絶景
// 能登半島、2024年は本当に大変な1年になっているよな…。元旦の大地震で大きな被害を受け、さらには9月の豪雨で各地が浸水した。 僕、2024年の春に能登半島をめぐるドライブをしようと思っていたんだよね。いつも春に走りまわることが多いので、日本7周目…
// 「立山黒部アルペンルート」。 世界有数の山岳観光ルートであり、さまざまな乗り物を乗り継いで長野側と富山側を行き来できるようになっている。僕も何度か訪問し、全線攻略済みだ。 上記は以前、黒部峡谷トロッコ鉄道の記事にて使用した立山黒部アルペン…
// 雲の中を歩いた。 その先にあったのは、2016年の春の熊本地震で崩壊した「ラピュタの道」だった。 あれからもう8年。道は傷み、草は生い茂り、ラピュタはひっそりと歴史に飲み込まれつつある。 だけども、僕はあの在りし日の記憶を忘れない。そのためにも…
// 伊良部島には一般的には公開されていない「三角点」・「イグアナ岩」という2つの景勝地がある。どちらも海抜70mくらいから最強レベルに美しいサンゴ礁の海を見下ろせるスポットだ。 しかしここ、断崖絶壁の上にオフィシャルな観光地ではないがゆえに整備…
// 沖縄県の海って、本州など日本のほかの地域の海とは全然別次元の青さだよね。 そりゃ本州にも北海道にも九州・四国にも綺麗な海はあるけども、吸い込まれるようなクリームソーダ色の海は沖縄独特なんじゃないかって思う。サンゴ礁があるからこその、あの…
// 竹富島の展望所「なごみの塔」。集落の中心地に建ち、島のシンボルのような存在だと思っている。 1953年に造られた建物であり、国の登録有形文化財にもなっている。つまりは歴史的にも重要なスポットなのだ。 しかし老朽化のために2016年から一般人の立ち…
// 神様の住む島と言われる、「大神島」という島がある。集落や歩道以外の部分の多くは聖域なのだそうだ。2024年現在は島民がわずか18人と言われる小さな小さな島だ。 "ウヤガン"っていう秘祭があって、観光客はもちろんこと島民も見ることができない謎に満…
// 岐阜県の山間部に「モネの池」という通称を持つ名もなき池がある。 あの世界的に有名な画家である「モネ」が描いたスイレンの浮かぶ池の絵にそっくりな情景だからついた名だ。 2015年ごろにインスタを中心に大きくバズって全国的な知名度となり、多くの人…
// 世界的に有名な巨大活火山、阿蘇山。その火口である「阿蘇中岳火口」は見学できるのだ。 ただ、それにはなかなかに運がつきものだ。地球のゴキゲンを窺わねばならない。 噴火警戒レベルが「1」のときにはアプローチできるが、「2」以上になると周辺含めて…
// 「三方五湖レインボーライン」を知ってるか? 知らないのであれば、今すぐブックマークしておいてほしい。人生において一度は行っておいた方がいいから。 あ、でも人生で一度も訪れなくてもいいよ。死んだときに眺められる天上の景色がまさにそれだから。…
// 島原半島を走っているときに、海を臨むいいロケーションの駅を見つけたからご紹介したい。その駅の名は「古部(こべ)駅」という。 当たり前だが知っている人は知っているだろうし、むしろ僕が日本7周目を走っていながら、いつも通る国道251号からほんの5…
// 琵琶湖の湖上に立つ「白髭神社」の鳥居。 実にフォトジェニックなスポットなのである。そりゃあ誰しもが「湖と鳥居」というシンプルがゆえにパワフルな構図の写真を撮ろうとするであろう。 しかし、僕らと湖の間には道路がある。国道161号だ。しかも横断…
// 京都は歴史的価値のある神社仏閣がたくさんあり、世界中から注目されて観光客もワンサカ来るすごい町だ。 僕も教科書に載っていて誰もが知っているような神社仏閣はそれなりに巡ったが、今回は京都の中心地にあるがちょっと王道からは反れたスポットにつ…
// あぁ、あの年の僕は。 人生で最も…、と言ってもいいくらいに幸せに満ちていたあの年の春、「高瀬の桜並木」を歩いたのだ。 2024年現在、この桜並木はGoogleマップにすら載っていない。観光客も地元と思われる方々が数人いただけだった。 まるで夢幻のよう…
// 明日くらいから一気に暖かくなってくるとのウワサですな。 12月から昨日まで変わらぬ服装でがっちりとディフェンスを固めていた僕も、この春の陽気に少しだけ開放的になりつつある。 だから今回は春らしく桜スポットについて語ろうと思う。 …本庄市児玉町…
