週末大冒険

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ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

No.537【愛媛県】日本一発音しづらいお店「ンョ゛ハー゛」!日本最古の可動橋と同時攻略だ!

いつだったか、SNSでバズって有名になった四国の「ンョ゛ハー゛」っていうスーパーを知っている?

一応読めるけども発音に難儀する店名だよね。個性的な発音をする方言をそのまま店名にしたのかと思われるかもしれないけど、実は違うんだ。

 

 

最初にネタバラシしちゃうけども、「ショッパーズ」っていうお店の看板のパーツが経年劣化で剥がれ落ちて「ンョ゛ハー゛」になっちゃったんだ。大洲市の長浜という地域の店舗だよ。

結論それだけなんだけども、そのインパクトが絶大でコアな旅人が目指すスポットになっちゃったりもしている。なんか知らないけども僕もその同類だ。

 

あと、ここからほんの150mのところには「長浜大橋」という、現役の可動橋としては日本最古の橋がある。その2つを同時にご紹介しようか。

 

 

ボロボロ看板の「ショッパーズ長浜店」

 

ショッパーズとは、僕の調べた限りでは愛媛県西部に7店舗ほど存在するスーパーマーケットである。実際に入ったことはほとんどないので、詳細を語れるだけのスペックは僕にはない。すまん。

 

他のショッパーズ

ただ、小綺麗すぎないローカル感と、イメージキャラクターのクオリティから「きっと人にもお財布にも優しいスーパーなのだろうな…」くらいには思っている。

だってさ、こんな笑顔で「ありがとう」と言える人に、悪人がいますか?そんなわけないですよね?

 

さて、件のショッパーズは"長浜店"である。失礼であるがショッパーズでの買い物が目的ではない、「ンョ゛ハー゛」を見たいのだ。

いや、実は後から「店内をじっくり見て、そして何か買い物をすればよかった」と深く後悔をしているが、少なくとも訪問時は「ンョ゛ハー゛」を見たいという不純な動機であった。

 

心ふれあう長浜商店街

そんでその「ンョ゛ハー゛」は、この「長浜商店街」の中にある。ちゃんと車は入れるが、ちょいと狭めなので通行時は注意されたし。

 

そして、今回もう1つ取り上げたいスポット長浜大橋も、この商店街の突き当りが起点なのだ。僕は長浜大橋には以前行ったことがあるのだが、その途中にある「ンョ゛ハー゛」はスルーしてしまっていた。存在は知っていたのに、長浜にあるとは知らなかったのだ。一生の不覚でしょ、こういうの。だから改めて訪問したのだ。

 

ショッパーズ1

店舗の屋根の上にはショッパーズと書かれた看板と、笑顔の「ありがとう」の看板が設置されている。

実はかつてはここにボロボロになった「ンョ゛ハー゛」が乗っていたのだ。確かSNSで2019年ごろに有名になった。でもさすがにボロボロすぎてヤバいと判断され2020年に新調することとなった。

 

すると「ンョ゛ハー゛」が好きな人々から「新調せずにこのままがいい」とか「新しい看板も『ンョ゛ハー゛』がいい」とかっていうコメントが多く出たらしいし、公式アカウントでさえ「直すことになってしまいました」という残念がるようなニュアンスを使っていたりと、もうカオスな状態。

そもそもXにおけるショッパーズ長浜店の公式アカウント名が「ンョ゛ハー゛」だし。笑える。

 

ショッパーズ2

まぁ残っている看板もおせじには綺麗とは言えず、なんだか笑顔の坊やに血が滴っているようなエキセントリックなデザインになっている。…だけども見てほしいのはそこではなくって、あそこに見えているお店の角を曲がるとだね…。

 

ショッパーズ3

はーい、気付いたかな?左の方から、みんなが恋焦がれているファンキーなヤツが姿を現してきたぞー…!もう少しだけ回り込んでみよう。

 

ショッパーズ4

「ンョ゛ハー゛」である。2020年まで店舗の屋根に乗っていた、本物なのである。みんなの熱烈な思いが通じ、こうして駐車場に展示されている。

法隆寺とか姫路城とかの、改修前の古い時代の柱の一部を個別展示しているのとかは見たことがあるが、ボコボコになったスーパーの看板をこうやって保存展示するケースってさ、僕も日本をグルグル巡っているけどここ以外知らんわ。

 

ショッパーズ5

1つ残念な点と言えば、「ンョ゛ハー」最後の「」の点々が1つになってしまっているところだね。この駐車場に展示し始めたことはまだ点々が2つだったのだが、さらに劣化が進んで片方がどっかに行ってしまったようなのだ。誰かもし拾っていたなら店長に返却するといいですぜ。

 

…何はともあれ、あこがれの「ンョ゛ハー」をこの目で見れたのは感動だ。

もう1回書くけど、何か買い物しておけばよかった。それは日本8周目への宿題としようか。

 

 

日本最古の現役可動橋「長浜大橋」

日本6周目:工事中なのかよ!

