岬
// 能登半島の先端に当たるのか当たらないのか…という場所にある町、珠洲市三崎町。 この町には超常的なスポットが2つある。 1つは「聖域の岬」。もう1つは「ここが日本の重心地の碑」。 どちらもその概念は目に見えないもののような気がして、最初は頭に「…
// 愛知県には、カニの爪のように尖った岬が2つある。 向かって左(西)側は知多半島、右(東)側は渥美半島だ。 両者はそこまで距離が離れていないということもあり、どっちも似たような景観で似たようなグルメが名物であるが、両方共に素晴らしいいのであ…
// いよいよ冬がやってくるな。 冬の寒さが苦手というあなた。 2022年の夏は猛暑すぎて大変だったというが、早くもあの暑さが懐かしいとボヤいているあなた。 …実は僕もだ。 抜けるような青空、入道雲。 夏草の蒸しかえるような匂いを嗅ぎ、汗をかきながら歩…
// 能登半島。 それは日本有数の握りやすい形状の半島だ。 その先端にある岬の名は「禄剛崎(ろっこうさき)」という。 岬好きであれば抑えておきたいスポットだ。 さらにさらに、この岬には驚きのポテンシャルがある。 それは、ここが日本列島の中心にあた…
// 福島県北部の浜通りに、「松川浦」という景勝地がある。 日本2周目の穏やかな夏の日、フラリと訪れた。 静かで浅い内海に点々と岩が浮かぶ様子に、日本の原風景を見ているような気持になり、若かりし日の僕は心からここが好きになった。 ここで僕は初めて…
// 「佐多岬に行く手段がこの世から消滅する!?」 新聞を読んだ僕は絶叫した。 *-*-*-*-*-*-*-* 本土最南端の「佐多岬」。 この岬は2018年9月に大規模リニューアルされて生まれ変わった。 それはそれで良いことだ。 僕は懐古厨ではない。人…
// 本州の最北東端は、下北半島にある「尻屋崎(しりやざき)」だ。 わりかし近くに本州最北端の「大間崎」があるのでそっちに観光客を持っていかれがちかもしれないが、ここはものすごく魅力的な岬なのだ。 "絵になる岬"で争うならば、僕は尻屋崎の圧勝と判…
// 普段は温厚で知的な僕が、いきなりタイトルで「ムカツク」とか言い出して会場をザワつかせてしまった旨、申し訳ない。 まずは誤解を解いておきたい。 ムカツクは漢字で"向津具"と表記する。 今回ご紹介したい「川尻岬」は、向津具半島の最先端にある岬だ…
// その岬の名は、「西崎(いりざき)」。 「与那国島」の最西端であり、つまりは日本の国土の一番西の端である。 読み方は、決して"にしざき"ではない。 「"いり”だなんて読めねーよ。覚えられねーよ。」というあなた。 「太陽は東からあがり、西にはいる」…
// 日本の本土。 そこを西の果てまで愛車と共に走って行こうと思ったら、僕らは一体どこまで行けるのであろうか? …うむ、かすかに「長崎県の神崎鼻だよー…」という声が聞こえた。 確かにそうだ。 僕は以前に、本土最突端16岬のシリーズの中で、日本本土最西…
// 日本の本土の最北西端。 つまりは九州本土の最北西端。 それはどこかと言えば、佐賀県の「波戸(はど)岬」と言われている。 最北端でもなければ、最西端でもない。 斜めである最北西端だ。 斜めの突端は少々珍しい。 いや、斜めの突端も僕やあなたが日本…
// 日本最北端といえば、「スコトン岬」だよね!! …どうやらそう言われていた時代があった様子だ。 正直、物心つく前から日本最北端は「宗谷岬」の一択であると刷り込まれていた僕としては、少々驚いた。 おそらくそのように位置づけられていたのはそんなに…
// 僕ら一般人が到達できる、日本の最北東端はどこか。 それは北海道の知床にある「相泊(あいどまり)集落」だ。 正確に言えば日本の国土には北方領土が存在するし、仮にこれを北海道本土に絞ったとしても「知床岬」がある。 北海道の地図をパッとイメージ…
// 僕ら一般人が到達できる、日本の最南端はどこか。 それは「波照間(はてるま)島」だ。 正確にはその波照間島にある「高那崎」っていう岬だ。 今回ももちろん高那崎を絡めた日本最南端の話にフォーカスしたいのだが、それ以前にさ、波照間島に到着した時…
// 誰しも端っこには興味がある。 旅人はより遠く、大地の果てに行きたがる。 電車に乗っていてもふと、「この電車の始発駅や終着駅はどこだろう?」と気になることがある。 過去の偉大な人の存在を知ったとき、その人の幼少期や晩年について知りたくなる。 …
