週末大冒険

週末大冒険

ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

すごい宿

No.513【島根県】老舗民宿「西亀荘」!館内渋いし食事は提携ドライブインでいい思い出だ!

「日御碕」っていうすごくいい岬があって、そこに建つ灯台はオーソドックスなものとしては日本一高い。ここは超有名なので知っている人も多かろう。 そんな日御碕の近くには「日御碕ドライブイン」っていう、ちょいとレトロな雰囲気のドライブインがある。日…

No.474【滋賀県】コスパ最強!3500円で泊まれる「ホテル大津」は元ラブホで部屋が広大!

「ホテル大津」は、最寄りの駅から直線距離で1.5kmくらいのところにあるんだけど、車を使って峠を越えれば京都の「銀閣寺」とかに20分ほどで行けるような立地だ。 なのに1人1泊3500円だったりする。 このご時世でその価格はブッ壊れすぎだろ…! 僕も2025年の…

No.470【兵庫県】日本一安くて日本一ヤバい!?勇気を出して「三和ホテル」に宿泊した!

寒い・固い・臭い・狭い…。 寝てもすぐに目が覚めてしまう。朝はまだか。 僕は1泊1100円のホテルの一室で身を丸め、遠い朝を待ちわびていた。 では、今日は「三和ホテル」の話をしようね。 物価高の影響で、都市部では素泊まりのホテルであっても繁忙期の宿…

No.468【福井県】激渋民宿「さるはし」で1人弁当を食って寝る!こういうのがいいんだよ!

ガチめな古民家みたいな旅館で、1人軽く酒を飲んで布団を敷いて寝るのが好きだ。 10代の頃は和室に泊まるのが嫌で、ホテルのベッドに憧れていた時期もあった。今は違うんだ。詫び寂びを堪能することこそ旅なんじゃないかと考えている。 だから昭和レトロな雰…

No.445【新潟県】宿泊2000円台でレトロ自販機もある「公楽園」!特別室に泊まってみた!

田園にたたずむドライブイン「公楽園」。 一見するとドライブインなのかすらわからない無骨なコンクリートの施設である。 ただ、ここはすごいポテンシャルを秘めた、全国のマニア涎垂もののレトロ界の聖地なのだ。 日本最北のトーストのレトロ自販機がある 3…

No.422【高知県】ご飯ドカ盛り「民宿 高原」!!出会った旅人と飲み明かして楽しかった!

四国最南端の岬である「足摺岬」のすぐ近くに、「民宿 高原」という宿がある。たぶん。 かつて僕は宿泊したのだが、2024年現在はGoogleマップに出てこないし、Webで探しても近年宿泊したという人の記録がない。もしかしたら廃業してしまったのだろうか…。 Go…

No.417【山形県】山奥にたたずむ大正浪漫!「銀山温泉」の夜がステキすぎて忘れられない!

大正レトロな旅館が立ち並ぶ「銀山温泉」。とりわけ雪の積もった夜の景観は幻想的で、多くの人の心を捉えて離してくれない。 僕も初めて銀山温泉を散策したときは、まるで初めて大規模遊園地を訪れたときのような高揚感があったよ。でも遊園地のようなシンプ…

No.416【群馬県】まるで「千と千尋の神隠し」の世界!「四万温泉」は僕の温泉旅の原点だ!

温泉好きの人の足元にも及ばないが、僕もたまーに温泉地に出かけ、旅館でゆったりした時間を過ごしたりしている。 以前は「体を洗うならシャワーで充分」・「ゆっくりしているヒマがあるならアクセル踏もうよ」・「寝るだけなら車中泊の方が自由度が高い」と…

No.415【兵庫県】関西の奥座敷「有馬温泉」!お湯も宿も良かったが、狭路に車が詰まった!

「豊臣秀吉」も愛した関西の奥座敷「有馬温泉」。 日本三古泉(道後温泉・白浜温泉・有馬温泉)、そして日本三名泉(草津温泉・下呂温泉・有馬温泉)の両方にノミネートされていることから、そのポテンシャルの高さを窺える。 …にもかかわらず、神戸や大阪か…

No.414【宮城県】超激渋、東鳴子温泉「高友旅館」!自炊しお風呂入り酒飲んで最高だった!

