週末大冒険

週末大冒険

ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

No.259【島根県】天空に登る「ベタ踏み坂」再訪!超遠望でファインダーにその姿を捉えろ!

今一度、僕はあなたに問おう。

あなたは「ベタ踏み坂」をご存じか、と。

 

ベタ踏み坂、それはかつてダイハツの"タントカスタム"という車のCMで登場した坂道である。

文章でご説明するよりも、CMそのものを見ていただいたほうが早いので、下記にリンクを貼らせていただく。

 

www.youtube.com

 

…すごいよね。

坂の傾斜もすごいし、タントカスタムもすごい。

 

この坂道は実在するのだ。

島根県から見た「江島大橋」、通称ベタ踏み坂。

アクセルをベタ踏みしないと上れないような急角度の坂。

 

そして!!

 

drive-ns.hatenablog.com

 

我がブログの栄えある「No.100(100記事目)」にて取り上げたスポットでもある。

しかし、上記リンク内で語った通り、カメラの性能が及ばずに満足の行く撮影が出来なかったのだ。

 

今回の記事は、そのリベンジマッチなのである。

 

 

これでようやくお伝えできるかな?

本来あのとき僕が撮影したかった写真のことを…。

 

 

ベタ踏み坂おさらい

 

僕の前回の訪問記録をわざわざ読むのが面倒だというあなた。

わかるわかる、その気持ちメッチャわかる。

なのでダイジェストで記載しよう。

 

 

ベタ踏み坂、近くで見るとあんまり急ではない。

実際に走ってみてもそこまで急ではない。

 

もちろんそれなりに迫力がある坂なのだが、CMで見るほどのインパクトはないのだ。

それはなぜなのだろうか?

 

圧縮効果による視覚的トリックを使っているからである。

どういうことなのかは実際に以下の例を見ていただけると一目瞭然である。

 

 

まずはこれ、ベタ踏み坂から750m地点でのGoogleマップストリートビューだ。

ベタ踏み坂は遥か彼方である。

ここからカメラでズームする。

 

おさらい坂1

これは実際に750m地点のファミリーマート前で僕が撮影した写真。

なかなかの急坂になった。

離れたところから斜めのものをズームすると、角度が急になったように見えるのだ。

 

750m地点でこうなのだから、もっと離れたらもっと急になるのかな?

…とは言え、もう僕の背後は海が近い。

これ以上後ろには下がれない…  と思いきや。

 

おさらい坂2

大根島(だいこんじま)」が海の向こうにある。

ベタ踏み坂から2.8kmも離れているが、あそこから凄腕スナイパーのように狙い撃ちできるのだ。

早速移動した。

 

おさらい坂3

ベタ踏み坂のある「江島」が果てしなく遠い。

もうベタ踏み坂も肉眼ではほぼ見えない。

 

では、ここからズームだ。

 

おさらい坂4

見えたー!かなりの急坂!!

しかしカメラの性能の限界が近い…!!

 

おさらい坂5

ここでギブアップ!

これ以上のズームは見るに耐えない画質になる!!

 

チクショウ!

1週間前に愛用のカメラが壊れたので、ボロくて古いカメラしか手元になかったのだ。

またここに来るぞ!

そのためにも電器屋さんで一番ズームの効くコンパクトデジタルカメラを買うぞ!

 

おさらい坂6

こうしてその後すぐに僕はカメラを買ったのだが、ベタ踏み坂を再訪できぬまま時間が過ぎて行った。

コロナ禍がスタートしたからだ。

 

前回の記事内で、僕は以下のように語っている。

 

またベタ踏み坂を撮影したいのだが、昨年からのコロナウイルス蔓延で、山陰地方に旅立てずにいる。

今年、2021年のゴールデンウィークもまた、家で過ごすことになりそうだ。

 

2021年はコロナウイルスの緊急事態宣言で、ほとんど旅行なんてできない世の中だったのだ。

 

リベンジ坂1

だが2022年!

世の中はほんの少し落ち着き、僕は再び動き出す!!

 

 

超望遠撮影リベンジへ…

 

春の快晴の空はどこまでも澄み渡っていた。

窓を開けると三角窓から吹き込む風に、僕はうっとりしていた。

 

リハーサル坂1

せっかく新しいカメラを所持していても、天気が悪くてベタ踏み坂自体が霞んでいたら意味が無い。

澄み渡った空気であることも重要な条件の1つだ。

 

大根島に入った。最高のドライブ日和。

なにこれハンドル握っててすごく幸せ。

 

リハーサル坂2

南西方面から大根島に入った僕は、島の外周に沿って時計回りに島を走る。

数㎞走り、島の北岸に入ればもうすぐだ。

 

リハーサル坂3

ここで会えて僕は一度車を停める。

本命の「坂が正面に見える位置」はもう少し先なのだが、ちょっと違う角度からの写真も撮ってみたいのだ。

しいていえば、本命の前にリハーサルなのである。

 

リハーサル坂4

OK、僕には見えた。

肉眼で綺麗に見えるほどの天気に感謝した。

あなたには見えるか?

 

リハーサル坂5

あそこだ。

スマホからこの記事をお読みの方、写真を拡大しないとわからないかもしれないので、セルフズームしてみてくれ。

 

では、現地の僕がコンデジのズーム能力の限界に迫る!

