// 日本にもピラミッドがある。 正確に言うと「ピラミッドみたいだね」って言われている建造物がある。 それが「頭塔(ずとう)」。 今までは周囲全てを建物に囲まれていて、なかなか見るのにコツが必要だったスポットだ。 ただし2023年1月現在は、一部の建…
// 「日本まん真ん中センター」。 「キング of 税金無駄使い」で真っ先にイメージされる建造物かもしれない。 その名称から想像がつく通り、日本の真ん中をアピールする施設。 岐阜県山間部ののどかな町に、22億円をかけて造られた巨大な町おこしプロジェク…
// 晴れている日に九州の内陸部を疾走するのは、とても気持ちがいい。 鹿児島県の「錦江湾」から内陸に切れ込み、霧島の高原地帯、「えびの高原」、そして五木村の緑豊かな秘境を抜け、「通潤橋」など見てほっこりしたら、阿蘇でテンションをブチ上げ、「く…
// 日本6周目の北海道は、2回に分けて走り回った。 広大な北の大地ならではの地平線・草原・青い海・グルメ…。 そういうあなたも想像できるであろう思い出ももちろんたくさんあるが、その中でも僕が「あそこは本当に良かったなぁ、ウフフ…」と思い出す回数が…
// 大仏界にもイケメン至上主義の波が来ている…! どうするよ諸君!! これは由々しき問題ぞ! 「ただしイケメンに限る!」が仏法の世界にも適用されてしまったら、僕らの居場所は此岸にも彼岸にも無いのではなかろうか!! …いや、失礼。少々取り乱してしま…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 日本6周目最後の海岸線を目指すリアルタイムレポート、ご覧いただいておりますでしょうか? 「なんだそれ」って方は、まずは以下のリンクから前半戦をご覧下さい。 「海岸線、全然走っていないじゃないか!」・「…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 日産パオとの出会いは、2017年の秋。 5年と少しではあるけれども、数えきれないほどの思い出が詰まった車です。 北は北海道の「宗谷岬」、南は鹿児島県の「佐多岬」。 日本本土と呼ばれる部分は、一緒に走ってき…
// そこに日本の中心があると聞けば、日本中どこへでも飛んでいくタイプの人間、それが僕だ。 日本の中心がどこなのか知りたいし、立ってみたいのだ。 あれは2022年、夏の暑い日であった。 僕は諏訪市の「日本土真ん中」を目指したのだ。 日本土真ん中。"土"…
// イルミネーションの最盛期はクリスマスなのだろう。知ってる。 年越しカウントダウン等で再度局所的な盛り返しを見せるが、新年になるとなんとなく終息してしまうことの多い、儚いエンターテイメント。 だからちょっと出遅れた感は否めないが、大晦日のこ…
// 仮にいきなり知らない外国人に話しかけられ、「日本には何がある?」と聞かれたのであれば、僕だったら「日本には法隆寺がある」と答えるね。 「なぜ日本には法隆寺があるのか?」と聞かれたら、そりゃもちろん「聖徳太子がいたからさ」と答えるね。 その…
// 古都鎌倉。 三方を山、そして残る一方を海で囲まれた、天然の城塞都市である。 かつて幕府が築かれたのも頷ける。(あ、大河「鎌倉殿の13人」お疲れさまでした!) 特は流れて現代。 そんな山の中にとてもオシャレなオープンテラスのカフェレストランがあ…
// 能登半島の先端に当たるのか当たらないのか…という場所にある町、珠洲市三崎町。 この町には超常的なスポットが2つある。 1つは「聖域の岬」。もう1つは「ここが日本の重心地の碑」。 どちらもその概念は目に見えないもののような気がして、最初は頭に「…
// クリスマスの近いこの時期に、お送りしたい記事がある。 ところで本記事、歴代で一番意味不明な記事タイトルのような気がして大変に恐縮だ。 ただし何も知らずに突撃した僕だって混乱したのだし、キチンと背景事情を把握すればこのタイトルだって「なるほ…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 今回は久々にコラムを執筆します。 いやね、実はコラムなんて書くつもりはなかったのです。 コラムは新年一発目とかで、キチンと練りこんだものを書こうと思っていたのです。 ではなぜこんな師走のヘンテコな時期…
// さよならを、言わねばならない。 言える日は、きっと今日しかない。 誰に対して?何に対して? それは僕の心が知っている。 だから僕は服を着替え、車に乗り込む。 …少し濁った空。もう冬が来るとは思えないほどのぬるい風。 2022年秋の最後の日が幕を開…