// 2024年3月の下旬。ついにソメイヨシノの開花宣言も出て、春本番が到来しようとしている。 ここ最近はまだまだ寒くて僕はコートにマフラーを手放せないし、数日前には雪も降っていたのだが、それでも確かに春はやってきているのだろう。だからそろそろ花見…
// 十文字に切り裂かれた海。そんなかっこいいビジュアルの景勝地が日向市にある。 その名も「クルスの海」だ。 僕は中二病だから十文字とかクロスとかって単語を聞いただけで「ヒョー!かっけぇぇ!」ってなる。英語だとクロスだが、あえてポルトガル語でク…
// 2020年夏にSNSで大いにバズった美しすぎる泉、「出流原(いずるはら)弁天池」。 バズッたから行った、というわけではないのだが、付近をドライブ旅行している際に僕も立ち寄った。 あれは確か2021年。ちょうど今と同じくらいに秋が深まる季節だったな…。…
// ファンタジーの世界に出て来そうな木々が立ち並ぶ森がある。 大都会の博多駅からわずか10kmのところにある。 そのスポットの名前は「篠栗九大(ささぐりきゅううだい)の森」。 インスタ映えで人気が急上昇した折に僕もそこの存在を知ることとなるが、202…
// 標高3180m、「槍ヶ岳」。 日本で5番目に高い山であり、日本の多くの登山家が夢見る美しい山だ。 真っすぐ空を突くように伸びるその姿が、なんとも美しいよな。まさに"槍"ヶ岳だ。 そんな槍ヶ岳、僕も登ったことがある。あれも10月のことだった。 ちょっと…
// コロナ禍の2021年夏に、富士山を眺める絶景展望台が爆誕したという。 その名は「FUJIYAMAツインテラス」。 もともとはカメラマンなど知る人ぞ知る富士山の穴場展望スポットだったらしい。 そこが綺麗に整備されて一般観光客用にシャトルバスまで運行され…
// "日本一困難な参拝"と言われる神社が北海道本土の最西部にある。 日本一困難とは、危険かつハードだということだ。 序盤のひっくり返りそうな角度の急階段から始まり、終盤は断崖絶壁に取り付けられた鎖を登って、崖中腹の洞窟を目指す。 なんというアド…
// 2023年現在、日本国内には参観灯台(一般人が登れる灯台)が16基ある。 その最南端が宮古島の最東南端である「東平安名崎(ひがしへんなざき)」に建つ平安名埼灯台だ。 国内全ての参観灯台を見て来た僕が、その最後となる2023年春に辿り着いたのがこの平…
// 男鹿半島。 日本固有種ナマハゲの生息地であり、多数の魅力的な景勝地があり、貴重なレトロ自販機保有店があり、秋田名物ババヘラを売るおばあちゃんとの遭遇率も高い地域。 ピョコっと海に突き出したその形は、秋田県を大きく特徴づける存在だ。 その男…
// 宮崎県の最南端「都井(とい)岬」。 僕が訪れた数多の岬の中でも、とりわけ印象深い岬の1つである。 なぜなら、まずは絶景である。 そして日本で唯一の野生(正確に言うと半野生)の馬がいる。 さらに一般人も登れる貴重な灯台がある。 素晴らしいだろう…
// 人類にとって「空を飛ぶ」というのは、飛行機誕生の前後に関わらず強い憧れである。 ゆえに、僕らは空を飛ぶ飛行機を見れば自然とそれを眺めてしまう。 離陸直後、着陸間際の飛行機を見ることができたら「わぁ、近いね、大きいね」だなんて呟いてしまう。…
// 本州本土と離島「角島」、その2つを海の上で結ぶ橋、「角島大橋」。 すごいんだ、これが。 橋のフォルムが最高だし、海の色が沖縄のように透き通っているんだ。 曇りの日でも綺麗だし、晴れていれば永遠に眺めていられるほどの絶景なのだ。 小雨でも、こ…
// 「日本の風光明媚な駅を10個あげろ」と言われたら、きっとこの駅はそこに入ってくるであろう。 予讃線「下灘駅」。 海と空と屋根しかない、青いキャンバスの上に無造作に置かれただけ、…のような無人駅のホームが有名なのである。 恥ずかしながら、僕は20…
// 爽やかな春真っ盛りの日本列島。 そんな青空の下ではためく白いTシャツ。 それはまるで洗濯洗剤のCMみたいなシーンだが、あれはフィクションではないんだ。 高知県に実在するんだ。 それを見に行った2022年春の思い出を語りたい。 あの頃の夢を叶えるため…
// 目を閉じれば、その広大な草原の彼方に回る、巨大な風力発電プロペラ群が見える…。 北国の地平線まで続く大地を疾走する旅人たちが、一様に心をときめかせてきた「オトンルイ風力発電所」。 2023年4月から解体が始まってしまう。 1つの時代が終わる。 全…