灼熱の2024年夏シーズンがようやく終わりつつあり、どうにか夜は涼しい日が増えてきた。
だとしたらあなた、季節は食欲の秋ですよ。食いまくりグルメツアーを敢行せずして何をすると仰るか。
そういうわけで、今回の舞台は川越の「小江戸」なのである。江戸時代の風情も残しつつ、そこに明治・大正・昭和の要素も入りこんできてレトロワールド大集結みたいになっている、僕も大好きなスポットだ。
今回は実際に、僕が日本6周目の秋にここで食いまくった内容をレポートしようと思う。
実際は雑貨屋を覗いたり神社仏閣に参拝したりもしているんだけど、そんなこといちいち書いていたら執筆が終わらないからな、もうグルメのことにしか触れないぞ。食欲バンザイなのだ。
蔵づくりの町並みエリア
まずは川越と言えばここ、蔵づくりの町並みを中心に縦横無尽に広がる店舗群。ワクワクが止まらないぞ、これ。見ても楽しい、食べても楽しい。
でもメインとなる道は普通に車道でありガンガン車が通るのでちょっと怖い。
だから必然的に今回ご紹介するお店もこのエリアに集約していることをご承知おきいただきたい。
本当は町並みだとか伝統的施設の内部を見学したときのことも書きたいんだけど、いかんせんボリューミーになりすぎちゃうのでカンベンな。
「醤遊王国 川越時の鐘店」の焼き団子
川越小江戸のシンボルと言えば、「時の鐘」という鐘楼なんだけど、そのすぐ近くにある。もうこの通りを歩くとそこかしこからお団子のいい匂いが漂ってきてヤバいよね。食おう食おう。
写真の向かって左が焼き台だ。そこで焼いたお団子をほおばることができるシステム。
五平餅も大変気にはなったが、いろんなものを食べるとなると五平餅はさすがに重い。焼き団子がちょうどいいのだ。
創業は大正時代の、弓削多(ゆげた)醤油のお店であり、木樽から仕込んだ醤油だれを使った焼き団子が1本150円だ。
うわぁ、醤油は絶妙に芳ばしいしお団子はモッチモチだし。正直何個でも食べられる。腹いっぱい食べたい。日本人に生まれて良かったと心から思える瞬間なのである。
「かのん」のたこせん
時の鐘のほぼ真下で魅力的な一品を発見した。店頭でたこせんを売っていたのだ。
ここで言うたこせんとは、たこ焼き1つをえびせんべい2枚でサンドしたものだ。レトロな商店街のたこ焼き屋さんなどでときどき見かけたことのあるメニュー。
たこせんは150円だという。ジャンクなものではあるが、僕はたこ焼きが大好きなのだ。ここで買わない手はないだろう。
「くださーい」と突撃し、ものの10秒で入手してきた。
ソースとマヨがすげぇ。でも我々人類にはね、こういう栄養素も必要なんだよ。
グラグラで安定しないので、えびせんべいでたこ焼きを軽く潰して食べる。味はあなたの想像の通りだ。でもそれがいいんだよ。川越の町で秋風に吹かれながら食べると最高なんだよ。
「鐘撞堂下 田中屋」の焼き団子
おっ、待てよ!危なく見過ごすところだった。前項の「かのん」の隣、ひっそりと暖簾を出しているのみなので賑わいは無いが、非常に味わい深いお店があるのだ。
創業は1861年という超老舗のお団子屋さん。
上の写真を見てほしんだけど、店頭のショーケースだけでキュンと来た。ご近所っぽい人が自転車でやってきて颯爽とお団子を数本買って帰る様を見て「間違いない」と確信したね。
あぁ、中も渋すぎるぜ。飾りっけゼロ。観光客に全くこびていない。壁に掛かっているお団子を焼くおばあちゃんのモノクロパネルは、かつての店主さんなのかな?すごく味わい深い写真。
お団子は炭火で丁寧に焼かれており、その達人的な捌きを間近で見ることができた。
いやぁ、いい色だなぁ。1本80円。球体ではなくってちょっと平べったいスタイル。余計な味付けは一切なく、醤油が香る程度のものだ。
とても素朴。ご飯の代わりに毎日食べても飽きがこなそうだ。
「新井武平商店」の黄金だんご
この店、あなたも覚えておけよ…。創業100年近い味噌屋さんだ。その店頭で、お味噌たっぷりのお団子を焼いている。そのお団子はお味噌で黄金に輝いているので、黄金団子と呼ぶらしい。
町が活気づく時間になると、もうずーっと行列になるお店。それを以前の訪問時に知っていたので、朝早めの時間で突撃した。ふふふ、誰もいなくって独壇場よ!
写真の左側を見てほしい。炭火の周りをグルリと取り囲むように黄金団子の串を刺して、ゆっくりじっくりと焼き上げているのだよ。
青空の下で美しいじゃないか!
