B級スポット
// 苫前町にはクマに関するスポットや、クマが描かれた看板が多い。 クマとの因縁が深いからなんだけど、それは本編で語ろう。 そして役場前には「とままえだベアー」というクマのオブジェがある。 一見普通そうに見えて、実はちょっとヘンテコなデザインの…
// 北海道には、1年のうちにわずか1ヶ月しか通行ができない幻の道路が存在する。 9月中旬から10月中旬の1ヶ月だけだそうだ。 雪深い北海道の地において、10月中旬からゴールデンウィークくらいまで冬季通行止めになる道も珍しくはない。 しかし通行できるの…
// "日本一困難な参拝"と言われる神社が北海道本土の最西部にある。 日本一困難とは、危険かつハードだということだ。 序盤のひっくり返りそうな角度の急階段から始まり、終盤は断崖絶壁に取り付けられた鎖を登って、崖中腹の洞窟を目指す。 なんというアド…
// 「戸外炉(トトロ)峠」にはネコバスが停まっている。 前々から知っていたが実際に訪れたことはなく、初訪問は2022年である。 当日、一足先に現地に着いた「BLUEayさん」からメッセージが届いた。 「暴風雨。近くにあるはずのネコバスも見えないほどに霞…
// 小さい頃、僕らはみんなUFOや宇宙人を信じていた。 …いつからだろう。 それらが「バカバカしい」とか「くだらない妄想だ」とか、思うようになってしまったのは…。 自分自身、それが少し悲しい。 いや、「UFOを信じよう」と言いたいわけではない。 現実に…
// 伊豆半島の沖合、熱海からフェリーに乗って数10分のところに「初島」という小さな島がある。 住民数は200名弱。 海岸線一周で約4kmほどあるが、観光客が入り乱れるエリアはごく一部だし、地元の方の集落も基本1箇所だ。 とにかく箱庭のような小さな小さな…
// 福井県の海岸線沿いって、もう全線あますところなく奇岩に満ちあふれていてさ、楽しいったらありゃしねぇ。 そんな中でも今回ご紹介したい景勝地は福井県のやや北部、「神の足跡」と「弁慶の洗濯岩」である。 景勝地としてはやや小規模かもしれない。 そ…
// 愛知県の北部に「布袋大仏」という大仏がいる。 有名な観光地ではないので、ピンと来ない方が大半だろう。 しかしこの布袋大仏を「サングラス大仏」と表記すると、その知名度は100倍くらいに跳ね上がる。 (100倍になっても知っているのは大仏マニアやB級…
// タイトルが全てを物語ってしまうようであるが、世界初の仏教寺院内プラネタリウムが東京の下町、葛飾区の立石という町にある。 まずはその、「プラネターリアム銀河座」のWebのサイトからの一文を引用する。 ※注意ください!※ 銀河座は極めて特殊なプラネ…
// 日本にもピラミッドがある。 正確に言うと「ピラミッドみたいだね」って言われている建造物がある。 それが「頭塔(ずとう)」。 今までは周囲全てを建物に囲まれていて、なかなか見るのにコツが必要だったスポットだ。 ただし2023年1月現在は、一部の建…
// 「日本まん真ん中センター」。 「キング of 税金無駄使い」で真っ先にイメージされる建造物かもしれない。 その名称から想像がつく通り、日本の真ん中をアピールする施設。 岐阜県山間部ののどかな町に、22億円をかけて造られた巨大な町おこしプロジェク…
// クリスマスの近いこの時期に、お送りしたい記事がある。 ところで本記事、歴代で一番意味不明な記事タイトルのような気がして大変に恐縮だ。 ただし何も知らずに突撃した僕だって混乱したのだし、キチンと背景事情を把握すればこのタイトルだって「なるほ…
// 「ダンボルギーニ」。 何それ?…って思われる方も多いかもしれないが、ダンボールで作られたランボルギーニである。 女川町の「シーパルピア女川」に展示されている。 昨年である2021年にここは「道の駅 おながわ」になったので、今後はそっちの名称の方…
// 2022年、日本を少しだけ騒がせたニュースがある。 「長万部の巨大水柱」だ。 大地から急に30m級の水柱が昼夜を問わずドバドバと吹き上がり、1ヶ月半後のある日に忽然と消えた。 これが江戸時代であれば、日本むかし話のような伝承となるに違いない。 そん…
// 呉の町の、奥の奥。 狭く急な坂を乗り越えて、半分山の中みたいなところまで行くと、すごくワンダフルな仏像たちが出迎えてくれる。 素人ならではの、どこかこじらせた造形の仏像だと僕は感じた。すっげ。 ただただネタ的な意味でそこに興味を持ったのが…