「東鳴子温泉」は、激渋温泉好きなマニアックな人種の聖地であると聞いた。"東"という一文字が付くだけで、「鳴子温泉」よりグッと渋みが数段跳ね上がるのだ。 その理由としては東鳴子温泉は湯治宿から栄えたから、らしいな。高級なおもてなしを主とするので…

No.413【岐阜県】昭和天皇も上皇陛下も来た!!下呂温泉の歴史ある「湯之島館」に宿泊!

「日本三名泉」とは、兵庫県「有馬温泉」・群馬県「草津温泉」・岐阜県「下呂温泉」を指す。 温泉自体にはさほど興味がない僕ではあるが、温泉旅館でグータラしてチヤホヤされるのが快感だと学んできたお年頃だ。怠惰って、いい言葉だよねぇ…。一生続けたい…

No.412【福島県】独立国家ニコニコ共和国とは!?日本に統合した「岳温泉」で痕跡を探る!

10月最初の週は半袖を着ていたというのに、ここ2・3日で一気に寒くなって暖房をつけたい衝動に駆られている。いや、100歩ゆずって暖房は尚早だとしても、温泉に浸かりたい気持ちにはなっている。 天気予報を見るとまた数日後には最高気温27℃などの日が目白押…

No.403【高知県】まるで九龍城!!カオスな「沢田マンション」に1泊したら最高だったぞ!

高知駅から徒歩圏内に、とんでもないマンションがある。 "高知のサグラダファミリア"・"高知の九龍城"・"日本最大の違法建築"・”軍艦島マンション”などなど、様々な呼称を持つマンションだ。その名は「沢田マンション」。"沢マン"と略されることが多い。 初…

No.397【青森県】激渋でアットホームな「民宿最上」!ねぶた直後の夏の暑さを味わった!

今年のねぶた祭りもきっと熱かったろう。 残念ながら僕はねぶた祭りを見たことはないし、ねぶた期間の青森市内に足を踏み入れたこともない。あ、でもな、ねぶた翌日の青森市になら行ったことがある。日本6周目でだ。 ねぶたの残り火を感じられるような、暑い…

No.390【沖縄県】波照間島のドカ盛りの宿「たましろ」!日本一汚い!?でも最高に楽しい!

遥か南の海。石垣島から小船に揺られて辿り着いた、日本の有人最南端の波照間島。 そこに「たましろ」という名前のクレイジー極まりない宿があった。 日本一ボロいとか、日本一汚いと言われる宿。愉快な旅人が集まってドカ盛りご飯をつつきながら毎晩ゆんた…

No.343【青森県】吹雪の日に宿泊したレトロな「尾野旅館」!女将の即席晩酌セットに感謝!

年始早々の津軽地方は、そりゃもう寒くてさ。 前日は頑張って車中泊したのだが、今晩は暖かい布団で寝たいと心に決めたのだ。 こうして出会ったのが、鰺ヶ沢駅前にある「尾野旅館」である。 五所川原から鰺ヶ沢の間で素泊まりできて安くて、そしてヴィンテー…

No.335【青森県】泊まれる遊郭「新むつ旅館」!!またいつか再開してほしいと切に願う…!

国の登録有形文化財であり、泊まれる元遊郭「新むつ旅館」。 女将さんが亡くなり2022年廃業となった。 現在は外観は見ることができるものの、中に入ることはできない。あの激渋な建物内部、特徴的なY字階段、吹き抜け部分の空中回廊…。 あのドキドキワクワク…

No.297【栃木県】「ボロボロですけどいいですか?」名湯老舗宿で自炊し1人の世界を堪能!

予約の電話のとき、「ウチの宿、ボロボロですけどいいですか?」って聞かれた。 「はい、問題ありません」と答え、無事に予約は完了した。 ちょっとしてから、「んーっと、よかったのかな…?」って自問自答した。 …「那須湯本温泉」には「雲海閣」という温泉…

No.265【福島県】自炊専門のちょっとボロい「中の湯旅館」!1人で過ごす時間が至高だぞ!