 

リハーサル坂6

 

いいねぇーーー!!

 

 

青空に美しい弧を描くベタ踏み坂。

これをずーっと夢見てコロナ禍を悶々と過ごしていたんだよ!

このカタルシス

 

そりゃね、100万とか200万とかするバズーカみたいなレンズを買えば、これと比較にならないくらい綺麗な写真も撮れるであろう。

だけども僕は普段使いのコンデジで限界に迫りたかったのだ。

だから満足。

 

 

天高く、ベタ踏み坂

 

本命の撮影スポットにやってきた。懐かしいな、ここ。

 

リベンジ坂2

Googleマップでここを目指すのであれば、「寿物産」を登録しておくといい。

目の前には駐車帯もあり、安全快適に撮影することができる。

 

リベンジ坂3

念には念を入れて、三脚をセットした。

海沿いだから風が強いのだ。ズーム機能が秀逸でも手ブレしてしまっては台無しだ。

手軽にできる対策は全部する。

 

リベンジ坂5

そしてズームする。ぐんぐんズームする。

いい感じだ。ファインダーの中のベタ踏み坂が、どんどん僕に近づいてくる。

まだまだ鮮明。まるですぐそこにあるかのようだ。

 

さらにズームする。

 

リベンジ坂6

 

来たーーー!!

 

 

大迫力の直角ベタ踏み坂!!

車は天空を目指して走っているぞ。現実の光景なのに違和感があり過ぎて、思わずニヤついてしまう。

 

願わくば、青看板(道路標識)の文字がハッキリ見えるくらいの画質で撮影したかったけど、島を走るバスの側面に書いてある文字くらいなら読める精度だ。なかなか。

 

リベンジ坂7

画像一番下に青看板が2枚ある。

向かって右側の方が手前にあり、向かって左側は実は190mも奥にある。

右手の青看板からベタ踏み坂の頂上までは750mある。

 

それが圧縮効果で完全に潰れているのだ。

実際は750mもあるものが、極めてゼロに近い絵となる。

従い、本来はそこまで坂道が崖になるのだ。

 

 

動画を1つご紹介する。

画角はまったく同じだが、激坂をチマチマ登る車を動画で見るのはとても楽しいと思うので、ぜひ再生してみて欲しい。

 

リベンジ坂8

まるで車の上に車が乗っかっているような圧縮効果。

手前の車、奥にいるはずの車。それらのどの車も、坂を走っている車はほぼ同じサイズで写真に写っている。

だから距離感がバグる。不思議不思議。

 

あ、写真の左下に「セルフ」と書かれたガソリンスタンドの屋根があるのがおわかりだろうか?

これは次の章で少しだけ触れるので、覚えておいていただきたい。

 

 

もう1つ動画をご紹介する。

これを見ていただければ、どれだけ遠くからベタ踏み坂を狙ったのか、感覚をご理解いただけると思う。

 

リベンジ坂9

カメラの性能に感謝!天候にも感謝!

こんなに離れてはいるが、最高のイベントを楽しむことができた!

 

リベンジ坂10

…って満足して周囲を見たら、わりかし人が増えていた。

カメラに集中して気付かなかったけど、僕以外に2組いて、今さらに3組目が登場するところだった。

人気スポットね、ここ。

 

リベンジ坂11

駐車車両も増えていた。盛況だ。

では、僕は出発しますか。

 

そして最後に、行くぞあそこ。

ベタ踏み坂。

走ってこその坂道!走ってこそのフィナーレ!

 

 

その橋は県を渡る

 

最後の僕は、ベタ踏み坂こと江島大橋を渡る。

大根島から江島へとやってきた。

 

ベタ踏み坂1

序盤に掲載した簡易MAPをもう一度貼る。

ファミリーマートを今通過したところだ。

 

ベタ踏み坂2

観光客が群がって写真を撮っている。

もちろん狙っているのは写真の右端にあるベタ踏み坂だ。

スマホなどの望遠があまり効かないカメラであれば、ここいらからの撮影が最も適していると思う。

 

そして、さっき大根島から望遠撮影したときに移っていたガソリンスタンドの「セルフ」の看板が向かって左手にある。

坂部分から見るとこんなにも手前に存在していたのだ。

 

ベタ踏み坂3

大根島からの画角がアホみたいにすごかったので坂道に対するバロメータが故障してしてしまったかと思うが、ここから見るベタ踏み坂も充分にすごいのである。

そもそも冒頭のタントカスタムのCMで出てくる画角がこのあたりだしな。

 

ベタ踏み坂4

「境港 6km」と書かれている看板の下をくぐる。

 

この江島大橋を渡り切り、再び陸を踏むときには、もう島根県から鳥取県に入っている。

ベタ踏み坂こと江島大橋は、島根県鳥取県を結ぶ橋なのだ。

あと6kmで、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラが各所にいる「水木しげるロード」が目玉の、鳥取県境港の町なんだよ。

 

ありがとう、島根県

また来る日まで!

そしてベタ踏み坂よ!次は日本7周目でまたその雄姿を見せてくれ!!

 

以上、日本6周目を走る旅人YAMAでした。

 

 

住所・スポット情報

 

  • 名称: ベタ踏み坂遠望スポット
  • 住所: 島根県松江市八束町二子880
  • 料金: 無料
  • 駐車場: あり
  • 時間: 特になし