神様の住む島と言われる、「大神島」という島がある。集落や歩道以外の部分の多くは聖域なのだそうだ。2024年現在は島民がわずか18人と言われる小さな小さな島だ。
"ウヤガン"っていう秘祭があって、観光客はもちろんこと島民も見ることができない謎に満ちた祭りなのだが、それもメインを担当する女性が高齢となったために2023年を最後に廃止となるか…という状況なのだそうだ。
そんな島に、僕は2023年に上陸している。
ウヤガン最後の年と言われているから行ったとかではなく、この日はWBCの決勝で日本が優勝して国中が歓喜に沸いたのだがそれを祝いに行ったわけでもなく、なんかフラリと気が向いたので海を渡っただけだ。
そして大神島では1軒しかない食堂でご飯を食べ、ウヤガンの拝所を経由して島の最高所の展望台から海を見た。
そんな昨年の思い出をちょっと語らせていただきたい。
350円で神の島に上陸する
小さなフェリーで大神島に渡る。1日4往復のみだ。ちなみに僕は1便に乗りたかったのに時間を間違えて乗り遅れたりしてな、2便で渡るのだよ。
大神島の神々は、そんな僕のおちゃめな部分もきっと包み込んでくれるであろう。
なんか空、じゃっかん曇っているけども気にしない。未知なる島へのワクワクで胸がいっぱいなのだ。
僕ったら日本7周もドライブしているから陸地は大体どこも行ったことあるけどね、島は車と一緒に行きにくいところもあるからどうしても網羅しきれていないの。逆に言うとまだまだ人生楽しみがあるの。
ぶっちゃけこれはフェリーの上ではなくって宮古島からズームで撮影したんだけども、大神島だ。ゆるやかな三角形を描く島。
上の写真では見づらいけども、左の方の浅瀬にはゴロゴロと大きな岩が転がっていて独特の景観。
これはフェリーのデッキから後ろを振り返った図。宮古島が平たく伸びている。
ところで航行時間はたったの15分なんだよ。料金は片道300円ちょい。神秘の島ではあるが、宮古島から行こうと思えばすんごくお手軽なのだ。
島が近づいてきた。例のゴロ岩をズームした。そしたらブレたけどな。まぁあのあたりは後で歩いて行って紹介するから今は触り程度と思っていただきたい。
ずっとデッキでハイテンションだったのだが、大神島に着岸した際にせっかくなので船内の客席も覗いてみたよ。
なんかみんな一心不乱にスマホを眺めていた。「せっかくだからスマホじゃなくって海を見ろよ!」って思ったが、実はこのときみんなWBCの決勝戦を見ていたんだな。なら許す。僕、そういうの疎いから知らなかった。
はい、これが僕の乗ってきた船。名前は"ウカンかりゆす"。全然意味が分からないレベルの船名だが、ウカンは大神でかりゆすはめでたいっていうことだ。
2022年にできたばかりのピッカピカの船だよ。
港の近くには入島料を入れるボックスがあり、わんちゃんが番をしていた。環境美化に使うらしい。盛り上がれよ神の島。僕も100円をチャリンと入れておいた。
11:40に僕は2便で大神島に上陸した。3便の13:30発のフェリーで宮古島に戻ろうと思う。2時間弱、精一杯に島を満喫しようじゃないか。
島で唯一の「おぷゆう食堂」
まずはランチにしようと思う。
港の近くには島で唯一の民宿兼食堂の「おぷゆう食堂」がある。こういうお店は昼どきを外すとすぐに閉店してしまったりする。このチャンスを逃してはならない。
港から島の中心部の高台へと心臓破りの坂道が続いている。その一番下に構えているのがおぷゆう食堂。早速入ってみよう。
こんな感じの、テーブル席が4つほどの簡素な食堂ではある。しかしなんかお客さんたちがTVを見てニッコニコで盛り上がっている。何が起こったのだろうと僕もTVを見てみた。
ついさっきWBCで日本がアメリカを破り、優勝したそうなのだ。胴上げしたりと選手たちが歓喜に沸いていた。お客さんも歓喜に沸いていた。
なるほど、僕は試合を1ミリも見ていないので感情をどう持っていけばわからないが、とにかくめでたいことだね。このあと大谷選手にインタビューが行われるという。誰、大谷って。
野球はさておき、何を食べようか。名物はカーキだこ丼というタコのくんせいの丼なのだそうだ。しかし今の気分は麺類かなぁ。宮古そばにしようかねぇ。
お店の入口付近のレジにいるスタッフさんに声掛けしてオーダーする仕組みっぽい。
三枚肉と波打ったかまぼこを使っている宮古そば。シンプルであっさりしたダシ。たまらん。なんだかんだで宮古諸島滞在中に自分で引いてしまうくらいの回数の宮古そばを食べたのだが、どこも個性があって楽しいしうまかったぜ。
そして付け合わせのサラダがジャッキジャキの食感でとても元気のいい植物。
三枚肉!三枚肉!柔らかくてジューシー!!
