週末大冒険

週末大冒険

ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

2020-01-01から1年間の記事一覧

No:042【岡山県】昭和テイストな激渋銭湯を発見!瀬戸大橋の下はノスタルジックな世界!

// 日々ヤンチャなドライブに明け暮れる僕であるが、正直お風呂に入るときくらいはホッとしたい。 何も考えず、ただただ日中の疲れを癒したい。 ちなみに僕にとって上記を満たすような入浴施設は、スーパー銭湯とかそんな感じ。 そんな僕が、ガチで昔ながら…

No:041【栃木県】「夢だけど、夢じゃなかった!」トトロはいた!!田園の中の神社に!!

// えぇ、信じていますとも。 いい歳していますが、心の中にトトロがいますとも。 僕がそう言い切れる根拠となったエピソードを、日本5周目のドライブの中からピックアップしてご紹介したい。 僕は、あの日、確かにトトロを見た。栃木県の田園の中で。 トト…

No:040【京都府】関西最後の秘境「芦生の森」!!単独立入禁止の山中で廃線跡を辿る!!

// ここに再度警告致します。 ご自分の命を大切になさって下さい! 警告 一人での入林禁止! 芦生研究林では、毎年死亡事故を含む遭難が発生しています。 さて、困ったね。 あたかも「青木ヶ原樹海」ような、デンジャラスな文言の並ぶ「芦生の森」の公式Web…

No:039【愛媛県】夕日良ければ全て良し!!四国最西部の落陽に果てしない旅情を感じた!

// 旅行中の人間ってのは、感受性の塊である。 これが僕の持論だ。 ストレス社会の荒波にさられた日本人の心は、さながらコチコチの石ころみたいだ。 それが旅に出ることで、柔らかいスポンジのように森羅万象全てを受容できる状態となる。 飯を食っては「う…

No:038【福岡県】高菜、食べちゃったんですか!?ネットを震撼させた伝説のラーメン屋!

// 店の意図にそぐわない言動をしたら、即退場となるラーメン屋が存在する。 その店の名は、「博多 元気一杯!!」。 大将とおかみさんのみが元気いっぱい(←大変恐縮だが、やや皮肉を込めて)のお店である。 客側は…、さしずめ「羊たちの沈黙」かな。 さて…

No:037【千葉県】岩山に無数の洞窟!その暗い洞内には、風化した太古の仏像がずらり…!

// 洞窟は、神秘的だ。 仏像もまた、神秘的だ。 しからばこの2つのハイブリッドは、めくるめくミステリアス・ワールドだ。 かつては荒れ果て、誰からも忘れられていた、岩山の洞窟。 地元の人が整備をし、葬り去られていた歴史の深淵から近年少しだけ浮上し…

No:036【熊本県】阿蘇の空を走る「ラピュタの道」!!熊本地震で崩れたその絶景を偲ぶ!

// 2016年4月、熊本地震発生。 震度7のその地震は、我々から様々なものを奪っていった。 所詮は一観光客の分際なので大したことは言えないが、多くの方が被災したことにまずは心を痛めた。 そして、数々の観光地が被災したことにショックを受けた。 2020年現…

No:035【富山県】古代人の暮らした洞窟発見!!土を掘れば、地下は歴史のミルフィーユ!

// 5年間で、4回訪問した洞窟がある。 その魅力は2つある。 1つは後述するが、考古学史に残る大発見があったからだ。 もう1つの魅力は…、うん、コンビニエンスなことなんだよな。 知ってます? 近頃は洞窟にもコンビニエンスが求められているそうですぜ。 思…

No:034【山口県】「大星山」山頂の展望台から瀬戸内海を臨む!!しかし狭路に覚悟せよ!

// 本州本土から橋で繋がる、「周防大島」を一周ドライブしよう。 そう思って島に向かっているときのことだった。 ふと見たツーリングマップルには、魅惑的な文字が躍ってきた。 「360°のパノラマが広がる。ルートは複雑」 その注釈は、標高438mの「大星山」…

No:033【兵庫県】崩れゆく巨大観音!かつて世界最大だった仏像は、破滅への道を辿る…!

// 「世界平和大観音像」。 そのビッグ過ぎるウィルとは裏腹に、その観音像は地元にめっさ迷惑をかけている。 「崩れそうで危険だ!」・「景観を損ねる!」と、飛び交うシュプレヒコールの嵐。 ついに2020年4月1日、財務省近畿財務局がこの像の取り壊しを発…

No:032【福島県】断崖にお堂と洞窟の融合した立体ダンジョン!それが「左下り観音堂」!

