週末大冒険

週末大冒険

ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

【コラム】日本を6周もしてしまった僕!!なんでボロ系のスポットを好きになったのか!?

こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。

 

今回は久々にコラムを執筆します。

いやね、実はコラムなんて書くつもりはなかったのです。

コラムは新年一発目とかで、キチンと練りこんだものを書こうと思っていたのです。

 

ではなぜこんな師走のヘンテコな時期に僕がコラムを書いているのか。

もしかして、観光スポット情報のネタがもうギリギリなのか。

 

まぁそうなのです。

ある意味ギリギリなのです。ピンチ。

 

 

そんな穏やかでない師走。

寒い寒い1年の終わりの月。

なぜ僕がギリギリなのか、そこいらの事情も含めて書き殴りましょう。ぶっちゃけましょう。特別だ。

 

 

震える季節・震える世界

 

前提の話をしましょう。

僕は【週末大冒険】に、3日~4日のスパンで記事をUPしています。

 

なぜこのスパンにしたのかと聞かれたところで明確な答えはないのですが、「スパンにムラが無く、大体決まった間隔で記事がUPされたら閲覧する人も安心でアクセス数が伸びそうだよね」という思いからです。

1記事の執筆にどれだけの時間を使うのか、そしてその時間をどのくらい日々の中で捻出できるのか、それをなんとなく「3日間」と見込みました。

 

正直、記事の内容やボリュームによってはこの「3日間」はなかなか厳しいです。

しばしば4日間スパンになっているのは、そういう事情からです。

さらにときどき5日間隔にもなりますよね。これは「YAMAさん死んでいる」と思ってください。

 

ヤバいときのイメージ

最近も割と忙しく、結構恒久的に睡眠不足でフラフラしていたりもしていますが、ブログ執筆は好き。

好きだからこそ頑張っているのです。

 

自分よがりの記事ばかりで本当に恐縮ですが、それなりに生きがいを感じているので、SNSとかで好意的なコメントを見つければ1日幸せな気持ちになれますし、ブログが縁でラジオ出演させてもらったりして、すごいありがたい気持ちです。

 

↓ フォロワーさんが1万人いったら泣いて喜ぶと思う。

twitter.com

 

さてさて、これで少しはYAMAさんの好感度が上がったでしょうか。

そんな誠実で律儀な僕がなぜギリギリの状態になってしまったのか…。

 

それは、所用で1週間ほど家を空けてしまうことになったからです。

正に今、しばらく家に帰っていません。

はい、引っ張った割にはあっさりさっぱりした理由でごめんなさい。

 

そりゃ僕も、事前に記事を書き溜めようとかしましたよ。

でも先日身内に不要があり、喪中はがきを急いで出さないとあれやこれやでメンドウでしょ?

それを夜な夜な作っていたらほら、書き溜めるハズのネタも書き溜められないタイミングでファーラウェイですわ。

 

吹雪…!

すっげぇ北国まで来た。

雪エグい。寒い。ってゆーか痛い。

 

ヤバい…!

だから調査や写真の収集が必要な観光スポット情報の執筆ではなく、酒飲んでダラダラ執筆できる【コラム】にしたのです。

うん、今はシラフではないよ。当たり前。

 

1人ジンギスカン記念日

それでは2つほど裏情報を語ります。

酒を飲みながら駄文を綴ります。

 

(旅先の酒は酔いが回るのが早い。普段の3倍酔う。)

 

 

なぜ僕はボロスポットを好きになったのか

 

ボロ食堂・ボロ宿・ボロ温泉・ボロ自販機…。

僕は年季が入りまくったスポットが好きである。

 

ボロ自販機、もちろん現役

そして、これを見ているあなたもそこそこ好きなのだろう、少なくとも怖いもの見たさはあるだろうと認識している。

コレ系の記事はアクセス数がなかなか多いからだ。

 

なぜ僕はボロ系が好きなのか。

 

人は大人になり、歴史を知り、物の価値を知るようになると、古いものに興味を示すようになると考えている。

僕も子供時代の修学旅行や家族旅行で訪れた神社仏閣や宿場町は、正直当時退屈な思いもした。だけども今はその素晴らしさ、詫び錆の良さがわかる。

 

奈良井宿、マジ好き

…っていう世間一般にも当てはまる、ありきたりな感情が暴走してしまい、【侘び寂び】を超過して【ボロ界】まで到達したのか。

 