この肉からいただいたエネルギーさえあれば、このあと島の最高所の展望スポットまでも余裕で行けると確信したよね、僕。まぁ実はこのあとヘロヘロにバテるんですけどね、僕。
みんな僕の後ろにあるTVを見ている。僕だけみんなの方を眺めながらそばをすすっていて、なんかゴメン。でもそばうまい。
そういえば、僕の視線の先には日用品が置かれた棚がある。
どうやらこのお店は商店も兼ねているのだろう。確か他にこの島には商店と言えるようなところもなかったしな。島の人々の支えになっているスポットなのだろうな。
まだ熱気に満ちているTVの向こうと店内に別れを告げ、僕は島内散策に乗り出すことにした。
大丈夫、野球では盛り上がっていないけど、この島への期待で盛り上がってはいるのだから。
アンバランスな奇岩、ノッチ
まずはあなたにも島内のイメージを掴んでほしいから、おぷゆう食堂で撮影させてもらった島の全景写真を掲載するね。
こんな感じ。島を一周する道は存在してなくって、向かって左側は「ノッチ」、右側は「ンナパズ」までしか歩道がない。時間があれば両方の端っこを踏んでおきたいと思うよ。そして島の中心かつ最高所である「遠見台」にももちろん行く。
最初にノッチに向かうことにした。港からは徒歩10分、そして道が平坦そうだからだ。食後にいきなり遠見台を目指したら、心臓破りの坂の途中で文字通り心臓がかわいそうなことになりかねないからな。
港付近には廃車がゴロゴロ。車を捨てるにはカーフェリーを使って宮古島に持っていかないとであろう。そんで廃車のためにそれだけ手間ヒマを掛ける余裕は作りづらい…って感じなのだろうな。
そして小さな小さな島ではあるが、やっぱ生活の足には車が必要だったりするのね。
途中の歩道から眺めた宮古島方面の海が美しい。宮古島と池間島を繋ぐ「池間大橋」も肉眼でちゃんと見えているんだよ。ちょいとズームしてみようか?
はい、この通り。池間大橋、かっこいいぜ。
僕もさっきあそこをドライブしたりしたよ。フェリーの時間を間違えて、時間をつぶしている間にね。
海沿いの歩道。大部分において左側が海であり、そこに大量の赤いカニがいたりして、僕は1人キャッキャとしながら写真を撮ったりしたんだけど、カニの写真を掲載しても別にアクセス数増えないだろうから辞める。
あと、海沿いに続く歩道の写真を掲載しようかとも思ったんだけど、海が全く写っていないけども一番青空が映える写真の方を選んで掲載する。
ノッチと呼ばれる奇岩群がいよいよ見えてきた。すごいゴロゴロしている。
大昔に大神島が隆起した際に転がり落ちた大岩。それが果てしない歳月をかけて風や波に削られて、奇妙なかたちになっているのだ。
なんかすごくいい…!
