週末大冒険

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ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

【リアルタイムレポート】日本6周目の残存海岸線、北海道をちょっと走るわ!①(迫り来る超級台風)

こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。

 

台風の進路予想図を見て、僕は「ジャスト――!」と叫んだ。

なぜならば。

 

 

僕の旅路にドンピシャのタイミングで、こんなにも美しく弧を描きながら日本列島を直撃する台風14号

「もうこれ芸術だよね」って思ったからだ。絶対殺すマン、来た。

 

なんだったら大外で台風12号も息をひそめている。

ここぞってときに切り込んでくる意外な伏兵かもしれない。前半の伏線が後半に生きて、視聴率爆上がりするパターンだ。

 

…まぁいいですけどね。

僕の北海道はいつだって波乱だ。

道内全域が停電するようなとんでもなく大きな地震は記憶に新しいが、そのタイミングで北海道上陸したこともある。

 

 

めったに台風の来ない北海道を、同時に3つの台風が襲ったこともある。

このときも僕は、台風と共に北海道に上陸し、さらに後続で来る台風を道内で食らった。

上陸時の台風もすごく大変だったが、道内で食らった台風は北海道の交通網を東と西で二分するような凄まじいダメージであった。

 

 

そのときと比べれば、台風の数は1個少ない。

…という無駄にポジティブな方向に変換しようとする僕がいる。

 

 

 

さて!ここまで長々と書き殴りましたが!!

 

リアルタイムレポート。

 

つまり僕が旅路を大体リアルなタイミングでつぶやくぞ。

2022年ゴールデンウィークぶりの開催だ。

 

行き先は"試される大地"、北海道である。

まずはこの台風接近の中を上陸できるかどうか試されそうだ。(そんな試され方、したくない…)

 

次にルートである。

何も決まっていませーん!!

 

出発時点ではノープラン・ノーフューチャーだ。

全部台風のせいにしておいてくれ。

 

 

ただ、上の地図の青線が日本6周目北海道編前半のルートである。

それ以外の海岸線を走り、日本6周目の北海道海岸線走破をゴールとしたい。

 

 

ちなみに愛車の日産パオで行く。1人で行く。

いつも通り、車が壊れないかとヒヤヒヤだ。

 

日本6周目北海道編前半では、マフラーがいきなり取れて爆音パオちゃんとなり、慌てて見つけた溶接工場に飛び込んだりしたし。

ああいう思いは、もうしたくない。

 

そして配信方法だ。

 

twitter.com

 

スマホでコツコツとフォーマットを整えながらブログを執筆するのはちょっと大変。

そんな時間があるならアクセル踏んでいたい。

従い、Twitterで配信する。

フォローしてくれている8000人ちょいの方々と一緒に盛り上がろうぜ!

 

なお、Twitterアカウントが無い方について。

PCだったら右側、スマホだったら下にスクロールすると僕のTwitter記事が出てくるのだが、ちょっと見づらいよね、きっと。

 

だからTwitterのツイートをブログに転記する形式を取ろうと思う。

1日1回目途、このページの下の方に貼り付けていくから、ときどきアクセスしてみてほしい。

 

では、遅い夏休みをエンジョイしてまいりますので!

 

 

■■■この下にtweetが入っていきます■■■

 

1日目(自宅~新潟~小樽)

 

 

仕事終わりの僕は、新潟港へと車を走らせる。

 

別に家の最寄りが新潟港というわけではない。

茨城県大洗港からの便が既に予約いっぱいだったからだ。

 

しかし、結果的に北海道での活動開始時間はあまり変わらない。

それに、台風大接近で大洗航路は欠航瀬戸際であった。結果オーライだ。

 

 

 

 

「トースター」と書いてしまったけど、「トースト」の誤字です。

 

3・4年ほど前には店舗の上に大きく「公楽園」と書かれた看板があったけど、撤去されたよね。知ってた。

トーストの自販機は歴史的価値があるけど、冷凍食品自販機は新しいものであることも知ってた。

でもいいのだ。トーストは2種類とも食べたことがるから、新しい経験をしたかったのだ。

 

 

イタリアンが朝ご飯、カレーが昼ごはん。

だけどもインターバルがあまりなく、なかなかハードなランチとなってしまった。

 

 

 

フェリーって、ノンビリしていて自由時間がたくさんあると思うだろ?

