2023-01-01から1年間の記事一覧
// 新緑が風にそよいで。暑くもなく寒くもなく爽やかで。山にはウグイスの鳴き声が響き渡り。それがBGM。 交通量は多くはないけど、ときおりブーンと走っていくトラックの排気ガスにおいがほんの少しだけ店内でも感じ取れるのが、これまたいい感じに旅情を刺…
// 1200。 このエリアにある石像の数だ。無数の仏像が立ち並ぶスポットは国内にはそこそこあるが、さすがに1200体は聞いたことがない。 ましてやそのスポットを作り上げたのは一個人だというから常軌を逸していると感じた。 そのスポット名は、「ふれあい石…
// 「くれふしの里古墳公園」には日本一大きい埴輪(はにわ)がいる。 ズドーンとロケットのように芝生広場の中央に鎮座している。「そもそも埴輪ってなんだったっけ?」って感じにゲシュタルトが崩壊しそうなくらいに巨大な埴輪だ。 その名は「はに丸タワー…
// ここ2年程で、「AIが描いた絵」というのが話題になっているよね。主にちょっと変な方向に行っちゃった系を中心に。 例えばピザハットを描かせたら巨大なピザを帽子にしたおじさんができあがるし、丸亀製麺を描かせたらうどんの中にぽっちゃりしたカメが入…
// 昭和の時代、まだコンビニが世に進出する前にたくさん存在したという、麺類などがホカホカの状態で出てくる自販機。 令和の現代ではほとんど見ることがなくなったが、レトロ自販機としてマニアにひそかな人気を誇っている。 昨今はレトロブームでTV番組な…
// 東京都心に大久保という町がある。新宿区に属し、新宿駅からも徒歩圏内だ。 そこに個人的にメッチャうまいと思うカレー屋さんがあるから紹介したいと思うのだ。 店名は「小さなカレー家」。牛すじカレー専門店だ。 そのお店の外観はこんな感じ。 「小さい…
// 「ジブリっぽい」とか「トトロっぽい」みたいな表現はよく聞く。 しかし驚くなかれ、今回は「ぽい」ではなく本物のトトロ(漢字で書くと"轟")という名の集落を取り上げようと思う。 そこにあるバス停、「トトロのバス停」ももちろん本物でありかつてはバ…
// ヤーキーズ・ドットソンの法則というのがある。 適度な緊張がパフォーマンスを向上させてくれるという理論だ。ぬるま湯では人間ダメになるのだ。ストレスを乗り切った先に栄光があるのだ。 さて、佐世保バーガーで有名な佐世保の町の夜である。 2023年の…
// 今、全国で静かなブームであるレトロ自販機。 まだ日本にコンビニが普及する前の昭和後期に、昼夜を問わず走り続けるトラックドライバーが夜間でも温かい食事にありつけるよう登場したのが始まりだそうだ。 こういったレトロなマシーンがまだ日本に少しだ…
// 「お食事処 ポーク」。 2023年現在で86歳のおじいちゃんオーナーが作る唯一無二の味、"ポーク風ライス"を味わえるお店である。後継者はいないという。 絶滅してしまいそうな絶品メシ、つまり"絶メシ"を追い求めて僕も富山に車を走らせる。おじいちゃんが…
// 有田町。誰もが一度が耳にしたことのある"有田焼"で有名な町だ。 そこで造られる陶磁器は世界に誇る日本の宝。 そんな有田の町には、鳥居も燈篭も陶磁器でできた神社があるという。 うむ、さすが陶磁器の町。でも斬新すぎやしませんか?気になって気にな…
// 2階建てトンネル。 今宵はその意味不明なパワーワードに震えて眠れ。 さてさて、ちまたでは2階建てトンネルと呼ばれているスポットが静かに人気なのである。 しかし2階建てトンネルっていったいなんなのだろうね?例えば首都高や都心の地下鉄などは、トン…
// 世は空前のレトロブームなのである。 10年前にはあまり興味を持つ人もいなくって、ただこの世からゆっくりと忘れ去られて行くと思われていたレトロ自販機にも、今や凄まじい脚光が当たっている。 僕がレトロ自販機の存在を知ったのは、2011年頃だっただろ…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 drive-ns.hatenablog.com さて、当ブログ開始から5番目の特集である「参観灯台(登れる灯台)」の全執筆が完了したので、ここで再びコラム&エッセイのコーナーを開催しようと思います。 僕はコロナ禍でやることな…
// 2020年夏にSNSで大いにバズった美しすぎる泉、「出流原(いずるはら)弁天池」。 バズッたから行った、というわけではないのだが、付近をドライブ旅行している際に僕も立ち寄った。 あれは確か2021年。ちょうど今と同じくらいに秋が深まる季節だったな…。…
