思うが、音威子府(おといねっぷ)と読む。 北海道で一番小さな自治体、音威子府村で作られていたそばだ。 うん、「作られていた」と過去形で書いてしまった。 もう作られていないんだ。 2022年8…

No.224【大阪府】ドヤ街、西成地区の店頭で鉄板を囲んで肉を食う!立ち飲みの真髄を見た!

// 大阪で一番ディープかつデンジャーなスポットと言えば、西成区の「あいりん地区」かもしれない。 ここ数年で治安が良くなってきたそうだが、僕はドキドキしてしまう。 そんなあいりん地区のボロボロのホルモン屋さんの店先で、ホルモンを立ち食いしノンア…

No.223【徳島県】どう見ても廃墟な喫茶店!!店主自らレンガを積んだ巨大建造物を訪問!

// その建物の存在に気付いたのがいつだったのかは、もうよく覚えていない。 しかし2014年に初めて外観を写真に撮った日のことはよく覚えている。 真冬の四国を走り回っていたとき、国道55号沿いのすごい廃墟テイストあふれる建物が目に入る。 「あぁ、そう…

No.217【石川県】能登半島最先端「禄剛崎」!!だが同時に日本列島の中心だ!なんで!?

// 能登半島。 それは日本有数の握りやすい形状の半島だ。 その先端にある岬の名は「禄剛崎(ろっこうさき)」という。 岬好きであれば抑えておきたいスポットだ。 さらにさらに、この岬には驚きのポテンシャルがある。 それは、ここが日本列島の中心にあた…

No.215【静岡県】ずっと大将のターン!!「とんかつ一」は無限にお替りを盛られ続けるぞ!

// おかわり自由なお店であれば、世の中に数多とある。 バイキングやビュッフェもこの類だ。 だが、それらは自分の意思でのおかわりだ。 もし店側が積極的におかわりを盛りつけてくるとなると、こちらの姿勢もガラリと変わる。 この代表例はわんこ蕎麦であろ…