2024-01-01から1年間の記事一覧
// 10月最初の週は半袖を着ていたというのに、ここ2・3日で一気に寒くなって暖房をつけたい衝動に駆られている。いや、100歩ゆずって暖房は尚早だとしても、温泉に浸かりたい気持ちにはなっている。 天気予報を見るとまた数日後には最高気温27℃などの日が目…
// 3000年の歴史を持つ我が国最古の湯とも言われている「道後温泉」。 そのシンボルである「道後温泉本館」は明治時代に建てられたものだが、圧倒的な貫禄で現代も見るものを惹きつけている、道後温泉のシンボルだ。僕も大好き。5回か6回は通った。 この道後…
// 灼熱の2024年夏シーズンがようやく終わりつつあり、どうにか夜は涼しい日が増えてきた。 だとしたらあなた、季節は食欲の秋ですよ。食いまくりグルメツアーを敢行せずして何をすると仰るか。 そういうわけで、今回の舞台は川越の「小江戸」なのである。江…
// 能登半島、2024年は本当に大変な1年になっているよな…。元旦の大地震で大きな被害を受け、さらには9月の豪雨で各地が浸水した。 僕、2024年の春に能登半島をめぐるドライブをしようと思っていたんだよね。いつも春に走りまわることが多いので、日本7周目…
// 日本列島はご存じの通り北海道・本州・四国・九州の大きな4つの島から成っていて、「離島航路整備法第2条第1項」に基づく定義だとこの四島が"本土”なの。 本州とほかの三島は橋なりトンネルなりで繋がっているんだけど、本州と九州の間は徒歩で海底を歩い…
// あなたが井戸に水を汲みに行くとしよう。 あ、「井戸で水なんて汲んだことねーよ」って思うかもしれないが、その場合は無理矢理脳味噌をタイムスリップさせてくれ。 あなたが井戸に水を汲みに行くとしよう。 井戸を覗き込むと、そこには体調2m近い巨大な…
// 今夜は明石名物の明石焼きについて語ろうか。 なお、現地の言葉では"玉子焼き"なのであるが、当ブログではわかりやすく"明石焼き"と呼ばせていただきたい。 さて、明石焼きとは何なのか。ひとことで言うと「ダシで食べるたこ焼き」みたいになるのかもしれ…
// 「立山黒部アルペンルート」。 世界有数の山岳観光ルートであり、さまざまな乗り物を乗り継いで長野側と富山側を行き来できるようになっている。僕も何度か訪問し、全線攻略済みだ。 上記は以前、黒部峡谷トロッコ鉄道の記事にて使用した立山黒部アルペン…
// 九州本土最東端の岬である「鶴御崎」のちょっと手前には、「丹賀砲台」という砲台跡地がある。 ここがすごいのだ。この砲台はあなたの想像する3倍くらいの大きさがあるのだぞ。しかもその丘の上の砲台内部に行くにあたり、小さなケーブルカーを自分自身で…
// 高知駅から徒歩圏内に、とんでもないマンションがある。 "高知のサグラダファミリア"・"高知の九龍城"・"日本最大の違法建築"・”軍艦島マンション”などなど、様々な呼称を持つマンションだ。その名は「沢田マンション」。"沢マン"と略されることが多い。 …
// 南房総の、とある海の見える丘の上に防空壕がある。その中には大正時代から平成中期まで活躍した「岩崎巴人」の描いた3枚の仏教画があるという。 観光地ではなく、宣伝もされておらず、Googleマップにも存在しない。ただ、かき集めた複数の情報をパズルの…
// 有明海。日本最大級の干潟であり、その干満差も日本トップクラスの6mだ。この有明海に面した太良町は"月の引力が見える町"とも言われている。 そんな太良町には「大魚神社」という映えスポットがある。有明海の沖合に向かって3つの鳥居が並んでるのだ。 …
こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 2024年の北海道を無計画に巡る旅も後半に入ってきたみたいです。あ、「前半ってなんだよ、知らないよ」っていうあなたは、下記のリンクをご参照ください。 drive-ns.hatenablog.com …ってわけで、8月28日時点の最大…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 2024年の夏休み、皆さんはどのように過ごしてきましたか? そろそろ夏休みの宿題が全然終わっていない現実から目を背けるのも難しくなり、絶望に打ちひしがれている頃ですか?いや、それは子供の頃の僕だね。宿題…
// 現在は多くの人がその存在を知ることなったレトロ自販機。 いや、もちろん昭和時代や平成初期の栄華をご存じの方であれば「は?最初から知ってますけど?」みたいな感じかと思うけど、ここ10年くらいで若年層などにも広く知られるようになったじゃない。 …
