愛媛県
松山市から北東方面、奥道後に向かう国道317号沿いにユニークすぎるお店がある。 どう見ても廃電車、ボロボロな電車を使ったレストランなのだ。そのお店の名前は「でんぷん」という。 生まれついての廃墟好きである僕がこのお店に飛びつかない理由はない。突…
3000年の歴史を持つ我が国最古の湯とも言われている「道後温泉」。 そのシンボルである「道後温泉本館」は明治時代に建てられたものだが、圧倒的な貫禄で現代も見るものを惹きつけている、道後温泉のシンボルだ。僕も大好き。5回か6回は通った。 この道後温…
海を臨む埋立地の工場群の中にポツンと自販機小屋がある。 小屋なので屋根もあるし壁もあり、工場群ではあるが不思議と居心地がよく、その小屋のベンチに座って眺める海が旅情をくすぐった。 僕の手の中には、レトロ自販機で買ったうどんがある。それをひと…
愛媛県にある四国最西端の岬、「佐田岬」。 この岬を有する佐田岬半島は日本一細長い半島とも呼ばれており、付け根部分から往復するのはなかなかに時間がかかる。しかも終盤は擦れ違いがギリギリなほどの幅の車道となる。 さらには駐車場から岬の灯台までは…
全国津々浦々のレトロ自販機を巡ってきたが、きっと海から一番近いレトロ自販機がここだと思う。 漁港にて、漂ってくる磯の香と共に食べたレトロ自販機のうどんは、そりゃあもう旅情をくすぐるものだったよ。 ここに至るまでは(主に自販機さんの境遇に)な…
「日本の風光明媚な駅を10個あげろ」と言われたら、きっとこの駅はそこに入ってくるであろう。 予讃線「下灘駅」。 海と空と屋根しかない、青いキャンバスの上に無造作に置かれただけ、…のような無人駅のホームが有名なのである。 恥ずかしながら、僕は2022…
紫電改(しでんかい)という名前の戦闘機が、昔存在したようだ。 太平洋戦争の末期に開発されたものの、400機程度しか生産されなかった、幻の戦闘機と言われている。 そして、2022年現在それが現存するのはわずか4機であり、うち3機は海外にある。 わずか1機…
「しまなみ海道(かいどう)」。 瀬戸内海に浮かぶ6つの島を、7つの橋で結んでいる絶景ルートだ。 ※橋の名称だけで言えば、10種類の橋が架かっている。 本州と四国を結ぶ、"本四架橋"は2022年現在で3ルートあり、完成した順に以下の通りだ。 瀬戸大橋(岡山…
四国本土の最西端。 その岬は「佐田岬」だ。 読み方は「さだみさき」。 鹿児島県にある本土最南端の岬は「佐多岬」と書いて「さたみさき」と読む。 書き方も読み方も、Webを見るとカオスになっている。 みんな気をつけようぜ。 では、海にメッチャクチャ鋭角…
旅行中の人間ってのは、感受性の塊である。 これが僕の持論だ。 ストレス社会の荒波にさられた日本人の心は、さながらコチコチの石ころみたいだ。 それが旅に出ることで、柔らかいスポンジのように森羅万象全てを受容できる状態となる。 飯を食っては「うま…