グルメ
// 山あいの、緑に囲まれたのどかなロケーション。横には川が流れている。 そんな"日本昔話"みたいなスポットに、昨今話題のレトロ自販機が設置されているドライブインがあるという。 …行くしかねーだろ、そんな素敵ドライブイン! そう思って僕が「コインレ…
// 2011年の東日本大震災から間もなく13年となる。 ずいぶんと年月が経ってしまったようだが、それでも忘れてはいけない記憶だよね。 我々個人が記憶しておくのはもちろんのこと、後の世において万一同様の災害が生じたときにも被害を最小に留めておけるよう…
// 青森駅からほど近い路地に、「はるえ食堂」という小さな小さなお店がある。 戦後の闇市みたいな雰囲気を残す本当に狭い路地に、バラック小屋がギュギュッと並んでいる中の1つだ。 "食堂"という名前ではあるが、4畳ほどの広さしかなく惣菜等の持ち帰り販売…
// 広島港にほど近い、埋め立て地の工場地帯の中にある小さな商店。そのお店の店頭に昭和時代に栄華を誇っていた、アツアツのうどんが出てくるレトロな自販機がある。 今ではもう取り扱っているお店も少なく、すごく貴重な自販機だ。 それを求めて全国を旅す…
// この令和の時代においても、焼きそば並盛(麺2玉分)がわずか400円で食べられる焼きそば屋さんがあるという。 それを聞いて胸の奥が「キュン…♡」ってときめいた。 この国には数多くのラーメン専門店はあるが、焼きそば専門店はそこまで多くはない。家で食…
// 全国津々浦々のレトロ自販機を巡ってきたが、きっと海から一番近いレトロ自販機がここだと思う。 漁港にて、漂ってくる磯の香と共に食べたレトロ自販機のうどんは、そりゃあもう旅情をくすぐるものだったよ。 ここに至るまでは(主に自販機さんの境遇に)…
// 雪深い青森の町で、24時間営業するパワフルなレストランがある。 そのお店の名前は「エンデバー」。 店内はちょっとレトロで、昭和時代にスペースインベーダーとかができて大ブームとなったテーブル型のゲーム機がいまだに多数現役で、地元のおじいちゃん…
// いつからだろう。昭和レトロな大衆食堂に興味を持つようになったのは。 日本1周目のころはグルメ自体に興味がなく、「コンビニのパン1つあれば2日は運転ができる」とかアホなことを言っていた。 その後はいっぱしにご当地グルメに目覚めたりもした。 今も…
// ドライブイン全盛期を知らない僕が言うのもアレだが、「長沢ガーデン」が最も僕の中において完成されたドライブインである。 レストラン・自販機・スナックコーナー・宿泊・お風呂などがそろっており、しかも続々とトラックやバイクがやってくるという賑…
// 東京の下町っぽいテイストを残す江古田駅。 その駅前にバブリーなビジュアルのお店がある。 「江古田コンパ」。 なんだコンパって? お店の外観を見たことがあっても、中まで入って真相を確かめた人は多くはないだろう。 今回はそんなあなたのために3回ほ…
// 山陰の海沿いの国道に「ドライブイン日本海」がある。 …どうだろう?なんだかこの一文だけでエモーショナルな感覚がしてこないだろうか? 実際そうなのだ。 日本海を見ながらのシーサイドドライブの途中に出てくる、ちょっと昭和レトロなドライブイン。そ…
// 新緑が風にそよいで。暑くもなく寒くもなく爽やかで。山にはウグイスの鳴き声が響き渡り。それがBGM。 交通量は多くはないけど、ときおりブーンと走っていくトラックの排気ガスにおいがほんの少しだけ店内でも感じ取れるのが、これまたいい感じに旅情を刺…
// 昭和の時代、まだコンビニが世に進出する前にたくさん存在したという、麺類などがホカホカの状態で出てくる自販機。 令和の現代ではほとんど見ることがなくなったが、レトロ自販機としてマニアにひそかな人気を誇っている。 昨今はレトロブームでTV番組な…
// 東京都心に大久保という町がある。新宿区に属し、新宿駅からも徒歩圏内だ。 そこに個人的にメッチャうまいと思うカレー屋さんがあるから紹介したいと思うのだ。 店名は「小さなカレー家」。牛すじカレー専門店だ。 そのお店の外観はこんな感じ。 「小さい…
// ヤーキーズ・ドットソンの法則というのがある。 適度な緊張がパフォーマンスを向上させてくれるという理論だ。ぬるま湯では人間ダメになるのだ。ストレスを乗り切った先に栄光があるのだ。 さて、佐世保バーガーで有名な佐世保の町の夜である。 2023年の…
