レトロ自販機
釜石市の住宅地。そこにポツンとたたずむコインランドリーに、ハンバーガーのレトロ自販機がある。 レトロ自販機と言えば、ドライブインや商店やゲームセンターなどに残っているケースが多い。コインランドリーとは、なかなかにレアな事例だ。気になる。 …そ…
「オートパーラーまんぷく」という、なんだか元気の出そうなネーミングのドライブインが久喜市にあった。そばやうどんの麺類レトロ自販機が店内にあることで有名であり、僕ももちろん訪れた。 だけども50年ほどの歴史を誇ったそのドライブインは、残念ながら…
十和田市には、ちょっと前まで「ルックワールド」というドライブインがあり、そこには短い年数だけどもレトロな麺類自販機が設置されていたんだよ。2013年の末から2016年の初頭までという短い寿命であったが、その期間内に僕も食べに行くことができた。 その…
「ポピーとよさか」は、麺類自販機とトースト自販機を有するレトロなドライブインだ。 どちらも現代においては滅びかけた自販機でありとても貴重なものなのであるが、特にトースト自販機はレア。2025年現在は日本最北のトースト自販機だと言われている。つま…
麺類などのレトロ自販機は、レトロなドライブインや個人商店などに設置されているケースが多い。しかし、信州にはお蕎麦屋さんの店頭にこのレトロ自販機があるのだ。コイツはレアだぜ。 このように、お店の敷地内に自販機コーナーがあり、その1つがレトロ麺…
レトロ自販機大国と呼んでも遜色はないほどに、レトロ自販機保有店がたくさんある群馬県。 全国でおよそ60店舗ほどのレトロ自販機保有店のうちの約10店舗が群馬県にあるのだ。すごすぎる。なぁ教えてくれ。どのような政治をすれば、どんな徳を積めば、こんな…
ここ数年のレトロブーム到来で各メディアに取り上げられ、どんどん知名度を上げているレトロ自販機。 僕自身はこの自販機が”レトロ”ではなかった時代を知らない。とはいえレトロブームによって知ったわけでもなく、その隙間の、あんまりみんなが興味を持って…
「後藤商店 支店」っていう小さな小さな商店がある。"商店"とは言っても店内という概念がなく、建物の前に自販機が並べているだけのお店だ。 ただな、その自販機の1つが、アツアツうどんが出てくるレトロ自販機なのだ。これはマニア涎垂ものの物件だ。もちろ…
どこからどう見ても廃墟としか思えないようなドライブインがある。 結論から言うとかろうじて現役であり廃墟ではないのだが、個人的には廃墟と表現してしまってもいいんじゃないかと思うほどだ。 ゾンビになってしまった人にほんの少し理性が残っていて、か…
「オートパーラー上尾」は、昭和レトロだけどもポップなデザインのドライブイン。アツアツのうどん・そばや、トーストが購入できるレトロな自販機もあってファンの多いスポットだ。 もちろん僕も大好き。 あとから気付くのだが、僕は日本6周目を担当した愛車…
のどかな山間部にある「道の駅 シルクウェイにちはら」。 もともと製糸会社が運営していたから"シルクウェイ"って名付けたのだそうだ。道の駅の裏には清流「高津川」が流れていて景観もいい。 …っていう話はさておいて、今回はこの道の駅に設置されているレ…
ここ数年でレトロ自販機は非常に注目されており、YouTuberなんてこぞって訪れているから物珍しさも薄れてきたようにさえ感じる。 何よりこのレトロ自販機の再燃と世間への認知については神奈川県の「中古タイヤ市場 相模原店」の功績が大きいように思う。201…
今回ご紹介するのは、「ふるさと村 大谷屋」というレトロ自販機を保有する小さな商店のお話だ。 僕は麺類・トースト・ハンバーガーなどがアツアツの状態で出てくるレトロ自販機が好きで、全国を渡り歩いている。 その中でも最後にアプローチすることとなった…
のどかな津山市に、レトロ自販機を有するお弁当屋さんがある。お店の名は「おかもと」という。 お弁当も気になるが、レトロな麺類自販機から出てくるアッツアツのうどんも気になる。そう思って複数回訪問した思い出を執筆しようと思う。 何はともあれ、ここ…
東北地方にも新緑の季節がやってきたあたりだろうか…? 東北のこの季節は、ちょっと肌寒いけども空も空気が綺麗で、そして遠くには残雪、間近には若葉の木々や水を張ったばかりの水田などを眺められ、ドライブしていると最高の気分になれるんだよね。 そんな…