違う。

戻ってきたのだ、僕は。

 

麗しき廃墟よ

ボロ界どころか、その先の【廃墟界】まで到達していたのだ。

大気圏突破してから戻ってきて息を吸えているのだ。

 

一般的な人の成長曲線と、僕の成長曲線

 

―*-*-*-*-*-*-

 

2011年の東日本大震災

転機はそこだった。

 

僕は福島県浜通りに災害復旧ボランティアをしに行った。

今まで何度かドライブした地が見るも無残に崩れており、大きなショックを受けた。

 

drive-ns.hatenablog.com

 

当たり前のようにずっとあると思ってた景勝地・観光地・食事処。

それらのどれもが永久ではなかったのだ。

ガレキの中でそれを痛感した。

 

あのときの南相馬

…であればYAMAよ、オマエは今後どのように動くのだ。

「失われゆく文化を、その前にこの目に焼き付ける」

それはいい。そこまでの思考はいい。

 

しかしちょっと思い込みの強い僕は、"失われゆく"をマジのギリッギリの境界線に設定した。

それすなわち、廃村・廃墟だ。

 

こんなところでくつろぎたい

北海道から沖縄の八重山諸島まで、名だたる全国の廃墟を巡った。

明治時代の古地図を手掛かりに山道を見つけて辿ったこともあった。

 

Webにほとんど情報がない廃墟も、あらゆる側面から検索し、推理し、パズルのように情報を組み立てて位置を特定した。

大崩壊・警備・封鎖など、潜入にはリスクを伴う物件もあった。

 

グジュグジュに崩れる隔離病棟のベッド

心臓バクバク言わせながら辿り着いたその先の世界は、すごかった。

崩壊美。鳥肌が立つほどの感動だ。

 

世間から忘れ去られ、大地に溶け行く歴史。

その最後の一瞬に出会える喜び。

 

短命に終わったロープウェイ乗り場の事務室

廃墟最高!!

人がいなくなったからこそ情緒あり!

…って思った。

いつだってショルダーバッグには、軍手やヘッドライトや簡易冒険グッズが入っていた。

 

夢と思い出の詰まった小学校

ふと「廃墟界から卒業しなければ」と思ったのは、日本5周目に入ってからだ。

目立つ車に乗った。

守るべき存在もできた。

あまりヤンチャしてはダメだ、そろそろ。

しばらくは禁断症状も出たが、じきに僕は廃墟界から大きく遠のいた。

 

それでもちょっと諦められない気持ちがあった僕は、「廃墟の手前の世界」に目覚めることになる。

冒頭のボロ系スポットだ。

 

秋田県で出会った老舗食堂、最高

最初は廃墟の代用として巡っていた。

だけども今は違う。

ボロ系スポットには廃墟にはない魅力が溢れている。

 

そもそもボロくなるまでそこにある、ということが魅力の1つだ。

ボロ食堂であれば、何10年も地域の人に愛されている必要がある。

そのためには美味しさ、ご主人の人情などが必要。それらを味わえるだけでも幸せだ。

 

福島県、日本人の原風景のような食堂

ときどきバランスが悪くって、「美味しくないけどご主人の人情がすごい」とか「美味しいけどご主人がマジとっつきにくい」とかあるけど、それはそれでネタとして最高だ。

 

チェーン店には無い唯一無二のその魅力を求めて、今日も僕は走り続ける。

 

 

なぜ僕は日本を何周もするのか

 

僕は日本を6周している。

正確にはまだ6周目の途中だが、もう日本6周目は97%くらい終わっており、2023年の春には終了する。

だからもう日本6周走っていると言ってもいいだろう。

 

なんでそんなに走るのだろうか?

何周もしたからこそ見える世界ってあるのだろうか?