// 「懸造り(かけづくり)のお堂が好きだ」 と言って、どのくらいの方にご理解いただけるかは不明だが。 「懸造りってなに?」という方は、京都の「清水の舞台」を想像してほしい。 あれがきっと、日本一有名な懸造りだ。 それでもピンと来ないあなた。 も…

No:031【鹿児島県】壮絶なヤブを越え…!Web情報の無い、国内唯一の獣骨生産遺跡を探せ!

// いやー、どうしたもんだろう、これは…。 薩摩半島のほぼ突端に近い場所の、 とあるジャングルの中。 僕はそこを彷徨っていた。 360度、緑ばかりのその世界観に酔う。 あなたは、「なぜYAMAのヤツはそんなジャングルの中にいるのだろう?」と考えているに…

No:030【大阪府】日本最高レベルの夜景!?ナイトハイキングで「ぼくらの広場」へGO!!

// ちなみに今日はクリスマスだ。 僕は、「日本一の夜景を見に行く」と豪語している。 さぁ、画面越しに感じたぞ。 群衆のどよめきを。 鳴り響く指笛を。 「第30話にして、ミスター・ロンリーことYAMAさんが、ついに浮いた話を綴りだしたぞ!」と、鳴り止ま…

No:029【沖縄県】四畳半のビーチと墓場の凱旋門!?日本最西端、与那国島は摩訶不思議!

// Googleマップに、マイナーな観光スポットまでもが掲載されるようになったのは、ごく最近の話。少なくとも、僕にとっては。 それまでは、Webの奥底に眠る情報や口コミなどで、どうにかウワサの地の情報を仕入れ、そして現地で自分の足で探していた。 不便…

No:028【長崎県】75年前の今日、原爆が落とされた。忘れてはいけない、人類の負の記憶。

// 日本人として、いやむしろ世界の平和を祈る人類として、避けて通れない悲しい記憶がある。 旅をしていれば必ず、いつかはそれらに触れることとなる。 僕はヘラヘラと楽観的に生きている人間なので、できれば暗い過去に顔を背けていたいけど。 このブログ…

No:027【香川県】日本版「ナスカの地上絵」か…!?巨大な寛永通宝の砂絵を見下ろそう!

// 人はなぜ、この大地に絵を描くのだろうか? それは、この地上がなによりも勝る、巨大なキャンバスだからだろう。 人は大地に、何を描くのだろうか? それは、欲望のまま、好きなものを描けばよいのだろう。 …じゃあ、「金(かね)」。 民は描いた。 この…

No:026【愛知県】生ける廃墟「新今池ビル」!その地下は立ち止まり厳禁の不気味空間!!

// 「今池は死の町です、ハイ。」 今は亡き、名古屋今池の伝説の店「大丸ラーメン」のオーナー大橋さんの口癖であった。 「大丸ラーメン」は、「ラーメン二郎」ファンがハダシで逃げ出すほどにクレイジーな店だったのだが、その話はまたいずれしよう。 今池…

No:025【北海道】360度広がる大草原「ノースフラット」!!地平線まで無人の絶景を見よ!

// 夏になると、全国から凄腕のライダーたちが集まる冒険の大地、北海道。 北海道は、日本の中でも別格だと僕は考えている。 どの都道府県とも隣接しないその大地は、いわば旅人にとってRPGの中の世界。 一歩足を踏み入れたら、そこから冒険の始まりだ。 ツ…

No:024【佐賀県】この棚田はすごい!!玄界灘に沈む夕日に反射する、絶景の水田を見た!

// 春のある日。 玄界灘の海が、そして水を張られたばかりの水田が、見事に夕日で赤く焼けた。 1年の中でも、この時期にしか見れないスペシャルなイベント。 そこに僕は偶然居合わせた。 わずか10分前の飛び込み参加であったが、計り知れない感動があった。 …

No:023【岐阜県】30年以上前に封印された幻の渓谷!!久々の観光客として訪問しよう!!

// 木曽川流域には、歴史に埋もれてしまった景勝地がある。 この30年以上、(一般的な)観光客は訪問していない、木曽川の織り成す渓谷。 名前を「深沢峡」という。 35年前後もの長きにわたり、廃景勝地として静かに佇んでいた深沢峡だが、あと9年でこの世か…

No:022【三重県】日本唯一の松阪牛の駅弁「モー太郎弁当」!!弁当箱は音楽を奏でるぞ!