レトロ自販機は、この10年でずいぶんと知名度を上げたように感じられる。 具体的には、神奈川県の「中古タイヤ市場 相模原店」が2016年にレトロ自販機を設置し始め、その翌年くらいから頻繁にTVに取り上げられたのが、世間に浸透する大きなきっかけになった…
中からアツアツのうどんやそばが出てくるレトロ自販機。 もう令和の現代では残存数は少ないものの、全国で数10の稼働筐体があり、ドライブインや商店などでひっそりと動いている。 だがな、四国には本格手打ちうどん屋さんの店頭にこれが置いてあるスポット…
「ドライブイン七輿(ななこし)」は、レトロ自販機界隈ではトップクラスに名の知れた名店だ。 ドライブインというと昭和時代の遺物のようにも思われるかもしれないが、ここは令和の現代だってドッコンドッコン客が来ている。頑なに平成も令和も認めず、「20…
倉敷市に「ドライブイン古城」という、ノスタルジックなネーミングのスポットがある。 荘厳な雰囲気を漂わせる名前ではあるが、実際はゲーム機や自販機が並んでいて地元の人の憩いの場になっており、利用者によってはアットホームな空間のようだ。古城だけど…
2025年現在、北陸地方にてレトロなハンバーガー自販機があるのは「自由空間かって屋」の1店舗のみである。 昭和のコンビニのない時代に隆盛を誇り、トラックドライバーや深夜に運転する人たちの小腹を満たしてきた食品自販機。 今ではうどん・そばなどの麺類…
緑あふれるのどかな山間部に、レトロ自販機がいっぱいあるスポットが爆誕した。 …という情報を掴んだのは2022年の春であった。名前を「なかよし自販機コーナー」というらしい。 もともと2021年から工場の一角でいくつかのレトロ自販機を設置し営業をしていた…
田園にたたずむドライブイン「公楽園」。 一見するとドライブインなのかすらわからない無骨なコンクリートの施設である。 ただ、ここはすごいポテンシャルを秘めた、全国のマニア涎垂もののレトロ界の聖地なのだ。 日本最北のトーストのレトロ自販機がある 3…
2020年までは、秋田県内にレトロなハンバーガー自販機が2台あった。現在は残念ながら撤去されてしまったのだが、僕はその少し前にその2台を巡ることに成功している。 1月前半の厳冬期に訪問したのだが、一面の銀世界の中で探し求め、そしてアツアツの状態で…
世の中、まだまだレトロブームなのである。 10数年前にはあまり興味を持つ人もいなくって、ただこの世からゆっくりと忘れ去られて行くと思われていたレトロ自販機にも、近年は凄まじい脚光が当たっている。 僕がレトロ自販機の存在を知ったのは、2011年頃だ…
現在は多くの人がその存在を知ることなったレトロ自販機。 いや、もちろん昭和時代や平成初期の栄華をご存じの方であれば「は?最初から知ってますけど?」みたいな感じかと思うけど、ここ10年くらいで若年層などにも広く知られるようになったじゃない。 そ…
岩国市、全国的に有名な景勝地「錦帯橋」の近くに「欽明館」という自販機コーナーがある。 これまた(レトロ自販機マニアにとっては)全国的に有名なスポットなのである。今は残念ながら錦帯橋には知名度も価値も今一歩届かないが、あと数100年欽明館が存続…
日本国内に数10店舗が点在する、レトロ自販機を保有する店舗。 その形態はドライブインだったり自販機コーナーだったり、はたまた道の駅だったりと様々。 そして群馬県と島根県の比率が多いけれども、たかだか日本中で数10店舗だからコンビニのように視界に…
昨今のレトロブームでTVのバラエティ番組やニュース番組、はたまたドラマにも登場したりしているレトロ自販機。 そこで人気に火が付き、連日のように人が詰めかけるお店もあるそうだ。 その裏で、ひっそりと永年営業していたお店がひっそりと消えていること…
益田市内の国道191号は右も左もなだらかな山が続いていて、ドライブしていてとても気持ちがよかった。 そんな道沿いに「自販機のお店 風花」はある。ほら、町から離れた国道脇の駐車帯などに大型トラックが停まって休憩しているシーンを見たことあるだろ?ち…
レトロ自販機は、「いつか行こう」が通用しなかったりするんだ。 昭和時代から平成初期に作られた自販機はもうボロボロで、いつ壊れてもおかしくない状態のものも多い。壊れてももう部品が無いから直せなかったりする。 それに、当時から自販機を管理してい…