週末大冒険

週末大冒険

ちょっと出かけてみないか。忘れかけていた、ワクワクを探しに。

No.482【大分県】早朝4時から営業の市場食堂のコスパが神!!「セブンスター」で朝食を!

大分市公設地方卸売市場」っていう、卸売市場がある。

基本的にはプロの方々が買い物に来る市場なので一般人は特別な日以外は入場することはできないのだが、例外があるのだ。それは市場内の食堂を使用するパターン。用途が買い物ではなく、食事であれば一般人も気軽に入場できる。

 

今回ご紹介する食堂「セブンスター」は、市場であるがゆえに午前4時というとんでもない時間にオープンし、そして昼過ぎには閉店してしまう。

 

大分港と「さんふらわあ

好都合だ。

朝の6時台、朝日と共に僕は大分港に降り立った。昨夜に神戸港を出港したフェリーを降りたところなのだ。九州上陸最初のイベントは、その市場食堂での朝食としよう。

港と市場の直線距離は2kmもないので、アプローチは非常に容易だ。

 

朝日の中を駆ける

気持ちのいい朝だ。こんな清々しい朝日の中で食べる朝食はさぞかしうまかろう。

待ってろ、セブンスター!

 

 

市場の中の食堂を探せ

 

…ってことで、下船からわずか数分で大分市公設地方卸売市場のゲート前に到着した。

 

市場内の食堂へ1

ゲートには守衛さんが立っていて、入る人たちをチェックしている。そこに車を乗りつけて、「市場内の食堂で食べに来たのですが、入っていいですか?」と聞いた。こういうのって、内心ほんの少しだけドキドキするよね。

だが何の問題もなくOKをもらい、そのまま入場できた。

 

市場内の食堂へ2

ゲートのすぐ先に広大な駐車場がある。そこに車を停めることとなる。

駐車場の向こうの大きな建物は、大分水産と書かれていた。あそこでは水産物を多く取り扱っているのだね。大きく分けて水産物と青果物のゾーンがるようだぞ。

 

市場内の食堂へ3

『市場はみんなの台所 整理整頓清潔に!』ってデカデカと掲げられている。なんだかこっちまで気が引き締まる思いだ。ここから大分のいろんなところに食材が流通する。その中枢の1つ。そんなスポットで朝ごはんを食べられるのだ。心して食うぞ。

 

市場内の食堂へ4

駐車場に愛車を停めた。ここから食堂まではすぐの距離…のハズなので、歩いていく。

…ってゆーか、食堂はどっちだ?ゲートのすぐ脇にいくつか食堂情報が掲示されたので、そっちなんだとは思うが。

 

市場内の食堂へ5

何時から稼働しているのかは知らないが、市場はもう働いている人がたくさんいる。

これから向かうセブンスターが4時営業開始とということは、4時にはもうここで働いている人がいるのだろう。セブンスターの従業員の人も当然4時より前にはお店の準備をしているのだろう。朝の弱い僕には信じられない世界だ。

 

市場内の食堂へ6

朝日に照らされてオレンジ色に染まるこの建物内に、セブンスターがある。

あ、ところでね、今回はセブンスターにのみフォーカスするが、食事処はそれ以外にもある。中華料理屋もあるしカレー屋さんもお寿司屋さんもある。大体5・6店舗くらいはあるみたいだ。営業時間はまちまちだから、気になるなら調べてから行ってみてね。

 

市場内の食堂へ7

市場の建物内のブースにはアパートの部屋のように番号が割り当てられており、そのうちのいくつかはこうやって外壁に案内看板が出ている。

目指すセブンスターも向かって右側に掲示されている。半分消えかけているけど。

 

市場内の食堂へ8

早速内部に入ってみた。ぶっちゃけ結構暗くって、独特の雰囲気あるなぁって思った。

市場って半分倉庫みたいな機能も備えているもんね。上の写真では暖簾を掲げた中華料理屋さんもチラッと見えているね。

 

市場内の食堂へ9

ちょっと迷った。入っていいのか悪いのか…。少なくとも作業している人のジャマはしちゃいけない、緊張感のある空間だ。

…で、見つけたぞセブンスター。

 

市場内の食堂へ10

なかなかに気合が入った店構えだ…!!

 

 

セブンスターで朝食を

激渋な外観・内観

 

では、セブンスターを外観からまじまじと見てみようぜ。

 

外観1

最上部に看板がある。なんか「7」の文字が特徴的などこかのコンビニのロゴを髣髴とさせるロゴだな。もともとなのか、市場の激戦の中でじょじょにそうなったのか、看板がまだらな茶色になっている。

 

店頭には400円弁当が売られており、招き猫とキティちゃんのダブル猫がこちらを歓迎してくれている。豪華なメンツだね。

 

外観2

ドアにはうな丼が1300円と書かれている。お得だね。

で、営業中の札が下がっているものの店内の様子は全くわからない、初見ではちょいとドキドキしてしまう店構え。しかし僕の訪問時はちょうど店主のおじいちゃんがドアの前で作業しており、こちらに気付いて「おっ、入るのかい?」みたいな顔をしたので、すんなりと入店できた。

 

内観1

わぁ、バッキバキに渋い店内だ。ワクワクがノンストップ。4人掛けのテーブル席3つと、カウンター席7つで構成されている。僕は同行者がいるのでテーブル席を案内された。

 