// 今、全国で静かなブームであるレトロ自販機。 まだ日本にコンビニが普及する前の昭和後期に、昼夜を問わず走り続けるトラックドライバーが夜間でも温かい食事にありつけるよう登場したのが始まりだそうだ。 こういったレトロなマシーンがまだ日本に少しだ…
// 「お食事処 ポーク」。 2023年現在で86歳のおじいちゃんオーナーが作る唯一無二の味、"ポーク風ライス"を味わえるお店である。後継者はいないという。 絶滅してしまいそうな絶品メシ、つまり"絶メシ"を追い求めて僕も富山に車を走らせる。おじいちゃんが…
// 世は空前のレトロブームなのである。 10年前にはあまり興味を持つ人もいなくって、ただこの世からゆっくりと忘れ去られて行くと思われていたレトロ自販機にも、今や凄まじい脚光が当たっている。 僕がレトロ自販機の存在を知ったのは、2011年頃だっただろ…
// 聞いてくれ。 僕の母は潔癖で健康志向で、小さい頃は模擬店の食べ物・冷凍食品・インスタント・衣でかさ増しした惣菜等、まともに食べることができなかった。 今思えばそれはひとえに子供への愛なのだが、押さえつけられた欲望は反動でどこかで放出されて…
// 静岡県の本土の最南端は、「御前崎」である。 油断していると伊豆半島の最南端の「石廊崎」が最南端かなって思ってしまいがちだけど、僅差で御前崎なのである。 ちょっとGoogleマップを引っ張ってくるからその目でご確認いただきたい。 こんな感じで、身…
// 北海道にある、ローカルコンビニチェーン2つを取り上げたい。 1つは函館の「ハセガワストア」、もう1つは根室の「タイエー」だ。 さらには、それらのコンビニチェーン2つ共に名物としている「やきとり弁当」という名前の豚肉の弁当にフォーカスしたい。鳥…
// 伊勢志摩エリアには、かつて"売春島"と呼ばれた島、「渡鹿野島(わたかのじま)」がある。おっと、それは"かつて"の話だし、今回の記事では"かつて"を掘り起こすような内容は無いから安心して読んでくれよ。 僕はひょんなことからその島に1泊することとな…
// 2023年もまた猛暑である。 災害級の猛暑と言われ、外を歩くのはもはや死亡フラグを積み上げるのと同義である。 そんなときにスタミナをつけてくれる食べ物と言えば、カレーなのである。 今日は昨年の暑い日に、「万代シテイバスセンター」の名物であるバ…
// 青森の市街地。 そこには「ここはホントに令和かな?昭和じゃないのかな?」みたいな雰囲気と価格設定の惣菜屋さんがある。 僕は何度も訪問しているが、一食で350円以上を使ったことが無い。 そしてここ、店内でイートインができるのだ。 その場で選んだ…
// 100人いれば100通りの夏がある。 正解も不正解も無いのだ。 ただ、あの夏に僕は感じた。 体験したことはないけれども、日本人の心の奥底に残る夏休みの記憶。 誰もが思い描いたことのある日本の夏。 それは実在していたのだなぁと。 涼を求めて 世の中は…
// 普通の人は、この建物の外観を見て「あぁ、ここは食堂ですね」とは言わない。 少なくともそういうことは義務教育でも習わないし、会社の新人研修でも教えてくれない。 暖簾も無い。看板も無い。 やたら小さい。入るのに勇気がいる。オーダーのしかたが少…
// いつも何気なく視界に入る廃墟。 いや、「視界に入っている」とすら認識しないほどに疑問を持たない廃墟。 それがもし「いや、廃墟じゃないよ。営業している食事処だよ。」と言われたら。 「待て待て待て!じゃあ今度改めてしっかり見てみるわ!なんだっ…
// 大都会、池袋の夜。 立ち並ぶビル群と、そこを行きかう人々。 気軽に入れる大衆居酒屋もあれば、いい匂いを路上に振りまく焼き鳥屋もあるし、ちょいといかがわしいお店の客引きもある。 とにもかくにも、24時間活気づいている町というイメージだ。 そんな…
// 寒ければ寒いほどいい。なんなら吹雪いていたっていい。 そんな中、七輪で焼いたおにぎりに醤油を塗ってもらうのだ。 途端に芳ばしい香りが鼻孔をくすぐる。 焼き上がったら早速食べるのがよい。 かじかんだ手には、焼きおにぎりの熱が包んだ新聞紙越しに…
// 47都道府県の中で最も小さい香川県。 しかし星の数ほどうどん屋がある。いや、星よりかは少ないけど800店舗くらいはある。 僕が訪れたうどん屋はそんな中のほんの数10店舗だが、どれも格別にうまい。 香川県に行くとついついうどん屋巡りをしてしまう。 …