 

長浜大橋に初めて肉薄したのは、日本6周目のことであった。

存在自体は前から知っていた。真冬の寒い朝には「肱川(ひじかわ)あらし」という毛嵐が発生することがあるというので、その時間帯にちょっと意識をしながら橋の架かる河を渡ったこともある。並行して走る国道378号の「新長浜大橋」から長浜大橋を眺めたこともある。

 

工事中の長浜大橋1

長浜大橋も、この長浜商店街を通るルートだ。前章で語った通りだ。

日本6周目の僕はしっかりと進行方向を見据えてハンドルを握っていたため、左側に出てきた「ンョ゛ハー」には全く気付かずにスルーした。後日その事態に気付いて「ンョ゛ハー゛ッ!!」と奇声をあげたのは、想像に難くない。

 

工事中の長浜大橋2

長浜大橋の目の前には綺麗な駐車場があり、公衆トイレもある。

後ろに見えているのは「冨屋金兵衛邸」という邸宅。かつて「坂本龍馬」が脱藩する際、四国路を辿る中で最後に立ち寄った宿なのだそうだ。資料館になっているし、宿泊もできるそうだから、興味がある人は調べてみてね。

 

工事中の長浜大橋3

で、その駐車場から橋を視認したらこれだ。なんか工事中なのだ。本来であれば車も往来できる赤い鉄橋だと聞いてるが、黄色い板で両側が広く覆われているし、そもそも橋に立入りできない感じになってしまっている。残念だ。

 

あ、でも右側部分、黄色い壁が一部足りていなくって少しだけ中が見えるぞ。

 

工事中の長浜大橋4

なので覗いてみた。オリジナルの赤い鉄橋の欄干が何とか見えた。少しサビついている様子だが、今回の補修ではこういうのもメンテするのだろうかね…?

 

工事中の長浜大橋5

橋のたもとに看板があるので見てみると、ちょうど改修工事中であった。残念、だけども古い橋のようなのでしっかりメンテしないとだね。頑張れ。

あと、「迂回路①」に対して「迂回路②」がハードモードすぎると思った。あえて「迂回路②」を選ぶ人がいるのだとしたら、いったいどういう人物なのか気になるね。

 

工事中の長浜大橋6

実際に歩いて渡りたかったのだが、橋に立ち入れない。じゃあ、ちょっと角度を変えて橋の全容だけでも見ておきたい。橋の架かる肱川沿いにて、少しだけアングルを変えてみた。

すると、9割がたは工事用の擁壁で見えないのだが、真ん中の一部だけはオリジナル部分が露出していることに気付いた。ちょっとズームしてみるか。

 

工事中の長浜大橋7

わぁ、かっこいいーー!!

長浜大橋は1935年に造られた可動橋。前述の通り、現役で稼働する可動橋としては国内最古だ。近代化産業遺産でもあるし、国の重要文化財にも指定されている貴重な橋なのだよ。

 

あの部分が片側にパカッと開くそうだね。そうやることで、川を上り下りする船が航行できるっていう仕組みだ。今も稼働確認の意味から、週末に1日1回ほど動くそうなのだよ。いつか見てみたい。

 

工事中の長浜大橋8

そしてあれが、並行して走る国道378号の新長浜大橋。四国の海沿いを一周する人にとってはお馴染みの橋だと思う。僕も昔からお世話になっている。

 

 

日本7周目:まだまだ工事するぜ!

 

日本7周目の春の夕暮れ、僕は再び長浜大橋を訪れた。これは前半に執筆した「ンョ゛ハー」訪問時と同じときのことだ。

 

夕暮れの赤い橋1

「ンョ゛ハー」の前あたりで、すでに長浜大橋が見え始めている。赤い欄干が見えているってことは、前回のように工事用の壁で隠されてはないようだ。やったぜ。

 

夕暮れの赤い橋2

あぁ、初めて見るこの正面からの赤い橋。すごくいいぜ。左右の親柱のソリッドな感じと、オシャレな赤い鉄橋。夕日に照らされてい様もナイスだ。

 

…うん?でも進行方向を拡大して見てくれ。中央部分がやっぱちょっと工事しているみたいで、お馴染みの黄色い壁ができている。どうやら現在、2023年~2026年の長期に渡るメンテナンスをしているとのことだ。

相変わらずの工事ではあるが、これもまたしょうがない。

 

夕暮れの赤い橋3

ところで前回も気になったのだが、親柱の上のこのアクセサリーがいい意味で不釣り合いというかユニークというか、なんか気になる。これは照明?夜に来たことないのでわからんが、夜に光ったりするのか?

それとも橋にエネルギーを届けるバッテリーみたいなアイテムか?だったらデザイン共々SFチックでしびれる。夢あふれる。

 

夕暮れの赤い橋4

橋を少し歩いたのだが、中央部分までは行けそうにないし、日没までにもう少し走行して行きたいところもあるので途中で引き返す。すまんが橋を歩いているときの写真はないんだ。

そしてまたちょっと斜めから橋の全容を眺めた。

 

夕暮れの赤い橋5

拡大してみると、やはり橋の中央部分、一番のアイデンティティである可動部分が隠れて見えない。前回は可動部分だけが見えている状態だったので逆だ。

2つの写真を合成すれば完全に見えている長浜大橋が生成できるね、これ。やらんけど。

 

夕暮れの赤い橋6

とりあえず、肱川の夕日が綺麗だった。わずかに揺れる川面も美しい。こんなドライブをときどきできるから、僕はまた何度でも旅立ってしまうのだろうね…。

 

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さて、2025年の記事がこれがラストです。本年もお付き合いいただき、誠にありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。

それでは皆さん、「ンョ゛ハー゛」!!

 

以上、日本7周目を走る旅人YAMAでした。

 

 

住所・スポット情報

ショッパーズ長浜店

 

  • 住所: 愛媛県大洲市長浜甲277
  • 料金: 買い物していないため不明
  • 駐車場: あり
  • 時間: 9:00~19:30

 

 

 

長浜大橋

 

  • 住所: 愛媛県大洲市長浜甲302
  • 料金: 無料
  • 駐車場: あり
  • 時間: 特になし