2023-01-01から1年間の記事一覧
// 47都道府県の中で最も小さい香川県。 しかし星の数ほどうどん屋がある。いや、星よりかは少ないけど800店舗くらいはある。 僕が訪れたうどん屋はそんな中のほんの数10店舗だが、どれも格別にうまい。 香川県に行くとついついうどん屋巡りをしてしまう。 …
// 人類にとって「空を飛ぶ」というのは、飛行機誕生の前後に関わらず強い憧れである。 ゆえに、僕らは空を飛ぶ飛行機を見れば自然とそれを眺めてしまう。 離陸直後、着陸間際の飛行機を見ることができたら「わぁ、近いね、大きいね」だなんて呟いてしまう。…
// 愛知県の北部に「布袋大仏」という大仏がいる。 有名な観光地ではないので、ピンと来ない方が大半だろう。 しかしこの布袋大仏を「サングラス大仏」と表記すると、その知名度は100倍くらいに跳ね上がる。 (100倍になっても知っているのは大仏マニアやB級…
// 本州本土と離島「角島」、その2つを海の上で結ぶ橋、「角島大橋」。 すごいんだ、これが。 橋のフォルムが最高だし、海の色が沖縄のように透き通っているんだ。 曇りの日でも綺麗だし、晴れていれば永遠に眺めていられるほどの絶景なのだ。 小雨でも、こ…
// 「日本の風光明媚な駅を10個あげろ」と言われたら、きっとこの駅はそこに入ってくるであろう。 予讃線「下灘駅」。 海と空と屋根しかない、青いキャンバスの上に無造作に置かれただけ、…のような無人駅のホームが有名なのである。 恥ずかしながら、僕は20…
// 無機質な部屋。 簡素なテーブルとイスと文庫本。 そんな空間で、老婆の焼いた焼き鳥を、僕はハムハム食べたのだ。 「これまでの人生で一番おいしいかもしれないな」って思ったほどであった。 2022年の猛暑の季節の夕暮れ、本当にステキなひとときであった…
// 岩手県の釜石線を走る「SL銀河」。 車両の老朽化のために2023年6月11日を最終運行として、引退するそうだ。 釜石線というのは、もともと「宮沢賢治」が"銀河鉄道の夜"を執筆するにあたってモチーフとした路線。 だからそこを走るSLも銀河鉄道の夜とリンク…
// 「島根県は影が薄い」とか、「鳥取と島根の区別がつかない」とか、もうアホかと。 何を言っているんだって話。 ならば「日御碕(ひのみさき)」。今日はそれだけ覚えて帰ってほしい。 島根にはそれがあるんだ。 僕の大好きな岬である。 「山陰をドライブo…
// 爽やかな春真っ盛りの日本列島。 そんな青空の下ではためく白いTシャツ。 それはまるで洗濯洗剤のCMみたいなシーンだが、あれはフィクションではないんだ。 高知県に実在するんだ。 それを見に行った2022年春の思い出を語りたい。 あの頃の夢を叶えるため…
// 昭和レトロなドライブインが好きだ。 幼い日の夕暮れ、遠くまでドライブした帰りに父親と立ち寄って、ヤクルトを買ってくれたセピア色の思い出。 いや、それは僕の脳が勝手に捏造した都合のいい思い出なんだけど、誰もがそんなシーンを思い描いてしまうほ…
// 目を閉じれば、その広大な草原の彼方に回る、巨大な風力発電プロペラ群が見える…。 北国の地平線まで続く大地を疾走する旅人たちが、一様に心をときめかせてきた「オトンルイ風力発電所」。 2023年4月から解体が始まってしまう。 1つの時代が終わる。 全…
// 岬と灯台。 もはやそれはセットで1枚の絵画だ。 岬あっての灯台だし、灯台あっての岬と言ってもいいかもしれない。 僕もこれまでに以下の2つの観点から岬特集をしてきた。 drive-ns.hatenablog.com drive-ns.hatenablog.com 今回は少し視点を変え、灯台を…
※3月末くらいに追加情報をモリモリ入れて再UPします。また訪問してくださいませ! こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 さて、早くも旅は後半戦に入るのです。 「おいおい、沖縄本島に行くのかと思えば、宮古島じゃねーか」・「宮古島界隈をウロチョロし…
※3月末くらいに追加情報をモリモリ入れて再UPします。また訪問してくださいませ! こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 みなさんの中には覚えている方もいらっしゃるかもしれないですが、2023年の1月、僕は日本6周目となる本土の海岸線を全て愛車と共に…
// 洋上に浮かぶ巨大な廃墟島、「軍艦島」。 そのシルエットは、名前の通り軍艦のようである。 第2次世界大戦のときに活躍した、戦艦大和・戦艦武蔵・戦艦陸奥のような姿を彷彿とさせる。 どのくらい似ているのかと言うと、大戦中にアメリカの潜水艦が軍艦島…