全然違う。

 

12時出航に合わせてカンパイ。

そのあと13時から夕方まで昼寝。

夕方に風呂入ったら、日没に合わせてデッキに出て、落陽見てまた酒飲んで夕食。

翌朝4時半に小樽港で、3時半ごろ起きなきゃいけないので、20時ごろには寝る。

 

日没後の夕焼けが最高

…忙しいでしょ?

「船の中で旅のプラン考えよう。小説も読もう。」って持ち込んだ本、1ミリも開いていないから。

 

 

2日目(小樽~函館)

 

 

 

3時半に船内放送で起こされたよ。

「レストランでは焼きたてのクロワッサンがあります」とかアナウンスされたけど、3時半にクロワッサン食べられるほど胃は活性化していなかったよ。

気付けにコーヒーだけ飲んだ。

 

小樽の朝市は4時OPENで、そこでウニ丼とか食べられたら最高だったんだけど、日曜日は市場やっていないのよね…。

出鼻をくじかれた。僕の海鮮…。

 

 

一応「島武意海岸」は見た。

でも天気のせいであまり綺麗ではなかった。

綺麗な島武意海岸は見たことあるのでまぁいいか。

 

神威岬」は朝8時以降のゲートOPENなので、この時間はやっておらず、遠望に留めた。

快晴であれば8時まで待ったかもしれないが、曇天だったのでスルーだ。

快晴の神威岬は何度も見たからもういいのだ。

 

島武意海岸、誰もいない…

 

この前に「弁慶岬」行っているけど、曇りだからツイートしなかった。

甲田菓子店は、「ニセコ旅物語」のオーナー五十嵐さんから10年前に教えてもらったんだっけかね?

おいしかったよ。ご報告。

 

 

そして、これは旅が終わってからツイートしたんだけど、時系列的にはここで「みつわ食堂」に入っているのだ。

 

 

この1ヶ月ほど前に、せたな町の役場に問い合わせをしていたのだ。

「碑はできないんですかー!作ってほしいんですけどー!!」って感じのことを、とても丁寧に。

 

でも夢叶わずなので、自分で叶えた。

フレームは「ダイソー」で買った。

せたな町さん、予算問題を気にしていたけど、ダイソーでできるよ!

 

 

 

 

そして初日の宿、「函館クロスロード」にチェックインする。

 

今日は早朝から1日半袖で過ごせる暖かさだった。

夜に宿の談話室で飲んでいても、汗ばむくらいだった。

台風接近中かつ南部なのでこの気温なのだろう。もう北海道の秋はずいぶん進行しているはず…。

 

 

3日目(函館~追分)

 

 

ラッキーピエロといえばチャイニーズチキンバーガーなんだけど、何度も食べているのでハンバーガー以外にしようかと。

焼きそばをオーダーしたのだが品切れだそうで、チャイニーズチキンカレーにした。

またカレーだ。でも好き。

 

 

 

 

今までのパターンだと八雲の「ハーベスター八雲」に行くんだけど、曇天だから辞めた。そして駅弁チャレンジしてみようとしたのだ。

 

どこかのどかなところでピクニック的な食べ方をしたいなと思ったら、八雲に入ったところでバケツをひっくり返したような豪雨だ。ホント怖かった。

いかめしは雨を見ながら車内で食べた。

 

 

あまりの豪雨だったので長万部駅で車内でいかめしを食べながら待機。

雨雲レーダーを見て小雨になったタイミングで水柱に行った。

 

ちなみにご存じかと思うが、水柱箱のちょうど1週間後の9/26にピタリと止まった。

不思議な現象でしたな。

 

 

ここは良かったなー。

知らないと絶対に足を踏み込まないようなエリアにあるけど。

 

この先に店がある

ここについても、後日ツイートしたのでここで以下でご紹介しよう。

 

 

92歳のオーナーさんにお会いできなかったのは残念だった。

しかし娘さんにいろいろご説明いただき、お店の裏側のエリアも見せてもらったのは本当にありがたかった。

また行きたいなー…。

 

 

いいの。快晴バージョンを知っているから。

1回くらいこういうのもアリ。

 

 

チェックインした「旅の轍」さんの車で送迎してもらいました。

そして同泊の人やオーナーさん、みんなと入った。楽しい時間だ。

 

 

4日目(追分~大樹)

 

 

うん…、正直ちょっと飲みすぎたかな…。

手作りのハスカップ酒、おいしくてスイスイ飲めたもんな…。

 