そしてかじりつくと前歯がめり込む!口の周りが汚れる!それがいいんだッ!これだけたっぷり塗られていても全くしつこくなく優しい味。350円でボリュームもたっぷり。忘れがたい思い出だ。
「菓匠 芋乃蔵」のポテ蔵みたらし団子とあんこ入りみたらし団子
さつまいもスイーツの専門店だ。
ここは残念ながら、2024年現在は存在しない。というより、僕が訪問したのは閉店のほんの数日前であった。2010年にOPENしたという、老舗がひしめく中では新しいお店だったのだがね。
『ポテ蔵発売11周年』と書かれていた。何ポテ蔵って。あとはおいもラテやおいもサンデーなどがある。インスタ映えを狙っている感じだ。ウーバーイーツにも対応しているらしい。手広くやっているな。
ひとまずポテ蔵みたらし団子という1番人気のスイーツと、あんこ入りみたらし団子を1本ずつ買った。
1本130円。ポテ蔵の方は、おいもの餡が練り込んであるみたらし団子だ。
あ、うまいしちょうどいい量。僕ってさつまいもはそんなに食べないし、ましてやスイートポテトはほぼ絶対食べない。そんな僕でも、いもっぽさを気にせずに食べられたよ。逆に言うといもっぽさを求めるのであればちょっと物足りない?
「寺子屋本舗」の昔しょうゆせんべい
京都生まれの手焼きせんべいの名店だ。雰囲気ある町の店頭でちょいちょい見かけるお店だね。間違いなく気になる。
濡れせんべいが多いのだが、僕は昔ながらのバリッバリのヤツが好きだったりする。
味も青のり・ごま・七味・マヨネーズ・カレー・シソなど定番から飛び道具までいろいろあるが、ここは定番に近い昔しょうゆ味だろう。昔の町並で食うんだもん、昔しょうゆ一択よ。
店頭で焼き上げているものを手渡しで受け取ると、ほんわりした温かさが紙越しに手に伝わってくる。
味もいい。いい醤油を使っていればなんでもうまいし、キチンとこだわりの米を使って焼いたおせんべいならば尚更だ。間違いない選択であった。
「中市本店」のねこまんま焼きおにぎり(かつお節といわし節)
おい、ここいろんな意味でヤベーから要チェックだぜ。焼きおにぎりが狂おしいほどにうまいのだ。だけども大行列だ。
かつお節のお店。江戸時代は鮮魚店だったのだが、今はかたちを変えて乾物店が本業だ。そこで売られているかつお節やいわし節をたっぷりとまぶした焼きおにぎりがさぁ!とんでもなくうまいんだよぉぉ!!
ただし鬼のように並ぶ。ディズニーランドみたいに店内までグルグルと並ぶ。できれば販売開始時間を確かめて、開店ちょい前から並ぶべし。ヘタすると1時間近く待つだろうが、それでもその価値はある。
網の上で数個ずつ焼かれるおにぎり。数量限定だし販売していない曜日もあるので要注意だ。自分の順番が近づいてくるとドキドキする。
自分の番になるとかつお節かいわし節か聞かれるので、もう両方頼んじゃう。2つ買うともさ!ちなみにどちらも300円。
うひゃひゃひゃひゃ…!見て、このふわっふわなかつお節といわし節。左がいわし節だ。
食べると凝縮された魚介の旨味が鼻腔を突き抜ける。あぁ、ホンモノのかつお節ってこんなにも風味豊かなのか…!いわし節もクールな味わいで超絶にうまい。食べ比べ、最高!