// 三浦半島から東京湾に突き出た岬、「観音崎」。 風光明媚な岬だ。 景色はもちろんのこと、「東京湾要塞」時代の遺跡を巡っても楽しい。 三崎にマグロを食べに行くついでに寄ってもいいし、「横浜みなとみらい」の観光から一歩足を延ばして訪問する人も多…
// 日本本土の最南端。 「佐多(さた)岬」だ。 鹿児島県に位置し、南国植物の溢れるトロピカルな風景が、日常を忘れさせてくれる岬だ。 なお、SNSなどを見ていると毎日誰かしらが「佐田(さだ)岬」と記載しているが、佐田岬は四国最西端の岬なので間違えな…
// 本州本土の最東端。 それは「魹ヶ崎(とどがさき)」という岬だ。 ※ 「魹」という字は環境依存文字のようなので、以後の表記は「トドヶ崎」とさせていただく。 トドヶ崎。 僕はこの岬の名前を聞いただけで、懐かしさ・ワクワク・ドキドキ・誇らしさ・焦り…
// 本州本土の最南端。 それは「潮岬」である。 最南端という言葉の通り、紀伊半島の南端に当たる串本町や、南西部に当たる南紀白浜エリアは、なんだか雰囲気がトロピカルだ。 そんな紀伊半島の南端に、かつて僕は足しげく通っていた。 その頃の思い出を振り…
// 四国本土の最西端。 その岬は「佐田岬」だ。 読み方は「さだみさき」。 鹿児島県にある本土最南端の岬は「佐多岬」と書いて「さたみさき」と読む。 書き方も読み方も、Webを見るとカオスになっている。 みんな気をつけようぜ。 では、海にメッチャクチャ…
// 日本本土の最東端。 それは北海道の本土の最東端でもある、「納沙布(のさっぷ)岬」だ。 民間人が到達できる日本の最東端。 納沙布岬という言葉を聞いただけで、僕の脳裏には肌寒く潮の混じった北国の風が吹きつける。 景色の良い素晴らしい岬ではあるの…
// 本州本土の最北端。 僕、この岬のせいで人生狂った。 その罪深き岬の名前は、「大間崎」だ。 理由は最後の項目で書こう。 ある者はそこを最果てと呼び、ある者はマグロを求めてそこへ赴き、そしてある者は北の大地の北海道に渡るための足掛かりとする…。 …
// 本州本土の最西端。 あなたは「壇ノ浦だろ?」とか「関門橋だろ?」とか、思い浮かべているだろうか? 何を隠そう、かつての僕もそうだった。 しかし、実は違う。 「毘沙ノ鼻(びしゃのはな)」という岬。 これが本州最西端だ。 下関の中心地から北に向か…
// 四国本土の最南端。 かの有名な「足摺(あしずり)岬」だ。 あなたが四国のビジュアルをボンヤリとでも思い出せるのであれば、きっとそこには下方向に鋭く飛び出した岬が2つある。 その右側が「室戸岬」であり、左側が足摺岬だ。 今回は、僕が何度かこの…
// 北海道本土の最西端。 北海道外に住んでいるのに、それをスラッと言える人。 僕と握手だ。 その岬の名は「尾花(おばな)岬」。 突端マニアでない限り、あるいは無類の釣り好きでもない限り、日常でこの岬の名を耳にすることはないであろう。 情報面・物…
// 四国本土の最北端。 そこは「竹居観音(たけいかんのん)岬」だ。 「竹居岬」と呼ばれることも多いが、本ブログではこのように呼びたい。 穏やかな瀬戸内海に面した、お寺の境内の浜辺に面した風光明媚な岬。 …少なくとも、2020年現在においてその岬を表…
// 九州本土の最東端。 その地は「鶴御崎(つるみさき)」という岬である。 佐伯市の外れの外れ。 長いクネクネ道をひたすら走り、ようやく攻略できる岬だ。 しかし、それだけの価値のある岬だ。 四国と九州に挟まれる「豊後水道」に突き出した地にて、最高…
// 北海道の最南端。 「白神岬」だ。 まだ日本1周目をしていた頃の僕にとっては興味の範疇にもならず、本土四島の東西南北端を巡ろうと考えた際に、ようやくその存在を知った岬であった。 …確かに知名度は低いかもしれない。 ついでに地味かもしれない。 い…
// 日本本土の最西端。 人は太陽を追いかけ、そして太陽の沈む西の彼方に夢を抱く。 「西遊記」では三蔵法師や孫悟空も、文字通り西の果ての天竺を目指したし。 「Go West」という歌もあるし。 つまりは本土で最後の夕日が拝めるスポットだろうか? 陸で繋が…
// 四国本土の最東端。 そこは「蒲生田(かもだ)岬」という。 正直、なかなかにマニアックな岬だ。 擦れ違い困難なクネクネ道を延々に攻略し、ようやく辿り着く四国最東端の地。 今でこそ観光客を意識した碑やモニュメントが置かれ、道路状況もずいぶん良く…