// 雲の中を歩いた。 その先にあったのは、2016年の春の熊本地震で崩壊した「ラピュタの道」だった。 あれからもう8年。道は傷み、草は生い茂り、ラピュタはひっそりと歴史に飲み込まれつつある。 だけども、僕はあの在りし日の記憶を忘れない。そのためにも…
// 美深町にある「井上食堂」。オーナーさんが2022年12月に入院してしまい、それ以降は2024年8月現在に至るまで休業が続いている。 それまではね、ツーリングマップルにも掲載されているコアな人気店だったんだ。濃厚でおいしいと評判のソフトクリームはオー…
// 今年のねぶた祭りもきっと熱かったろう。 残念ながら僕はねぶた祭りを見たことはないし、ねぶた期間の青森市内に足を踏み入れたこともない。あ、でもな、ねぶた翌日の青森市になら行ったことがある。日本6周目でだ。 ねぶたの残り火を感じられるような、…
// 岩国市、全国的に有名な景勝地「錦帯橋」の近くに「欽明館」という自販機コーナーがある。 これまた(レトロ自販機マニアにとっては)全国的に有名なスポットなのである。今は残念ながら錦帯橋には知名度も価値も今一歩届かないが、あと数100年欽明館が存…
// 神田駅にほど近い小さな「珈琲専門店エース」は、東京の純喫茶界隈では知らない人はいないほどの名店なのである。創業は1971年であり、50年以上もこの町を見守り続けたのだ。 中でも名物の"のりトースト"は、創業当時から変わらぬ姿で提供されており、他…
// 伊良部島には一般的には公開されていない「三角点」・「イグアナ岩」という2つの景勝地がある。どちらも海抜70mくらいから最強レベルに美しいサンゴ礁の海を見下ろせるスポットだ。 しかしここ、断崖絶壁の上にオフィシャルな観光地ではないがゆえに整備…
// ー「この怪しい鍾乳洞をどうやって見つけて来たんですか?」ー オーナーは笑みを浮かべながらそう聞いてきた。 南国宮古島。そう聞くと僕らはまずは青いサンゴ礁の海をイメージする。しかしだ、今回は陸の方にも目を向けたい。 だから僕はあえて宮古島の…
// 日本国内に数10店舗が点在する、レトロ自販機を保有する店舗。 その形態はドライブインだったり自販機コーナーだったり、はたまた道の駅だったりと様々。 そして群馬県と島根県の比率が多いけれども、たかだか日本中で数10店舗だからコンビニのように視界…
// 沖縄県の海って、本州など日本のほかの地域の海とは全然別次元の青さだよね。 そりゃ本州にも北海道にも九州・四国にも綺麗な海はあるけども、吸い込まれるようなクリームソーダ色の海は沖縄独特なんじゃないかって思う。サンゴ礁があるからこその、あの…
// 遥か南の海。石垣島から小船に揺られて辿り着いた、日本の有人最南端の波照間島。 そこに「たましろ」という名前のクレイジー極まりない宿があった。 日本一ボロいとか、日本一汚いと言われる宿。愉快な旅人が集まってドカ盛りご飯をつつきながら毎晩ゆん…
// 竹富島の展望所「なごみの塔」。集落の中心地に建ち、島のシンボルのような存在だと思っている。 1953年に造られた建物であり、国の登録有形文化財にもなっている。つまりは歴史的にも重要なスポットなのだ。 しかし老朽化のために2016年から一般人の立ち…
// 昨今のレトロブームでTVのバラエティ番組やニュース番組、はたまたドラマにも登場したりしているレトロ自販機。 そこで人気に火が付き、連日のように人が詰めかけるお店もあるそうだ。 その裏で、ひっそりと永年営業していたお店がひっそりと消えているこ…
// 日本最西端の与那国島には、"与那国馬"という在来種の馬が100頭ほどいて、体験乗馬ができる施設がある。 体験乗馬というと、スタッフさんが手綱を握りながら牧場内をグルリと一周散歩するだけ…とかを想像するかもしれないけど、違うんだ。1人で馬を操り、…
// 神様の住む島と言われる、「大神島」という島がある。集落や歩道以外の部分の多くは聖域なのだそうだ。2024年現在は島民がわずか18人と言われる小さな小さな島だ。 "ウヤガン"っていう秘祭があって、観光客はもちろんこと島民も見ることができない謎に満…
// 暮れなずむ町。 そこにポツンと明かりをつけ、串カツを売る1つの模擬店。切り盛りするのは80代の姉妹。お客さんはその店頭で立ち食い・立ち飲みをする。 もう50年以上、この光景が続いているという。 いいじゃないか、それ。僕もその脈々と続く歴史のひと…