青い穏やかな海に、緑に覆われたかわいい岩がチョコンチョコンと並んでいる。カエルやヒヨコのような、小動物を思わせるような並びだ。
歩道のすぐ脇、手の届きそうなところにも奇岩がたくさん出て来たぞ。足元が大きくえぐられてキノコのようなフォルムになっているのが特徴だ。
こちらに対し何かを語りかけてくるような、そんな不思議な雰囲気がしませんかね?
周囲に誰もいない静かな空間に、現実離れしたかたちの岩の数々…。夢の中にいるような気持ちになる。
誰もいない…って書いたばかりだけど、歩道のすぐ脇で大の字になっている若い女性観光客がいた。島からパワーをもらっているのだね。きっとここ、それだけのポテンシャルあるに違いない。
あと、ネコいた。島民の数倍のネコがいるらしいニャ。
池間大橋と奇岩のコラボ。かっこよすぎるだろ、ここ…。
さて、港から歩くこと約10分。間もなく島の向かって左側の道の突き当りだ。
歩道は突然に終焉を迎える。崩壊というかたちで。歩道を形成するコンクリートがバッキバキなのだ。えらいこっちゃ。
これね、以前島を一周する道を造ろうとしていたんだって。だけどもここまで工事したところで重機は壊れるわ、現場監督が不審死するわ、関係者が病気で続々と倒れるわ…と、不可解なことが相次いだんだって。
だから「神様が辞めとけっていっているのかな…。」ってなって、ここで工事が中断したのだそうだ。
割れた道路を飛び越えながら、一番先まで行って海を眺めた。岩の隙間から見える海は青くって穏やかだった。
干潮の際にはジャブジャブと浅瀬を歩きながらも島一周できるという話も聞いたことはあるが、僕はそこまではしたくない。ここまでで充分だ。
それでは、ここでUターンして港まで引き返そう。
次はメインとなる「遠見台」だ。
遠見台、トゥンバラまで登れ
港の目の前のおぷゆう食堂まで戻ってきた。時刻は12:40。帰りのフェリーの出航まであと50分。つまりは実質の行動時間は40分ってとこだろう。
大丈夫かな?間に合うかな?右側の道路の端っこであるンナパズまで行く時間はあるかな?
遠見台は島の人の言葉で"トゥンバラ"と呼ばれているらしい。
坂を上り、集落を抜け、神聖な祭りウヤガンの拝所を抜けて標高74.8mの島の山頂に造られた展望スポットなのだそうだ。
すごい登る。僕のふきらはぎ、かわいそうによぉ。普段全然使われていないのに、いきなりこんなにも酷使されてよぉ…。
ゼーゼーハーハー言いながら坂道を登る。こんな先に集落があるんだぜ、港の近くではなくって山の中腹に集落があるんだぜ。みなさん大変だ…。
エグい坂道の果てに、少しずつ集落が見えていた。18人の人々が住まう集落だ。
他の観光客も見かけず静まり返っている雰囲気だが、遠見台はこの集落を抜けなければならない。そっと通過させてもらおう。
坂の途中、まずは頑丈な造りのコミュニティセンターが登場した。この島でもっとも頑丈と思われる建物だ。ここで島民たちによる神事について打ち合わせが行われたりするのだろうか。
集落の中心部、住宅街に当たる部分にやってきた。
あ、車だ。しかしナンバープレートがない。これも廃車だろうか…。
そして赤瓦の屋根の民家。どうやら既に空き家になってしまっているような家も散見されるな…。どこの離島もそうであるように、ここも高齢化が進んでいるのかもしれない。
集落の中のクランクを抜けて山の上へと進んでいく…。
静かな集落ではあるが、綺麗に手入れが行き届いているよね。さすが神の島。
どうです、見てくださいな。鮮やかな花を咲かせる鉢植え。そして綺麗に選定された庭木。住民たちの気配はないが、ちゃんと丁寧な暮らしがここに息づいているのだ。
まぁこの鉢植えの横にある家がさ、壁も天井もない状態でちょっとビビるんだけお、主はきっと近くに住んでいるのさ。
この風景、20年先や30年先も見られるのだろうか?かつてこの島には学校があったが今は無いという。
この島には子供はいないのだろうか?高齢化が進み、住む人がいなくなってしまったりしないだろうか?