// 三重県民の血の色は何色なのか。 きっと白なのだろうと、僕は思う。 なぜなら、三重県の誇る「大内山牛乳」をこよなく愛しているからだ! それはまさに、三重県民の血! …はいー、いきなり根拠のないこと言いましたー! 三重県の人の血液、実は見たことあ…
// 柱状節理。 それは地球の生み出した芸術作品である。 旅の途中でふとそんな芸術作品を見つけ、しかもそれが天気のいい日であり、公園を散歩しながら眺めることができたら、最高だと思わないかい、あなた。 …かなり一方的な趣味嗜好の押し付けになってしま…
// 予約電話のときから、なんか変だった。 僕:「○月○日、1泊2食で」 飛内さん:「いいよ。ところで夜、何が出てもいいよね?」 僕:「あー…、フルーツ苦手なんでそこだけ調整してもらいたいのですが…。」 飛内さん:「そうじゃない。オバケとか出てもいいよ…
// あなたは琵琶湖を眺めるために設置された絶景ベンチ、「あのベンチ」をご存じであろうか? ここ数年のインスタグラム等のSNSの台頭により、2・3年前からインスタ映えするスポットとして有名になって来た。 場所は少し前まで公開しないのが暗黙のルールだ…
// そこは採石会社の敷地内で、本来は観光地でもなければ景勝地でもなくって…。 そういうところに絶景が眠っているんだから、最高だよな。 ここ2・3年くらいで知名度が上がって来たけど、まだまだマイナーなスポットだ。 知っているとお得感を味わえるだろう…
// 予備知識ゼロの状態で、瀬戸内海沿いをフラフラ走っていたときのことだ。 ちょっと間違えて狭い道に入ってしまったなって思ったら、視界にいきなり恐竜が飛び込んできて焦ったのだ。 免許を取る際に教習所で「"かもしれない運転"をしなさい」と言われたが…
// またコロナ蔓延だ第6波だ、毎日感染者数最多更新で、おちおち遊びにも行けやしない…! …って気落ちしている方がほとんどだと思うが、そんな逆境の中でも頑張って活路を見出そうとしている駄菓子屋さんに出会ったので、ご紹介したい。 どんなお店なのか、…
// 結局のところ、人間の原動力は"やる気"なのですよ。 ほら、「元気があれば何でもできる」っていう名言があるじゃないですか。 裏を返せば元気がなければ何もできないのですよ。 …さて、今回ご紹介するスポットは「やる気地蔵」だ。 漢字で書くと「弥留気…
// インスタグラムで爆発的な人気となる観光スポットが稀にある。 「濃溝の滝」・「モネの池」・「父母ヶ浜」・「清津峡渓谷トンネル」・「あのベンチ」…。 少なくとも四角いフレームに収まる範囲で言えば、どれもインパクトは絶大であり、文化と自然の融合…
// 「あの!!このラーメン食べ終わったら!!戦史館も見学したんですけど、いいですかーーー!!!」 軍歌に負けないように、僕は叫んだ。 腹から声を出してシャウトするなんて、いつ振りだよ一体。 …何を言っているのかわからないだろう。 僕は今、薄暗く…
// 日本の本土。 そこを西の果てまで愛車と共に走って行こうと思ったら、僕らは一体どこまで行けるのであろうか? …うむ、かすかに「長崎県の神崎鼻だよー…」という声が聞こえた。 確かにそうだ。 僕は以前に、本土最突端16岬のシリーズの中で、日本本土最西…
// 新型コロナウイルスに伴い、長引く緊急事態宣言。 国民の自粛疲れ。 深刻だ。 国民の一致団結も重要だし、医療の力ももちろん必須だし、国としての意思も気になるところだが、最終的には神頼みもしちゃう。 信じる力って重要だから。願えば叶うこともある…
// 「あなたのこの夏の思い出は何ですか?」 さぁ、苦しいな。 このコロナ禍で、やりたいことも満足にできなかったろう。 旅行・夏祭り・花火大会・海水浴・ハイキング…。 夏を代表するエンターテインメントは、ことごとくやりづらいご時世だ。 僕も、なんか…
// いいか、大事なことだから聞いてくれ。 性欲は、何か大きな夢を成し遂げるための大きな原動力となりうる。 たぶんだけど、そのエネルギーをうまく変換すれば蒸気機関車くらいは動く。 そのほとばしるエネルギーで、カオスとしか言いようのないB級スポット…
// 「とまりのトトロ」。 決して「となりのトトロ」ではない。 なぜなら隣(となり)にはいないからだ。泊(とまり)にいるからだ。 2019年、トトロのシルエットが浮き上がる洞門が発見された。 場所は下北半島の泊という小さな集落。 SNSでは結構なバズりっ…