入店時にはちょうど誰もいなかったが、その直後に賑やかになったよ。一見さんと思わしき旅行者もいたし、近所の人がいつものルーチンで来ているであろう図も見ることができた。

 

内観2

カウンター右端にはコーヒーメーカーがあり、『コーヒーはセルフです。ご自由にどうぞ。』と書かれている。

どのメニューをオーダーすればコーヒーを飲めるのかは不明だが、後述するモーニングメニューをオーダーしたら、おじいちゃんがコーヒーを用意してくれた。セルフのはずなのに、おじいちゃん自ら持って来てくれて恐縮した。

 

メニュー

メニューを眺める。すごいすごい、1000円以上のものが見つからないぞ。

そんな中で朝専用のものは朝定食とモーニングセットだ。4:00~11:00まで。朝の概念が7時間もあるのも、このお店が早朝から営業しているがゆえだね。

 

朝定食は和食風でご飯やみそ汁であるのに対し、モーニングセットは洋風でトーストとコーヒーが付く。あぁ…、朝定食はコーヒーないのか…。

朝にはコーヒーを飲みたい僕は朝定食に対し少しだけ寂しい気持ちになったが、朝定食をオーダーした。小鉢・刺身など充実しており、それがどんなものか興味あったからだ。

 

惣菜登場

すぐにおじいちゃんが、「どうぞ」惣菜の入ったタッパーを2つ持ってきた。1つは昆布系、もう1つは味噌系の、ご飯を食べるスピードがジェット機並みになるヤツだな。なんか田舎の親戚の家に来たかのようなスタイルにほっこりする。

取り皿などはなかったので、その直後に出てきたご飯の上に適量を乗せておこう。これは次のお客さんにも振舞われるものなので、その際に持っていかれるから。

 

 

朝定食のインパク

 

その後、音速で定食のメニューが次々と出てくるぞ。「えっ、まだ出てくるの?」ってくらいたくさん出てくるぞ。

 

朝定食1

すごいすごい。テーブルの上が渋滞している。大盛ご飯、味噌汁に生玉子。辛子高菜・刺身・天ぷらや煮物の小鉢。僕の価値観では、これを"ごちそう"と呼ぶ。

これで700円はかなりお得だね。しかもご飯はお替りできるらしい。僕はこれだけあれば満腹なのでお替りはしなかったけども。

朝定食2

朝からこの値段でお刺身を食べられるっていうのも、市場内の食堂だからこそなのだろうか?うまい。

小鉢の天ぷら類はふんにゃりしていたが、サクッとした天ぷらとは別の食べ物という認識なのでこれはこれでうまい。お弁当に入っているふにゃふにゃ天ぷらとか、結構好き。

 

朝定食3

タッパー惣菜によるご飯ブースター効果もエグい。大盛ぎみのご飯とは言え、これだけおかずが充実しているとペース配分をキチンとしないと、ご飯の量が足りなくなるぞ。まぁ足りなくなっても胃のキャパが無いからお替りできないんだけど。

 

朝定食4

最後は玉子かけご飯で一気に流し込む。ちょっと汚い写真でゴメン。でもご飯はちゃんと一粒残らず食べているんだからね。満腹だ。

 

おじいちゃんが「今コーヒー用意しますねー」と言い、持って来てくれた。前述の通り朝定食のメニューにはコーヒーが含まれていなかったはずだが、書ききれなかっただけで実は含まれていたのだろうか。

 

朝定食5

コーヒーは単品では400円なのだ。単純計算するとたった300円でこれらの定食を食べたことになってしまう。利益出ているのかな…?

おじいちゃんは「旅行?どこから来たの?どこまで行くの?」みたいに気さくに話しかけてきてくれた。

遥か東の国から来ており、関西からフェリーに乗って先ほど大分に上陸したばかりであり、今日中に宮崎市までは走ると答えたら、目を丸くしていた。

 

朝定食6

いや、本当は鹿児島県まで走る予定であり、観光しながらであってもそれは僕にとっては容易なのだが、素直にそれを言うとマジ空気が凍り付いてしまうケースがある。過去何度か経験済みだ。

なので宮崎市と表現した。明確なスケジュールは無い。「最低でも宮崎市までは行きたい。状況次第では鹿児島県まで行く。たぶん行けるけど。」の略ので嘘ではないし。

 

バナナ

おじいちゃんがテーブルの上にバナナをひと房ドンッと置き、「これを持っていきな」と言ってくれた。5本入っていた。なんて粋なおじいちゃんだ。

 

ちなみに僕はバナナは苦手なのだが、同行者は好きなので、持参したークーラーボックスに収納した上で、このあと行く先々で嬉しそうに食べることとなる。バナナと一緒にこのあと九州一周したのだよ、僕らは。

 

ごちそうさま

旅の最初に、いいスポットでいい人とで会えたな。幸先のいいスタートだ。旅の始まりが良いと、その旅は大体いいものになるもんだ。

 

照らされる世界

では、これから最初の観光に繰り出しますかー。

そうだな、最初はジブリキャラがあふれる屋外スポットでも行ってみるかね?

 

以上、日本7周目を走る旅人YAMAでした。

 

 

住所・スポット情報

 

  • 名称: セブンスター
  • 住所: 大分県大分市豊海3-2-1
  • 料金: 朝定食¥700他
  • 駐車場: あり
  • 時間: 4:00~14:00(日曜・水曜定休)