週末大冒険

週末大冒険

ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

福島県

No.302【福島県】震災の津波に耐えた!!岬のお手本のように美しい「塩屋崎」よ、永遠に!

// 「岬に灯台が建っている絵を描きなさい」と、もしあなたが言われたら、どんな絵を描くであろうか? それは、もう決まっているのだ。 「人類みんな祖先一緒なんじゃねーの?」ってくらいに、きっとみんな同じ絵を描くのだ。 まぁうまい下手の程度の差こそ…

No.289【福島県】珍スポットの殿堂「UFOふれあい館」!文化祭みたいな空間は愛に溢れる!

// 小さい頃、僕らはみんなUFOや宇宙人を信じていた。 …いつからだろう。 それらが「バカバカしい」とか「くだらない妄想だ」とか、思うようになってしまったのは…。 自分自身、それが少し悲しい。 いや、「UFOを信じよう」と言いたいわけではない。 現実に…

No.265【福島県】自炊専門のちょっとボロい「中の湯旅館」!1人で過ごす時間が至高だぞ!

// 「ここに来たことありますか?」 「ここがどんな宿か知っているんですか?」 「本当に大丈夫ですか?何もないですよ。ご飯も飲み物も無いですよ。」 電話口の女将は、若干いぶかし気に僕に質問を繰り出してきた。 大丈夫なのだ。 僕は初めてだが、カクゴ…

No.178【福島県】穏やかな海辺の景勝地「松川浦」!震災の津波被害前後に訪れた思い出。

// 福島県北部の浜通りに、「松川浦」という景勝地がある。 日本2周目の穏やかな夏の日、フラリと訪れた。 静かで浅い内海に点々と岩が浮かぶ様子に、日本の原風景を見ているような気持になり、若かりし日の僕は心からここが好きになった。 ここで僕は初めて…

No.158【福島県】100年前に東洋で1番高い建造物は南相馬にあった!!その歴史を追え!!

// 2021年現在で日本一高い建造物は、「東京スカイツリー」である。 では、時を100年遡ろう。 1921年で日本一高い建造物は何だろう? 南相馬市にある「原町無線塔」だ。高さ201mだ。 1921年、ちょうど今から100年前に完成した。 なので節目となる2021年のう…

No.131【福島県】自分の家の庭に富士山を造ったおじいさんがいる!登らせてもらおう!!

// 「あなたのこの夏の思い出は何ですか?」 さぁ、苦しいな。 このコロナ禍で、やりたいことも満足にできなかったろう。 旅行・夏祭り・花火大会・海水浴・ハイキング…。 夏を代表するエンターテインメントは、ことごとくやりづらいご時世だ。 僕も、なんか…

No.093【福島県】南相馬リビジット ― 震災復興ボランティアをした地はどうなったのか…。

// 10年前、2011年3月の東日本大震災。 あのとき、僕が震災復興ボランティアをした南相馬市。 10年経った今、あの町はどうなっているのだろうか…? 2021年3月、僕は再びあの町を目指してアクセルを踏む…。 なんとなく見覚えのある風景。 だけれでも、もう変…

No.092【福島県】南相馬リスタート ― あの震災から5ヶ月目、僕らは被災地に招待され…。

// 東日本大震災から5ヶ月が経ったある日のこと。 2回ボランティアに訪問した南相馬市から僕らのもとに、1通の手紙が届いた。 僕らはその便りをもとに、南相馬市を再訪することとなる。 今回はそのときの思い出をつづりたい。 この写真は、震災から10年とな…

No.090【福島県】南相馬リターンズ ― 被災地に対し、僕らは一体なにができるのだろう?

// 「原町火力発電所」。 2011年3月11日の東日本大震災にて高さ18mの津波が直撃し、揚炭機が破壊炎上し、8万tの石炭船も沈没した、南相馬市の火力発電所。 発電所脇のひび割れた防波堤の上で、僕らは弁当を食べた。 深い霧で煙突も巨大な発電施設もほとんど…

No.089【福島県】南相馬リバイバル ― 東日本大震災から10年。ボランティア活動の思い出。

// 空は灰色だし、大地は茶色だった。 世界は色を失ったかのように、静かだった。 体を休めると途端に汗が冷え、スタジャンの中に寒気が走る。 常に動き続けていたかった。 肉体的にも、精神的にも。 ふと小さな何かが視界を掠め、僕は泥にまみれた軍手を伸…

No:050【福島県】ヘンテコだが、それがいい!田園の「へたれガンダム」に会いに行こう!

// あなたは「機動戦士ガンダム」をご存じか。 実は僕は1話たりとも見たことがなく、ガンダムについて何かを語るだけの資格を持った人間ではない。 しかし、そんな僕でもガンダムと言われれば、あのカッコいいデザインが脳内に思い浮かぶし、なんならおぼろ…

No:032【福島県】断崖にお堂と洞窟の融合した立体ダンジョン!それが「左下り観音堂」!

// 「懸造り(かけづくり)のお堂が好きだ」 と言って、どのくらいの方にご理解いただけるかは不明だが。 「懸造りってなに?」という方は、京都の「清水の舞台」を想像してほしい。 あれがきっと、日本一有名な懸造りだ。 それでもピンと来ないあなた。 も…