そんな一抹の懸念があるからこそ、この景色を目と写真に焼き付ける。望むにしろ望まないにしろ、日本の景色は刻々と変わっていくのだ。次くるときに同じ景色が見られるとは限らないのだから。
集落内はやや入り組んでいるが、基本的には道なり。さらにはわかりづらいポイントには遠見台への道しるべがあるから安心だ。
いろいろ平坦な住宅地を抜け、また周囲はやや登り勾配、そして草木が茂り出した。
貯水タンクだ。どうやら1980年に海底からの送水システムが整ったことで設置できたものらしい。島の生命線だ。
『かんまなかたや にんぎんなあたたや』
人間はケンカして仲直りしても、神様は見ていて反省していない場合は罰を与える、とのことだ。マジか。反省を伴わない仲直りは地獄行きだぜ。こりゃ僕も襟を正して生きるしかないというヤツだ。
小さな畑の脇を通る。島の人が農作物を作ったりしているのだろう。
海辺はほぼ険しい岩礁か砂浜であり、山の中は勾配が急だったり神域が多い。土があって畑ができる部分って、結構貴重なのかもしれないな。
遠見台入口の階段だ。かなり急ではあるが、ここを登り切れば遠見台。昔はそこから異国の船を監視していたという。
また、冒頭でご説明した神事ウヤガンもこの先の拝所で行われる。選ばれた女性のみがそれに携われるのだが、以前は何人もいた資格を持つ女性も今は80代のおばあさん1人だけになってしまったと聞いている。
4・5日の間、ろくに飲食もせずに神を憑依させて祈りを捧げるという。つまりは生命を極限状態に置くことによってトランス状態になり、神と精神がシンクロするのだね。
確かに80代の方には過酷な神事だわ…。
しかし古来よりウヤガンは内容を口外禁止とされており、その時期には島民以外は島に渡れないし、島民であっても遠見台には近づけなくなる。
だからこのままだと誰も知ることなく滅びてしまうイベントなのだ。
…もしかしたら、島の人にとってはそれでもいいのかもしれないけどな。文化だとか伝統だとかって言葉で表現できるようなものではないのだろう。
もっともっと、島の人の精神の奥深くに生きている魂みたいなものなのだろう。
ここがウヤガンの拝所だ。岩に絡みつく木々のツル。そして小さな祭壇のようなもの。自然の象徴のような、でも静かな場所であった。
…いよいよ遠見台なのである。
遠見台から眺める青い海
坂道と階段を登って火照った体に、南国の風が吹く。ぶっちゃけ爽やかでもないし涼しくもなく、「もわぁぁ~!」って感じだけども、その独特の感じが先島諸島なのだよ。
遠見台は数人がようやく立てるほどの狭い展望所。
僕が到達したときには女性旅行者と思われる人が座り込んで瞑想をしていた。あ、ジャマしちゃってすみません。
女性が立ち去った後、僕は改めて遠見台から周囲の景色を眺める。
あぁ、あそこは大神港だな。着岸した桟橋も見えるしフェリーも見える。
…フェリーが見える…!?大丈夫かな、フェリーがいるということは、宮古島からのお客さんを下ろしてちょっと休憩した後に出航だよね?
でもまだ出航までの時間はあるはずだよね…!??