台風14号は昨夜のうちに、北海道のやや南部をかすめたそうだ。

進路が南に変わって良かった。

そうでなかったら、今日も大荒れだったに違いない。

 

 

ちょっと飲み過ぎてお疲れモードだったので、同泊の人たちを見送った後に8時すぎまで寝てた。

食事なしの宿だし、そして次の目的地の「かに太郎」が10時半OPENなので逆算し、休めるだけ休んだのだ。

 

 

涼しい朝であったが、はめ殺しのガラス張りの店であり、メチャ暑かった…。

暑さでヘロヘロになりながら食べたのだが、味は美味しかったしおじいちゃんのキャラも良かった。

今後も末永く続けてほしい。

 

 

 

日高門別灯台」近くの海岸にて撮影。

日高門別灯台って、どこから入る込めばいいのかわかりづらいよね。

 

かつて僕、がんばって灯台の足元まで行った記憶があるのだが、どうしたんだっけ…?

でも、そこまでこだわる必要はない。

海岸がよかったから、それでいい。

 

 

 

 

 

そして「黄金道路」を越えて、大樹町に向かうのだ。

台風の近付く黄金道路は、かなり荒れていた。

 

黄金道路はここから始まる

以前は海ギリギリを通っていた黄金道路だけど、今はほぼ全線がトンネルになったよね。

走るたびにトンネル区間が増えていて驚かされる。

 

海まで迫る日高山脈と、激しい波とのせめぎ合いに挟まれ、黄金を敷き詰めるがごとくの工事費用をかけ続ける道路、それが黄金道路。

 

こうして真っ暗になる直前くらいに、大樹町の宿「セキレイ館」にチェックインする。

 

 

5日目(大樹~根室

 

 

「チョボチナイゲート」は今回行けたらいいなーって思って、ちょくちょくチェックしていたのだ。

なのに台風14号で閉鎖され、昨夜飲みながら「おいおい皆さん、聞いてくださいよ」みたいに公開した。

 

後編で記載するが、その後また復活するのだ。

ライダーさんたち、チョボチナイゲートを目指す人たちがまた行けるようになって良かった。

 

 

北海道の旅人宿としては大御所クラスのセキレイ館、初めて泊まることができた。

オーナーさんの「じへいさん」もいいキャラだった。

笑いの絶えない夜だった。楽しかったなぁ。

 

 

 

 

今日は晴れだと聞いていたが、釧路で曇って来たのだ。

なにそれ、聞いてないんだけど?

まぁ出発前は今週全部雨だったけど、回復したんじゃなかったの?

持ち上げて落とすのかよ?

 

そしてここで僕は「釧路と言えばインデアン」と書いてしまったが、本店は帯広だったね。

ご指摘いただいた。すみません。

でも、今回の僕は「釧路でインデアンに入るぞ」と勢い付いていたのだ。そこだけはホント。

 

 

コンデジの写真

コンデジの写真の方が雰囲気があるので、1枚掲載しておこう。

最高の時間であった。

快晴だったらさらに最高であったが、これでもいいだろう。雰囲気バツグンだ。

 

 

後日、ラッコのズームをツイートしたので、それも以下にご紹介しよう。

 

 

 

16時台前半に「納沙布岬」に到着し、本日はここで宿泊する僕。

今までになく早い時間帯でのゴールだが、ここからがかなり忙しかった。

 

日本本土最東端の碑の前で撮影をし、そしてライダーハウスにチェックインしていろいろ説明を聞く。

さらに再び最東端の碑の前に行き、続きの撮影をし、お土産物屋でお土産を買う。

 

ふと本土四端踏破証明書の存在を思い出し、17時の閉館ギリギリでこれを発行してもらう。

そのあと夕日を見て、夕食を買いに片道25km、根室の市街地まで車を走らせるのだ。

 

ちなみにその道すがらの夕景が最強だった。

 

根室で最高の夕焼けを

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こうして北海道旅の前半戦が終わる。

事前の予報では毎日雨だったが、なんとかこの2日間は晴れ間も見えた。

 

明日は唯一の快晴予報だが、明後日からまた雨続きだ。萎えまくる。

こんなにも天気が不安定な北海道は始めてだぜ、笑えるぜ。

 

 

ネタバレになってしまうが、後半戦も含めた走行ルートをここに掲載する。

では、続けて後編も見てくれるよな!

 

drive-ns.hatenablog.com

 

まだまだ北の大地を走るまくるぜ!!