// ファンタジーの世界に出て来そうな木々が立ち並ぶ森がある。 大都会の博多駅からわずか10kmのところにある。 そのスポットの名前は「篠栗九大(ささぐりきゅううだい)の森」。 インスタ映えで人気が急上昇した折に僕もそこの存在を知ることとなるが、202…
// 聞いてくれ。 僕の母は潔癖で健康志向で、小さい頃は模擬店の食べ物・冷凍食品・インスタント・衣でかさ増しした惣菜等、まともに食べることができなかった。 今思えばそれはひとえに子供への愛なのだが、押さえつけられた欲望は反動でどこかで放出されて…
// 伊勢エリアに「大王崎」という岬がある。 その王者の貫禄を感じさせるネーミングがカッコ良すぎて、名前の由来はなんなのか気になって調べたが、ちょっとわからなかった。 ただ、決して名前負けはしていない岬だということは知っている。 岬に建つ灯台が…
// 標高3180m、「槍ヶ岳」。 日本で5番目に高い山であり、日本の多くの登山家が夢見る美しい山だ。 真っすぐ空を突くように伸びるその姿が、なんとも美しいよな。まさに"槍"ヶ岳だ。 そんな槍ヶ岳、僕も登ったことがある。あれも10月のことだった。 ちょっと…
// 小雨がシトシト降る森の中を1人歩いた。 すると前方に、不自然なほどに巨大な人工物が見えてきた。 それが「八角トンネル」と呼ばれる、文字通り八角形のコンクリートの遺構である。 スゲーな…、まるでタイムトンネルのようだ。 この他ではちょっと見られ…
// 鎌倉市の片隅…というか正確には逗子市に当たるんだけど、1000年前の不思議な洞穴があるんだ。どうやら集団墓地のような用途の洞穴だったらしい。 そしてその洞穴は国内でも有数の有名なお化けトンネルである「小坪トンネル」の上にあり、公開されるのは春…
// 静岡県の本土の最南端は、「御前崎」である。 油断していると伊豆半島の最南端の「石廊崎」が最南端かなって思ってしまいがちだけど、僅差で御前崎なのである。 ちょっとGoogleマップを引っ張ってくるからその目でご確認いただきたい。 こんな感じで、身…
// 宮城県の県庁所在地、仙台市は広大なのだ。 市内には鬱蒼とした森もあり、その森の中には今はもうホーム等も撤去されてしまったかつての駅の跡地もある。 今回ご紹介したいのは、「八ツ森駅」。 駅自体があったころは秘境駅ランキングで第5位を獲得してい…
// 「野猿(やえん)」。 それは動力を持たず、人間の力のみで動くロープウェイ。 ハーレーダビッドソンに対する、ママチャリのこと。F-15 戦闘機に対する、鳥人間コンテストのこと。 そんなアナログマシーンが、紀伊半島の奥地に2つもあるという。 …懐かし…
// コロナ禍の2021年夏に、富士山を眺める絶景展望台が爆誕したという。 その名は「FUJIYAMAツインテラス」。 もともとはカメラマンなど知る人ぞ知る富士山の穴場展望スポットだったらしい。 そこが綺麗に整備されて一般観光客用にシャトルバスまで運行され…
// 「大王崎」か「安乗崎(あのりさき)」か。 伊勢エリアを走行時、この運命の分岐を目にした方も多かろうと思う。 あなたならどちらの道を歩む? どちらもワイワイした雰囲気はあまりなく静かな岬ではあるが、知名度も景観も大王崎にやや軍配が上がるので…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 さてさて、早いもので旅も折り返しとなったので後半戦用の記事に移ります。 九州をめぐる旅、僕が何を考えてこのルートを辿っているか、わからない方も多いでしょう。 我ながらアホなコース取りだなって自分でも…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 2023年1月に日本6周目の本土海岸線の旅を終え、同年3月に沖縄県(宮古諸島)を旅し、正式に日本6周目を完結させました。 drive-ns.hatenablog.com それ以降の半年間、一体YAMAがどこでハゲ散らかしていたのかとい…
// 「忠犬ハチ公」。 日本史上において数多いる飼い犬の名前の中でも、トップクラスの知名度を誇る犬ではないだろうか。 ハチ公は1923年に生まれた。つまり2023年の今年は生誕100周年なのである。 なんとめでたい。人間であれば百寿だ。 犬であればなんなの…
// 苫前町にはクマに関するスポットや、クマが描かれた看板が多い。 クマとの因縁が深いからなんだけど、それは本編で語ろう。 そして役場前には「とままえだベアー」というクマのオブジェがある。 一見普通そうに見えて、実はちょっとヘンテコなデザインの…