数々の旅でフェリーギリッギリになったり、はたまた乗り遅れたりしている僕は、こういうシーンを見ると不安になってしまうのだ。
目線をギリギリまで下げてみると、今まで歩いてきた道のりが大体わかる。
港・心臓破りの坂・集落・給水塔、そしてここ遠見台。ほぼ一直線でそれらがまとまっているのだ。
このルートと海沿いの道を除けばほとんど山と神域のみの、静かで小さな島なのだ。
宮古島とは反対側には、もう島はない。どこまでも海が広がっている。気持ちがいい。
空は相変わらずやや曇っているが、それでも海はこんなにも綺麗なのだ。快晴だと想像を絶する青さなのだが、たぶん直射日光でここにはそんなに長い間は滞在できないであろう。このくらいでちょうどいい。
まだ春先だし、今。まだまだ沖縄としては快適な季節。
反対側の宮古島方面。島の最北部の細く突き出た部分が遠くに横たわっている。さらにその向こうに薄っすらと見えているは伊良部島だろう。
こちらの足元に見えているのは「多目的広場」と「カミカキス」っていう名前の奇岩群。すごいよね、綺麗にサークル状になっているけども、これは人が並べたんじゃないんだよ。天然のもの。
カップルが遠見台に登ってきた。では、入れ違いで僕はそろそろ降りますか。次はあのカミカキスや多目的広場に行きたい。まだ時間はあるはずだ。
ンナパズ・広場・そしてさよなら神の島
では、最後にまた島の全景写真をお見せしよう。
遠見台から激坂を降りておぷゆう食堂前まで行き、海沿いの道を突き当りのンナパズに向かって歩く。
このときには気付かなかったんだけど、集落から多目的広場に繋がる山道がうっすらと見えているんだよね。おぷゆうう食堂を経由するのはかなり遠回りだったなぁ。
多目的広場だ。島内では貴重な、フラットで広大な空間だ。東屋くらいしかなくって「多目的ってなんだよ」って思うかもしれないが、白紙であるからこそ可能性って無限だよね。
あとトイレあるし水道もあったし。充分だ。
ときどき空が青くなるのも嬉しかった。トイレ行って、非常時のための水を補充させてもらった。
広場の反対側、海側はカミカキスという奇岩群だ。カップルが「わーい」みたいな感じで浅瀬に入って行った。
見覚えがあるなぁと思ったら、さっき遠見台で入れ違いになったカップルだ。「早すぎないか!?」って思い、「あぁ、この人たちは僕が見つけられなかった山道でショートカットしてきたんだね」って気づいた。
たぶん魚とかサンゴとかいるのだろう。チラホラと海に入っている観光客見える。
でも僕はこういう離島に来てもシュノーケリングをしたいとは思わないし、基本的に脚すら濡らさないのだ。結構レアな人種だと思う。
でも僕はドライブできればいいし、陸から海を見ているだけで満足なの。
最後にこっち側の道の突き当り、ンナパズまで行くか。ここからは歩いて3分くらいで行けるだろう。
ンナパズってどういう意味だろう?Webで調べてみたけどわからなかった。でもわかんなくってもいいや。そういう要素があった方が似合うと思うよ、この島は。
はい、着いた。道路の突き当りだ。すっごい浅瀬が広がっていて、ザブザブと歩いているおじさんも1人いた。島一周チャレンジでもするのかな?
ンナパズがどういう場所かすら僕にはよくわからないが、おぷゆう食堂で見た島内案内図には『採ったサザエを持ち帰るためにさばいていた場所』と書かれていた。貝殻が重いからさばいて捨てていたってこと?
じゃあそろそろ時間かな?出航時刻まであと10分もない。
せわしない散歩だったが、ここでUターンだ。
桟橋からフェリーに乗ると、間もなく出航した。なかなかに危なかった。
船内には例のカップルもいた。早いな!キミらつい10分くらい前に浅瀬に入って水遊びを始めていたばかりなのに!
帰りのフェリーでは歩き疲れて、行きのデッキとは違い冷房の効いた船内でゆっくりしていたので海上の写真は撮らなかった。
そんな神の住むと言われている島を歩いた僕。
「体験した」というにもあまりに短い時間であり、表面的なものしか見れていないとは思う。だけども表面であっても見れたことには価値があり、そして沖縄本島や宮古島の市街地にはない原風景を目の当たりにできたことは事実であろう。
その記憶を大事にしていきたい。
以上、日本7周目を走る旅人YAMAでした。
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