行列が続く店舗を眺めながら悠々と焼きおにぎりを食う。至福のひとときなのである。
門前横丁・菓子屋横丁エリア
ここは蔵づくりの町並みから横に反れた路地である門前横丁と、その先にある駄菓子屋大集結みたいなエリアの菓子屋横丁について書きたい。
位置的には蔵づくりの町並みからシームレスに繋がっているので「わざわざ章を分けなくても…」という声も聞こえてきそうだが、そうすると蔵づくりエリアの数量が多すぎてしまうというメタ的な事情である。
門前横丁は石畳の道がかわいいよ。
菓子屋横丁は狭い路地にビッシリと駄菓子屋さんやせんべい屋さん、ちょっとした串ものなどを売っているレトロなお店が並んでいる。観光客ギュウギュウで雑然としていて、一風変わった楽しさがある。
「コーヒー豆蔵」の水出しアイスコーヒー
あ、なんか僕のハートを射貫いてくる、かわいいコーヒー屋に遭遇した。
見て、左側の小さなカウンター。あれがいい。キュンキュン来る。
400円で水出しアイスコーヒーがあった。8時間かけてポタポタと抽出した一品らしいぞ。秋も深まっているけども日差しは暖かいし歩き回って体は火照っている。アイスコーヒー飲もう。
なんともスッキリしたテイストよ。酸味が少なく僕好みのアイスコーヒーだ。
店内にはお持ち帰り用のドリップコーヒーなどもあるし、インテリア系や小物もある。いろいろ見学し、お土産のコーヒーも買った。
ところでこのお店、看板もいい。こういうデザイン、好き。
「おきな園」の狭山茶
ここは食べ歩きというより「店頭で試飲した」になる。
今回ご紹介している店舗以外でも数々の試食や試飲をしているのだが、なんでここだけちゃんと取り上げたのかというと、しっかり座って店員さんともお話し、まったりした時間を満喫できたからだ。
ちょうどお土産用においしいお茶が欲しかったのだ。狭山茶の幟に惹かれてフラリと入った。
そこで店員のおばちゃんにいろいろ話を聞いたのだが、狭山茶って発祥は川越なのね。名前の通り狭山だと思っていたわ。
ちゃんと淹れたお茶からインスタントなものまで、何種類か試飲させてもらった。写真は粉にお湯を注ぐだけでできる、お茶の素だ。でもクオリティ高いぜ。さすがだ。
お茶っ葉をお土産に何パックか購入した。これで生活に華が添えられるぜ。
「菓匠右門」のわらびもち
わらびもちが食べられるとの看板に吸い寄せられてお店に入った。どうやらサツマイモを使うお菓子が主力商品みたいだけども、食べ歩き用のわらびもちを200円で販売しているのだ。
ピカピカできれいな店内にはいろんな商品が並び、どうやら幟情報によるとわらびもちの実演販売もしていたようだが、記憶にないしたぶん実際に見てもいない。
すぐにわらびもちを購入し、どこで食べようかと思ったら店内奥のほうにスタンディングのイートインブースがあったのでそこに向かった。
金色に輝くわらびもちだ。このグニグニの食感が好きだ。きな粉との相性も最高だ。
普段は甘味には全然興味がなく、わらびもちも実は数回しか食べたことないと思うけど、ここぞってときに食べると感動もひとしおだよね。
大正浪漫エリア
蔵づくりの町並みのさらに南側に広がっているのが、この大正浪漫通りを中心に広がるエリアだ。洋風のレトロ建築もあるし、昭和チックな建物もあるし、極めて現代的な建物もある。
上の写真は1927年に建てられた「川越商工会議所」である。貫禄がハンパない。ギリシャ神殿のようだね。
もともとは銀行であり、今はその歴史的価値から国の登録有形文化財になっている。中を見てみたかった。
レトロな建物と新しいビジネスとがうまく調和した空間。だからこそ誰もが肩の力を抜いて楽しめそうな、そんな町並み。すばらしい。
「串焼き りんりんや」のミニ蒲焼きときも焼き
お次はウナギの串焼きが食べられるお店だ。川越の町って、ウナギ屋さんがチラホラあるのよ。諸説あるんだけど、埼玉県って海がないので、江戸時代などにタンパク源を得るために川でよく獲れたウナギを食べていたらしい。
店頭にわずかにベンチと立ったまま利用できるカウンターがある。
王道の蒲焼きのミニサイズと、スーパーなどでは購入困難なきも焼きの2種にした。お店はガラス張りなので、中で炭火を使って焼き上げている光景がよく見えた。
ちなみに鮎とか合鴨とかもメニューにあったよ。
ミニ蒲焼きは500円。きもは350円。串自体は決して大きいものではないんだけども、さすがウナギだ。その風味は少量でも充分なインパクトなのだ。
ちょっと苦味のあるきももうまいぞ。酒飲みてぇ!
「やきとり おいちゃん」の鶏モモと砂肝
焼き鳥屋が目に入った。安価で1本から購入でき、そのまま店頭で食べられるみたい。ちょっと立ち寄ってみるか。
100円台だと「どうしても食べたいから食べる」ではなく、「あ、ちょっと食うか」みたいな衝動でフラッと買えちゃうから怖いよね。塵も積もれば…。
どれもうまそうだ。もつ煮込みもあるそうで惹かれるが、そんなもん食べたら酒がほしくてたまらなくなる。では鶏モモと砂肝にしてみよう。どちらも150円だ。
おい、これ見てくれ、事件だ。
プリプリジューシーで脂もほど良く乗っている鶏肉に、塩をパラリだ。なんてことしてくれたんだ。こんなもんうまいに決まってるだろーがよ!秒で無くなったわ。
「シマノコーヒー大正館」のピザトーストとチーズケーキ
町を散策しているときにふと目に留まり、その外観に一目ぼれした喫茶店がある。それがここだ。
すごいな!渋いな!名前の通り大正時代創業なのか?それともこの純喫茶テイストから察するに、昭和時代なのか?