 

ー*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

僕の日本一周は、すべて車だ。

全て自宅(あるいは地元)から車で出かけ、そして帰ってくる。

 

日本1周目は、学生時代に始めた。

12回に分けて日本一周した。

アホの仲間たちとムチャなスケジュールで走り回り、各県で1つずつくらいしか観光しなかった。

それでも仲間たちとの非日常的なドライブはとてもとても楽しかった。

笑いあり・涙あり・喧嘩あり…。青春そのものだ。

 

阿蘇の草千里を眺めながら

日本2周目は、同じく仲間たちとのドライブだった。

しかし各県でしっかり観光し、90回くらいに分けて日本一周した。

超有名観光地はこのとき大体制覇したし、グルメにも目覚めて現地のおいしいものも食べたりした。

 

1人で出かけるときには車中泊したり車中自炊したりもし、企画力・知識は格段にUPした。

日本本土の四島の再東西南北端16岬を制覇したものこのときだ。

 

無知が故の無謀さでどこへでも

日本3周目は、「このままじゃだめだ!」って思った。

日本一周している他の旅人たちは、宿でほかの旅人と飲み明かしたり、旅先で出会って一緒に行動したり、出会いと別れを繰り返しているのだ。

なにそれすごいドラマ!

それに引き換え、1人で車中泊している僕のなんと寂しいことか!

 

僕はその理想を全部叶えることにした。

旅人が集結する離島にも多く出かけた。

旅人宿のオーナー・島で出会った旅人、お互いの旅路の中で共に冒険した仲間…。

今でもそれらの人たちとは多く交流がある。

旅人としての土台はここでできたのだ。

(仲間たちとも多くドライブしたけど)

 

オホーツクに巨大カニの爪が出現

日本4周目は、もう日本の主だった観光地はほぼ制覇していた。

次に手を出すのは、秘境である。マイナーで誰も知らない場所にこそ、魅力がある。

廃墟も廃村も好きだ。未舗装路も林道も好きだ。

 

日本の中心をほぼ制覇したのもこのときだ。

レトロ自販機を巡り始めたのもこのときだ。

以前止まった旅人宿にまた泊まりに行くことで、交友も深くなった。

多くの旅人との出会いもあった。

 

基本的に行動は1人だった。

僕は冒険家だった。

 

もうすぐ本土最南端

日本5周目では、失敗と成功が同時にやってきた。

HUMMER_H3というデカい車に乗ったのだ。

長年憧れの車で大好きだったのだが、いかんせんデカすぎて狭い道や狭い駐車場を敬遠するようになった。

 

前項の通り廃墟は卒業したが、ボロに目覚めた。鄙びた湯治宿で1人自炊して酒を飲むのも好きになった。

ボロ以外では珍スポットをかなり精力的に巡ることとなった。もともと好きだったが、さらに火が付いた。

 

雪道を走るのも好きだ。

バーで飲む酒もフランス料理も好きだ。

 

2020年頃閉鎖されてしまった、思い出の風力発電

日本6周目では、日産パオを買った。

すさまじく小回りが利き、悪路以外はどこでも行ける気がする。

ボロ系や珍スポットも引き続き行っているが、純喫茶・老舗居酒屋にも行く。

 

興味は尽きない。

何度訪問しても楽しめるスポットもあるが、人間今日もは徐々に変わる。

興味を更新しながら日本を巡れば、毎周飽きることはないのだ。

僕はこうして、まだまだ成長するのだ。

 

いつも一緒に

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しかし、何周も巡ることで切なくなることもある。

何度も同じスポットを訪問すると、どうしての初回ほどの感動はなくなるのだ。

 

例えば初めて日本本土最北端の「宗谷岬」を訪問した時は「うぉぉ!宗谷岬だーー!!」って有頂天になった。

しかし6回とか行くと、「はい、宗谷岬。今日も素敵!」って言って写真撮ってササッと立ち去るとかだ。

 

「慣れ」はある意味恐ろしい…

そりゃそうだ。

初めての映画を見るときのハラハラドキドキや感動と、6回目で展開も結末もわかっている状態では雲泥の差だ。

 

もちろん、何度も映画を見るからこその細かいポイントに気づくとか、背景情報なども加味してみるだとか、複数回だからこその楽しみもある。

それはドライブであっても同様だ。四季・天気・出会いなどなど条件が変われば印象も変わる。新しい思い出ができる。

 

お馴染み五箇山、天気悪いけど紅葉綺麗だから良し!

僕は人生で日本10周したいと考えている。

まだまだ新しいエピソードができるだろう。

知識はもっと広く深くなるだろう。

 

その濃縮したエピソードだけを、【週末大冒険】で今後も公開していきたいと思う。

だから、今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

以上、ギリギリを生きる旅人YAMAが酒を飲みながら駄文を綴りました。

(早く真っ当な人間になれるといいね)

 

このギリギリの表面張力が素敵