// 愛知県には、カニの爪のように尖った岬が2つある。 向かって左(西)側は知多半島、右(東)側は渥美半島だ。 両者はそこまで距離が離れていないということもあり、どっちも似たような景観で似たようなグルメが名物であるが、両方共に素晴らしいいのであ…
// 秋も深まりつつある日の夜、僕が目指していたのは「蓬山ログビレッジ」である。 佐野市のかなり山深い自然豊かなエリアにある、キャンプ・バーベキュー・スポーツなど自然の中でのアクティビティを目的にした施設だ。 そんなところに夜に向かうのは、普通…
// いよいよ冬がやってくるな。 冬の寒さが苦手というあなた。 2022年の夏は猛暑すぎて大変だったというが、早くもあの暑さが懐かしいとボヤいているあなた。 …実は僕もだ。 抜けるような青空、入道雲。 夏草の蒸しかえるような匂いを嗅ぎ、汗をかきながら歩…
// 「白糸の滝」というのは全国各地にいくつかあるが、静岡県富士宮市の白糸の滝のお話である。 ここの白糸の滝が絶景なのを知っている方は多いと思う。 無数の小さな滝が織りなす、白い水流のヴェールのような瀑布なのだ。 僕も過去何度か訪問し、スゲース…
// ドラゴンクエストでもなんでもいい。 ゲームの中のフィールドは、どれもとても複雑である。 地下のダンジョンであろうと、天高く聳える塔であろうと、小船で攻略する運河だろうと。 そりゃそうだ。 ゲームプレイヤーを迷わせるため、あえて造りを複雑にし…
// その温泉地に、僕は旅で3回足を運んだことがある。 そう書くと「きっとお気に入りの温泉地なのだね!」とか言われるかも知れない。 すまない、実はそこの温泉に入ったことはないんだ。 それどころか、まともに観光したこともお金を落としたこともない。 …
// 東京の下町、葛飾区の堀切菖蒲園という駅からの徒歩圏内に、一時期バラエティー番組でしばしば取り上げられた「立石バーガー」というお店があった。 ハンドメイド感が満載のハンバーガーの手動販売機がユニークだとか、そんな取り上げられ方だった記憶が…
// 僕はかつて、全国の有名な廃墟や廃村を巡っていた。 語り出すと闇が深くなりすぎるのでここでは避けるが、そりゃもうアドベンチャーの連続であった。 そんな僕が存在は何となく知りつつも、ずーっと未訪問であった廃墟的なスポットがある。 それが「豊後…
// 町中を走る国道からわずか徒歩2・3分で、あのインディジョーンズが飛んだり跳ねたりするようなワイルドな世界にワープできる。 …と聞けば、まぁ全人類行くよね。 事情があってすぐには行けない人も多いだろうけど、気持ちだけは行く気満々になるよね。 今…
// この記事の結論をあらかじめ言うのであれば、「なにがなんだかわからない」だ。 僕は必死に頭を回転させるが、真実には到達できなかったのだ。 だが僕は、「結果」だけを求めてはいない。 結果だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ。 近道すると…
// 僕が人間界に降臨してからというもの、「雲海が嫌いだ」という人間に出会ったことが無い。 秋は雲海のシーズンである。 "天空の城"とか"日本のマチュピチュ"とか呼ばれる「竹田城」の雲海ハイシーズンは、11月下旬から12月上旬だという。 じゃあ雲海を見…
// 「ダンボルギーニ」。 何それ?…って思われる方も多いかもしれないが、ダンボールで作られたランボルギーニである。 女川町の「シーパルピア女川」に展示されている。 昨年である2021年にここは「道の駅 おながわ」になったので、今後はそっちの名称の方…
// 2022年、日本を少しだけ騒がせたニュースがある。 「長万部の巨大水柱」だ。 大地から急に30m級の水柱が昼夜を問わずドバドバと吹き上がり、1ヶ月半後のある日に忽然と消えた。 これが江戸時代であれば、日本むかし話のような伝承となるに違いない。 そん…
// 東京「日本橋」。 僕ごときが語るのもおこがましいほどに、日本のセンター of センターだ。 歩いて行ける範囲に皇居もあるし、東京駅もあるし、日本の中枢を担う各機関もあるし、日本の代表的なデパートの総本山もある。 「日本の中心ってどこ?」って聞…
// 呉の町の、奥の奥。 狭く急な坂を乗り越えて、半分山の中みたいなところまで行くと、すごくワンダフルな仏像たちが出迎えてくれる。 素人ならではの、どこかこじらせた造形の仏像だと僕は感じた。すっげ。 ただただネタ的な意味でそこに興味を持ったのが…