調べたら1996年創業である。普通に平成時代だった。でもまぁいい。雰囲気が素敵なのだから。
絵に描いたような茶色一色の純喫茶。店内の装飾物や小物も1つ1つセンスを感じる。席数はそこそこ多いが、ひっきりなしにお客さんも来てほぼ満席状態をキープしている。大変人気なのだな…。
ピザトーストとコーヒーのセットを頼んだ。散々食べ歩きしているのでコーヒーのみでもよいのだが、セットだととてもお得なのだ。まんまと作戦に引っかかった。
だがそのピザトーストがうまいのだ。フカフカの高級マットレスみたいなパン。そこにチーズとソーセージとピーマンだ。昔ながらの日本のピザの具だね。安心感もあるし間違いない。
サラダとスープが付くのもうれしい。
コーヒーがうまい…。1日に3杯ほどはコーヒーを飲みたくなってしまう体質ゆえ…。あぁ、体に染み入るなぁ…。自家焙煎しているらしいね。ありがたし。
そしてチーズケーキ。しっとりタイプ。そして甘さはやや控えめかな?コーヒーにとてもマッチする。
川越を歩き疲れたら、また是非立ち寄りたいお店だ。良い時間を過ごすことができた。
「名代焼き団子 松山商店」の焼き団子といなりずし
「蓮馨寺(れんけいじ)」の境内で4代続くお団子屋さん。創業は大正時代なのだそうだ。美味しいと評判だそうなので行ってみた。
佇まいがいい。もうちょっと引きで撮影すればよかったと後悔しているが、広いお寺の境内の片隅にポツンだ。そこがいい。
赤い縁台がチラリと覗いているのもまたいい。あそこに腰掛けてお団子食べよう。
焼き団子といなり寿司だ。雅(みやび)な図でしょ。焼き団子は1本100円だったかな?ちょっと前までは80円ほどだったというから激安だ。
マイルドだが濃い味の醤油だれの焼き団子。地元のファンが多いというのも大いに納得だ。
ひとあし伸ばす
ここでは、大正浪漫エリアからさらに南側の「喜多院」までをこのように呼ばせてもらおうと思う。
古い町並みのワイワイガヤガヤした喧騒からは少し遠ざかり、静かなお寺を散策できたり、一転して車通りの多い幹線道路だったり…って感じの部分。
だけどもそんな中でも名店が見え隠れしているので、蔵づくりエリアから足を延ばしてみるのも面白いと思うんだ。
これからの季節は紅葉も綺麗だしね。
あなただけの川越を、ぜひ見つけてみてほしい。
「はすのかカフェ」のコーヒー
喜多院の目の前にあるカフェ。ここの駐車場に車を停めて町を歩き回っていたのだ。その際にオシャレな雰囲気のカフェが目を引き、入ってみたいと思っていたんだよね。
残念ながら店内の様子をご紹介できる写真は無いのだが、観葉植物にあふれたオシャレなカフェであり、ところどころにある流木オブジェがカッコよかった。
そしてお腹は満ちていたのでコーヒーのみをオーダーした。
晩秋に温かいコーヒー、心身ともに暖まる…。
このカフェは腸活をテーマにしていて、全粒粉とか玄米とか体にいいものを取り入れたメニューが中心だそうだよ。またいつか再訪してみたい。
「つぼ焼いも 平本屋」の焼きいも
ここは激渋で一発で気に入ったぞ、僕は。
つぼやきで作る焼きいも専門店だ。1949年創業なんだって。
大きな壺の中にサツマイモを吊り下げるように配置してじっくりと焼くことで、ホクホクになるのだそうだよ。
こうやって焼いたおいもは皮までおいしく、店主のおじいさんはひたすらに「皮も食べてね!」と繰り返していた。なんと身の部分の5倍も栄養があるらしい。
チャーミングなおじいさんで、記念撮影の際に女性陣の肩を抱く感じで割って入っていた。あと、僕自身はおいもを購入しなかったのだが、サービスで小さめのものを1つくれた。ありがたい。
昨今って甘くてねっとりした焼きいもがブームだそうだけど、これはホクホクで甘味が少なめ。僕は個人的にはそういうのが好きなのだ。だからこれ、最高。
…だが聞いてくれ。この記事を執筆するにあたって再度調べたところ、どうやら2022年から2023年にかけて閉店してしまった模様だ…。
なんてこった。戦後すぐから続く老舗なのに。こんなにいい思い出になっているのに。残念極まりない。もう再開はしないのかな…??
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群雄割拠する川越の町。
2024年も新しいお店が生まれているだろうし、その逆もしかりだ。
一度では語りつくせない、食べきれない超巨大エンターテイメント・ワールド。
あなたも秋の食欲を発散にし行ってほしいんだぜ。
以上、日本7周目を走る旅人YAMAでした。
住所・スポット情報