// 僕は駅弁に興味を持ったことがほとんどない。 鉄道で旅をしたことすら、ほぼゼロである。 そんな僕が思わず目を停めた駅弁がある。 それが、松阪駅の「モー太郎弁当」という、松阪牛をこれでもかと詰め込んだ弁当だ。 それだけで、僕のテンションはマック…

No:021【長野県】狭ッ!!定員たったの2名!!塩尻駅の蕎麦屋は135cm×65cmの狭小空間!

// まさかね、店の狭さで蕎麦屋を選ぶ日がやってくるだなんて思ってもいなかった。 子供時代の僕自身に、「お前の将来は、狭い蕎麦屋を求めて車中泊の旅をするような人間になるのだぞ。」とか教えたら、絶望で人間不信になりそう。 ついでに蕎麦アレルギーに…

No:020【島根県】習志野隕石だけじゃない!民家の屋根から床まで貫通した隕石があった!

// 2020年の7月2日深夜2時半ごろ、関東地方を横切る火球が目撃された。 火球とは、流れ星よりも遥かに明るい流星。 この火球は満月よりも明るく、目も眩むような閃光と共に空を走り、関東一円に爆発音を轟かせて消えたという。 深夜なので目撃情報はそこまで…

No:019【山梨県】自殺の名所、「青木ヶ原樹海」!!誰もいない早朝に単独探索してみた!

// 富士の樹海こと、「青木ヶ原樹海」。 富士山の山麓に位置する広大な原生林である。 日本でもっとも有名な自殺スポットではないだろうか。僕も小学生のころから、「あそこは恐ろしい場所だよ」と、村に古くから伝わる悪霊の伝説のように聞いていた。 もう…

No:018【東京都】ビルの谷間に昭和初期の老舗旅館!!実際に宿泊してみた話をしよう!

// 東京都中央区。 その名の示す通り、我が国のまさに中枢に位置するスポットです。 例を挙げれば、東京駅の東口から銀座や日本橋などなど…。 そんなところでの宿泊と聞けば、あなたはどのようなイメージをしますか? オシャレなドレスやパリッとしたスーツ…

No:017【鳥取県】おーい!国道の脇に石の棺桶が落ちていたぞー!!その正体はなんだ?

// 国道で緩い峠を越えようとしたときに、それを視界の隅に捉えた。 棺桶。 一瞬のことに我が目を疑ったが、確かに国道脇にそれは置いてあった。 どうしてこんな場違いなところに? 世の中のTPOに真っ正面から宣戦布告をしているかのような事態だが、いった…

No:016【徳島県】国内3つのみの人力ロープウェイ「野猿」!!腕力だけで谷を渡ってみた!

// 「野猿(やえん)」。 それは動力を持たず、人間の力のみで動くロープウェイ。 ハーレーダビッドソンに対する、ママチャリのこと。 F-15 戦闘機に対する、鳥人間コンテストのこと。 そんなアナログマシーンが、四国内陸部のとんでもない山奥にある。 まさ…

No:015【高知県】天空を指し示す驚異の道路!それは日本で13箇所しかない「跳開橋」だ!

// その車道は、僕の眼前で天空を指さした。 大空に繋がった車道を見上げ、僕は問うた。 「この道は、我を何処に導かん。」 神はこう答えた。 「汝、此の道を辿り、蒼天を目指せ。その険しき道の果てに、光あり。その光の中で、我は汝を待つ。」 …いや、知ら…

No:014【新潟県】里山に佇む「世界一神社」!暗黒の隧道を抜けた冒険者のみ到達可能!!

// 「世界一神社」。 それがその神社の名前だ。 なんという強気な名前だろうか。 神道を極めし者ってさ、もっと世の中を平等に見てたり、謙虚に振舞うものだと思っていた。 なのに世界一神社。 ゴリゴリに他者を意識し、その上で自分が1番に立とうと必死であ…

No:013【秋田県】超㊙情報!!日本で唯一!?岩盤の穴を貫通する滝を裏から見られるぞ!

// ほとんど知名度がないにも関わらず、1度見たら一生忘れないようなビジュアルの滝が、秋田県の男鹿半島の深部にある。 その滝は、「男鹿大滝」と呼ばれることが多い。 なので、このブログでもその呼び名で統一しようと思う。 なぜこの滝がすごいのか。 滝…