「ここに来たことありますか?」 「ここがどんな宿か知っているんですか?」 「本当に大丈夫ですか?何もないですよ。ご飯も飲み物も無いですよ。」 電話口の女将は、若干いぶかし気に僕に質問を繰り出してきた。 大丈夫なのだ。 僕は初めてだが、カクゴがで…

No.263【岩手県】12年経っても心のしこりは取れず…。震災の津波で消えた旅館の思い出…。

2023年3月。 あの東日本大震災から12年の月日が流れようとしている。 もうあの震災は一昔前なのだ。 だけども今でも僕はあのときのことを思い出すたびに心がゾワゾワとする。 東北とは縁も所縁もない地に住んでいたのに、いまだに涙が出る。 僕が、日本が、…

No.255【愛知県】名古屋の駅近に1600円で泊まる!簡易宿泊所「第3松竹梅ホテル」の実録!

僕は、なるべく宿泊費を抑えたい。 何を目的として遠方に赴くのかによって考え方は異なるが、「なるべく宿泊費を抑えたい」と考える人は一定数はいるだろう。 その日の僕も、その1人であった。 あぁ、なるべく安く宿に泊まりたい。 その分のお金を、これから…

No.220【青森県】最初から最後まで宿主、大暴れ!「とびない旅館」の脅威の接客を受ける!

予約電話のときから、なんか変だった。 僕:「○月○日、1泊2食で」 飛内さん:「いいよ。ところで夜、何が出てもいいよね?」 僕:「あー…、フルーツ苦手なんでそこだけ調整してもらいたいのですが…。」 飛内さん:「そうじゃない。オバケとか出てもいいよね…

No.202【岩手県】山奥の湯治宿「夏油温泉」!電波ないので風呂・自炊・読書のみ!最高!

現代日本人は、時間に縛られて生きている。 束の間の安眠を妨げる目覚ましのアラーム。 一堂に人が動く通勤ラッシュ。 会議、締め切り、昼休憩。 チャップリンの「モダンタイムス」のように、人が時間を支配しているのか、時間が人を支配しているのか、うや…

No.117【栃木県】その名も「ピラミッド温泉」!!B級テイスト溢れる温泉宿に泊ってみた!

秘湯マニアよ、刮目せよ! あなたが「いや、秘湯って…、そういうことを言いたいんじゃないんだけどな…」とモゴモゴしてしまいそうな物件を、今回ご用意させていただいた! 那須にある「ピラミッド元氣温泉」!! もう宿に対峙した時点での最大瞬間風速がハン…

No.097【東京都】上野駅から徒歩数分に安くてレトロな宿!!翌朝は喫茶店モーニングへ!

東京都心。 洗練されたホテルが立ち並ぶイメージがあるだろうが、まだまだ老舗の宿も残っているのだ。 高級なホテルもワクワクするし、どこも画一的なサービスと使い勝手で安心できるビジネスホテルも良いだろう。 ただし、もしあなたに幼い頃の冒険心が少し…

No:059【青森県】超レアな宿泊施設「客舎」とは?自炊&外湯のスタイルを体験してみた!

最初に断っておく。 これは、僕が宿に1人泊まり、ゴロゴロして酒飲んで、ご飯作って食べて、そして温泉に入るだけの物語である。 それ以上でも、以下でもない。 しかし、それが最高だったのだ。 「客舎(かくしゃ)」と呼ばれる宿泊施設に泊まったこともそ…

No:018【東京都】ビルの谷間に昭和初期の老舗旅館!!実際に宿泊してみた話をしよう!

東京都中央区。 その名の示す通り、我が国のまさに中枢に位置するスポットです。 例を挙げれば、東京駅の東口から銀座や日本橋などなど…。 そんなところでの宿泊と聞けば、あなたはどのようなイメージをしますか? オシャレなドレスやパリッとしたスーツ、絵…