// 「ここに来たことありますか?」 「ここがどんな宿か知っているんですか?」 「本当に大丈夫ですか?何もないですよ。ご飯も飲み物も無いですよ。」 電話口の女将は、若干いぶかし気に僕に質問を繰り出してきた。 大丈夫なのだ。 僕は初めてだが、カクゴ…
// 東日本大震災から12年の月日が経った…。 12年前のあの日、宮城県石巻市は甚大な被害を受けたよね。 何人かの知り合いは石巻市に震災復興ボランティアに出かけた。 僕は石巻ではなく福島県の南相馬市にボランティアに行ったのだが、石巻にも思い出があり、…
// こんばんは、【週末大冒険】のYAMAです。 さて、当ブログ開始から4番目の特集である「日本の中心リスト」の全執筆が完了したので、ここで再びコラムのコーナーを開催しようと思います。 drive-ns.hatenablog.com これの執筆、実はすごく大変だったのです…
// 2023年3月。 あの東日本大震災から12年の月日が流れようとしている。 もうあの震災は一昔前なのだ。 だけども今でも僕はあのときのことを思い出すたびに心がゾワゾワとする。 東北とは縁も所縁もない地に住んでいたのに、いまだに涙が出る。 僕が、日本が…
// 和歌山県の南部、那智勝浦の町。 日本三名瀑の1つである「那智の滝」があったり、町の各所で温泉が湧いていたり、近くに捕鯨基地があったり、生のマグロの水揚げ量が日本一であったり…。 いろいろと魅力いっぱいの町だ。 そんな那智勝浦の魅力をたくさん…
// 「日本の中心」っていうのは、実はたくさんあるのだ。 30くらいあったりするのだ。 定義が異なれば中心の概念も異なるので、ある意味どれも正解なのである。 じゃあ、その数ある日本の中心の、さらに中心を求めたならば…。 中心の中の中心。 それこそが、…
// タイトルが全てを物語ってしまうようであるが、世界初の仏教寺院内プラネタリウムが東京の下町、葛飾区の立石という町にある。 まずはその、「プラネターリアム銀河座」のWebのサイトからの一文を引用する。 ※注意ください!※ 銀河座は極めて特殊なプラネ…
// 今一度、僕はあなたに問おう。 あなたは「ベタ踏み坂」をご存じか、と。 ベタ踏み坂、それはかつてダイハツの"タントカスタム"という車のCMで登場した坂道である。 文章でご説明するよりも、CMそのものを見ていただいたほうが早いので、下記にリンクを貼…
// 昨年夏、衝撃のニュースが日本を駆け巡った。 「東海大学自然史博物館」・「東海大学海洋科学博物館」という隣り合う2つの博物館が、施設の老朽化などのために2023年3月末で閉館すると宣言したのだ。 非常にショックであった。 つい先日の2023年2月10日。…
// 綺麗な円形であれば、中心はここだと誰もがわかる。 四角形であっても、中心がどこなのか求めることができる。 では、それが日本列島のような複雑なかたちだったらどうなるだろうか…? 実はそういう複雑な図形には「ここが中心」という明確なルールが存在…
// 社会人になったばかりの頃だっただろうか。 ある人がこう言った。 「桜より梅が好き。桜はハデに咲きすぎで少し怖い。梅くらいがちょうどいい。」 …ハァ?何言ってるんだ。 咲けば咲くほどいいであろうが。 "花見"という言葉が一般的には桜を指すように、…
// 僕は、なるべく宿泊費を抑えたい。 何を目的として遠方に赴くのかによって考え方は異なるが、「なるべく宿泊費を抑えたい」と考える人は一定数はいるだろう。 その日の僕も、その1人であった。 あぁ、なるべく安く宿に泊まりたい。 その分のお金を、これ…
// 日本にもピラミッドがある。 正確に言うと「ピラミッドみたいだね」って言われている建造物がある。 それが「頭塔(ずとう)」。 今までは周囲全てを建物に囲まれていて、なかなか見るのにコツが必要だったスポットだ。 ただし2023年1月現在は、一部の建…
// 「日本まん真ん中センター」。 「キング of 税金無駄使い」で真っ先にイメージされる建造物かもしれない。 その名称から想像がつく通り、日本の真ん中をアピールする施設。 岐阜県山間部ののどかな町に、22億円をかけて造られた巨大な町おこしプロジェク…
// 晴れている日に九州の内陸部を疾走するのは、とても気持ちがいい。 鹿児島県の「錦江湾」から内陸に切れ込み、霧島の高原地帯、「えびの高原」、そして五木村の緑豊かな秘境を抜け、「通潤橋」など見てほっこりしたら、阿蘇でテンションをブチ上げ、「く…